[コソ鍋・佰参拾参]地産地消ならぬ自産自消。自分で育てた野菜でタイ鍋チムチュムを作る


うだるような暑さが続きますね。ちょっと油断すると脱水気味になっているなど、体調には気を付けたいところ。そして、暑いからといって冷たいものばかり食べていたり、さっぱりするからとうどん・そば類ばかり食べていると(これはこれで美味しいのですが)、栄養バランスが崩れて夏バテにつながることも。

そう。こういう時こそ、あえての鍋。

ここ数年「夏鍋」が流行っているようで、過去にメンバー馮がつついたように、夏ならではの鍋を出してくれるところも増えています。

一方で先日の馮の記事にもあったように、暑い日には熱いものをと、まるで苦行のように鍋をつつく光景もあり(実際はクーラー効いてるでしょうけども)。

いずれにしても多様な具材を一度に摂取できる鍋は、栄養バランスを整えるのに最適。最近食事の内容が偏ってきたかな? と思ったら、あえての鍋を選択するのもよいかもしれません。

暑い国の熱い鍋。チムチュム

さてさて、そんななかで今回つついたのは、毎度おなじみのチムチュム。

直近では鍋、つつこ。メンバーと、メンバーゆかりの友人を招待しての鍋Qチムチュムなんて催しもあったように、鍋、つつこ。にはおなじみのタイ鍋です。

レモングラスやコブミカンの葉、タイ生姜など、さまざまなタイハーブをベースにしたスープは疲労回復によいとされ、まさに体力が低下した夏にはぴったりの鍋です。

このチムチュムにハマった私は、自宅でもちょいちょい作ってつついているのですが、実は悩みのタネは食材が手に入りにくいこと。いつもは東新宿のアジアスーパーストアさんで購入しているのですが、埼玉に住んでいる私としてはちょっと遠い。

アジアスーパーストアさんの様子はこちらで詳しくお伝えしています:[鍋、ぶらり。]第漆幕:タイ食材を買って自宅でタイ鍋チムチュムづくり

そんな理由もあり、自宅で作れるものは自宅で作ってみよう! と、チムチュムの材料のうち、比較的手に入りやすかった空心菜とパクチーのタネをネットで買い、庭の畑とプランターを使って育ててみました。

地産地消ならぬ、自産自消で

食料自給率の向上や農業の六次産業化を狙って推進されている地産地消の活動は、近年の道の駅ブームもあって一般的になってきています(地産地消の取り組みについては農林水産省からPDFのレポートがでています)が、対してこの自産自消はそんな大層なものではなく、平たくいえば「家庭菜園」です(笑)。とはいってもやはり自分で最初から育てた野菜は、思い入れもあるせいか、やはり美味しく感じます。

私は食材のルーツ(産地や生産過程など)にはあまり関心を持たないほうではありますが、とはいえ先ほど紹介したレポートで「消費者が地産地消の取組の利点として意識していること」の上位にあるとおり、新鮮・安心(自分の目が届くという観点で)な食材が手に入るという点は家庭菜園の大きな利点といえそうです。

と、堅苦しいことは置いておいて、チムチュムです(笑)。

もうおなじみの鍋をセット

もうおなじみの鍋をセット

具材、、、が、メインの空心菜が不在

具材、、、が、メインの空心菜が不在

庭の畑で育てた空心菜。傍目には雑草に見える(笑)

庭の畑で育てた空心菜。傍目には雑草に見える(笑)

これだけあれば十分かな

これだけあれば十分かな

根をちぎると茎の穴が。市販のやつより細いけど、まぎれもなく空心菜

根をちぎると茎の穴が。市販のやつより細いけど、まぎれもなく空心菜

虫喰いはご愛敬

虫喰いはご愛敬

空心菜が加わって具材の準備完了

空心菜が加わって具材の準備完了

豚肉もスタンバイ

豚肉もスタンバイ

こちらはパクチー。市販のやつよりは背が低いけど

こちらはパクチー。市販のやつよりは背が低いけど

採れたパクチーを使ったつけダレ

採れたパクチーを使ったつけダレ

自分で育てた空心菜をいただく

自分で育てた空心菜をいただく

美味しくいただきました!

美味しくいただきました!

 

ついでにトウモロコシを焼きトウモロコシに。いやあ、夏って感じ!

焼きトウモロコシ。庭が一気に屋台のにおいに

焼きトウモロコシ。庭が一気に屋台のにおいに

 

 

そんなこんなで、初めて自分で育てた空心菜とパクチーは、美味しく自分の胃におさまりました。マンガの銀の匙みたいに、そのうち豚を育てて食べるようになったりして(笑)

 

自分で育てた食材で、鍋、つつこ。

(文責・大崎)

今回つついた鍋

種類: チムチュム
店名: 自宅
URL: なし


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