[コソ鍋・佰参拾玖]念願かなってついに自宅でムーガタ。美味しいタイの焼肉鍋をつつく
2015年も9月に入り、いよいよ実りの秋・食欲の秋。
気候もだんだんと過ごしやすくなり、仲間内でのバーベキューなどが楽しい季節ですね。
鍋、つつこ。でも、これまで「焼きのないバーベキュー、鍋Q」と銘打って、いろいろな鍋でバーベキューを開催してきました。
ちなみに直近の鍋Qはタイの東北イーサーン地方がルーツのタイ鍋チムチュム。
これはこれで楽しかったのですが、私としてはもうひとつみんなに試してもらいたい鍋があって。
それがタイ風焼肉のムーガタ。
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ジンギスカン鍋に似た鍋を使って焼肉と鍋を一緒に楽しめるという一風変わった鍋料理(焼肉?)があるのですが、実はこの鍋がなかなか日本で見つからず。
たまたま最近バンコクに出張する機会があったので、本場のムーガタ鍋を購入し、自宅でさっそくつついてみましたので、その様子をお伝えします。
バンコク巨大ショッピングセンターのMBKでムーガタの鍋ゲット
バンコクの中心部にはとても大規模なショッピングセンターがこれでもかと存在しています。
そのなかでも、スカイトレインのナショナルスタジアム駅にほど近いMBK(マーブンクローン)は、ここで買えないものは無いんじゃないか? と思わずにはいられないほどの巨大ショッピングモールです。
1985年開業。地上8階建て幅は約330m。89000m2の売り場面積を持ち、携帯電話や電気製品、家具などを中心として約2500の店が入居している。開業当時はアジア最大のショッピングモールであった。
幅が330mって相当な長さですね。素人が全力疾走で走ったとして40秒から50秒? とかでしょうか? よくニュースで例えに出る東京ドームの広さ換算だと約2倍。なんにしても相当な広さのショッピングモールです。
そんなだだっ広い店内を歩いて30分ほど。ようやくお目当ての鍋を発見!
銀色のアルミ製の鍋は、実はこの日ここに来る前にバンコク在住の友人から入手していたので、金色の鍋を購入しました。
ちなみに、過去にカオサンでつついたプラヌンマナオに使う魚型の鍋も見つけたので、ついでに買ってしまいました。
ムーガタをつつくよ
さて、ところ変わって帰国後の日本。この日はあまり天気が良くなかったのですが、どうしても買ってきたムーガタ用の鍋を使いたかったため、自宅の庭でムーガタをつつくことにします。
ムーガタといえば、その広い縁にスープを溜めて野菜などを煮て食べるのが特徴です。お水でもよいのかもしれませんが、ここはやはりちゃんと作ろうということで、チムチュムにつかうのと同じスープを作っておきました。
そのスープをムーガタ鍋の縁に注ぐと…鉄鍋の熱さでグツグツと沸騰するスープ。これぞムーガタ!
一方、具材です。
タイでよく行くムーガタ屋「ファミリームーガタ」はビュッフェスタイル。豊富な野菜やお肉を定額で好きなだけ食べられるという嬉しい内容です。
今回は自宅なので、さすがに具材が限られます。とはいえ、やはりそれっぽい具材は揃えたいものです。
ちなみに以下でもご紹介しているとおり、実は自宅で空心菜を栽培していて。
もはや雑草のように生えている空心菜スペースから適当に引っこ抜いて、野菜のメインに据えます。
お肉はムーガタというくらいなので、豚肉で。(ムー=豚、ガタ=鍋という意味です)
鍋も良い具合に熱してきたので、さあ、ムーガタをつつくよ!
基本的にはジンギスカンと同じような感じで、ドーム状のエリアで肉を焼き、周りに野菜を広げます。根本的に違うのは、縁にはスープが溜まっている、ということですね。
お肉が焼けるにしたがって、放射状に伸びた溝をつたって周りのスープエリアに肉汁が落ちていきます。
これによってスープの味が変わり、野菜がより美味しくなる。これがムーガタの最大の魅力です。
具材の豊富さや、現地の雰囲気など、やはりタイで食べるムーガタにはやはりかないませんが、それでもけしてすてたものではなく。
タイの雰囲気を味わいながら、ムーガタを楽しくつつくことができました。
まずは自宅で試験的につついたムーガタですが、次はこれでまた鍋Qやりたいな!
次の鍋Qは、このムーガタで、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | ムーガタ |
店名: | 自宅 |
URL: | なし |