[コソ鍋・佰玖拾壱]神奈川・横須賀・相模湾で獲れた食材から閃いた~鍋、つつこ。オリジナル:ホンビノスのクラムチャウダー鍋


ゴールデンウイークに猿島へ

あっという間に2016年のゴールデンウイークも終わりです。皆さんはどのように過ごしましたか? 僕は近場でアウトドアを満喫してきました。

その中の1つに訪れたのがこちら、神奈川県横須賀にある猿島です。

ゴールデンウイークの猿島は訪問客がたくさん。でも自然たっぷり島も広くてのんびりできます。

ゴールデンウイークの猿島は訪問客がたくさん。でも自然たっぷり島も広くてのんびりできます。

東京湾唯一の自然島、横須賀三笠桟橋から定期船乗って上陸できます。詳しくは僕のブログもご覧ください。

港横にある市場でテンションアップ

さて、帰りに立ち寄った横須賀の市場「よこすかポートマーケット」。ここで出会った食材たちから閃き、オリジナル鍋をつくってみました。今回はその模様をお届けします。

まずはよこすかポートマーケットの様子をご覧ください。

三笠桟橋近くにあるよこすかポートマーケット。

三笠桟橋近くにあるよこすかポートマーケット。

市場の中。市場はいつ行ってもテンションが上がりますね!

市場へ潜入。テンション上がる!

市場へ潜入。テンション上がる!

港近くということでさまざまな新鮮な魚介が。魅力的!

焼いたら美味そうなホタテ。

青森から送られてきたホタテ。デカい。

青森から送られてきたホタテ。デカい。

こちらもBBQにぴったりなブラックタイガー。

フィリピン産ブラックタイガー。

フィリピン産ブラックタイガー。

日本・世界各地からの魚介、さらに加工した魚もいっぱい。とくに魚の切り身がお買い得でした。

魚の切り身。お買い得品ばかり。

魚の切り身。お買い得品ばかり。

そしてそして。港併設ならではの品々。朝獲れの鮮魚たち。江戸時代、城主へ献上したと言われるマコガレイまで。

東京湾の朝獲れ鮮魚も。

東京湾の朝獲れ鮮魚も。

こちらは千葉県産のハマグリ。デカい。

千葉県産ハマグリ。

千葉県産ハマグリ。

海の幸だけではありません。山の幸、たくさんの農作物も売られています。

こちらは地のモノ、横須賀長沢産のタマネギ。

横須賀長沢産のタマネギ。葉までしっかり付いてます。

横須賀長沢産のタマネギ。葉までしっかり付いてます。

神奈川産のホウレンソウ。

神奈川県産のホウレンソウ。

神奈川県産のホウレンソウ。

インスピレーションを受けた「ホンビノス」

そして、この日、僕がビビッと受けたのがこちら。

ホンビノス。正式名称本美之主貝(ホンビノスガイ)。

ホンビノス。正式名称本美之主貝(ホンビノスガイ)。

大アサリとも呼ばれ、どんな調理法でも美味しく食べられる「本美之主貝」。通称ホンビノスです。

別名大アサリと呼ばれています。東京湾、とくに千葉寄りの海で獲れるそう。

別名大アサリと呼ばれています。東京湾、とくに千葉寄りの海で獲れるそう。

これを主役に、オリジナル鍋を考えたわけです。

海の幸・山の幸で閃いた鍋

写真のとおり、ホンビノスは二枚貝。鍋で食べるならそのまま煮ても出汁が出て、味もしっかりとしていて美味しそう。

ただ!それに加えて僕が気になったのが、前述の「タマネギ」と「ホウレンソウ」。しかもすべて神奈川県産。僕の地元横浜がある県です。

これらを使って鍋にするとなると……そこで思い浮かべたのが洋風のアレ。

クラムチャウダー

鍋ではないじゃんというツッコミがありそうですが、クラムチャウダー風のクリームスープを出汁にして、ホンビノス、タマネギ、ホウレンソウを煮込んでみることにしました。

こちらが今回の鍋一式。

今回の鍋の食材一式。

今回の鍋の食材一式。

改めてご紹介。まずはタマネギ。香りがすごいんです。

タマネギ。写真では伝わらないですが、香りがすごかった!

タマネギ。写真では伝わらないですが、香りがすごかった!

ホウレンソウ。緑が鮮やか。

色鮮やかなホウレンソウ。

色鮮やかなホウレンソウ。

主役のホンビノス。

主役のホンビノス。

主役のホンビノス。

そして。クラムチャウダーなのでベーコン入れたいな、ということでよこすかポートマーケットで売っていたサガミハムのベーコン。こちらも神奈川県産。

クラムチャウダーにはベーコンも。もちろん神奈川、サガミハムのもの。

クラムチャウダーにはベーコンも。もちろん神奈川、サガミハムのもの。

神奈川県産オリジナルクラムチャウダー鍋レシピ

さっそく鍋つくり。

まずはベースとなるクリームスープから。いわゆるクリームソースと同じく、タマネギを炒めてから味を出します。

タマネギを半個分粗みじん切りにして、グレープシードオイルを使って飴色に炒めます。

グレープシードオイルを使ってタマネギを炒めます。

グレープシードオイルを使ってタマネギを炒めます。

こんな感じです。

飴色になるまで炒めて。

飴色になるまで炒めて。

そして、ベーコンも少しサイコロ切り、さらにタマネギの青葉も切って出汁に使いました。ささっと炒めて。

タマネギに続いて、タマネギの青葉、ベーコン、そしてバターを入れてさらに炒めます。

タマネギに続いて、タマネギの青葉、ベーコン、そしてバターを入れてさらに炒めます。

少し焦げ目が付いたら、牛乳、そして小麦粉を少々、コショウで味付けしてベースの完成。

牛乳を入れてコショウで味付けしたら火にかけます。

牛乳を入れてコショウで味付けしたら火にかけます。

しばらく煮込んでとろみが出たら出汁スープの完成。

しばらく煮込んで出汁スープの完成。

しばらく煮込んで出汁スープの完成。

鍋の食材。ほど良いサイズに切って準備しておきます。

あらかじめ準備した鍋の具材。

あらかじめ準備した鍋の具材。

このようにスープに投入。

できあがった出汁スープに、それぞれの具材を入れて。

できあがった出汁スープに、それぞれの具材を入れて。

白い出汁スープに、各食材の色が映えますね。新鮮な見た目!

白い中に、各具材の形・色が映えます。新鮮な見た目の鍋。

白い中に、各具材の形・色が映えます。新鮮な見た目の鍋。

蓋をして煮込みます。

蓋をして煮込む。

蓋をして煮込む。

約10分ほど煮込むとすべてのホンビノスがオープン!

ホンビノスが開いたときが食べ頃!

ホンビノスが開いたときが食べ頃!

完成した鍋です。あとは取り分けていただきます!

取り分けて。

取り分けて。

その前に粗挽き胡椒で味付けをして。

最後に粗挽きコショウをかけていただきます!

最後に粗挽きコショウをかけていただきます!


いわゆるクラムチャウダーよりも水分多めでサラサラとしていて、それでいて煮込み時間が多いので味が濃厚。新たな鍋の世界を発見しました(自画自賛w)。

〆も洋風に、今回はパスタをチョイス

食材を堪能したら最後は〆。

具が終わったら〆に。

具が終わったら〆に。

鍋の〆には、米、麺、うどんなどなどありますが、洋風と言うことで選んだのがパスタ。クリームソースに合うフェットチーネを選んでみました。

今回はパスタ。フェットチーネで〆てみました。

今回はパスタ。フェットチーネで〆てみました。

乾麺でしたがそのまま煮込んでみることに。

乾麺でしたがそのまま煮込んでみることに。

乾麺でしたがそのまま煮込んでみることに。

9分のところ15分ほど。煮込みパスタ風に。

余っていたホウレンソウやベーコン、貝殻から外したホンビノスを入れてもう一煮立ち。

余っていたホウレンソウやベーコン、貝殻から外したホンビノスを入れてもう一煮立ち。

最後に余ったホウレンソウ、ベーコン、そして、貝殻か外したホンビノスを入れて一煮立ちさせて完成!

出汁がしっかり出たクリームパスタの完成。

出汁がしっかり出たクリームパスタの完成。

できあがり。これ、〆っていうか完全にメインのホンビノス・ベーコン・ホウレンソウのクリームパスタ。めっちゃ美味かった!

以上、「鍋、つつこ。オリジナル:ホンビノスのクラムチャウダー鍋」のご紹介でした。鍋というと、できあがりのイメージから食材や出汁を選ぶことが多いですが、今回のように食材から新しい鍋を考えるのもの楽しいですね。しかも休みの日なので、時間をかけてじっくり鍋づくりを楽しめました。

オリジナル鍋づくり、鍋、つつこ。の活動として、これからも積極的に取り組んでみたいです。

もっともっと新しい味を探して、鍋、つつこ。

(文責・馮)

今回つついた鍋

種類: クラムチャウダー鍋
店名: 自宅(東京)
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