[コソ鍋・伍拾参]冷やし中華?冷麺?いいえ、氷鍋です
馮です。こんにちは。
ようやく関東地方も梅雨が明け、暦の上では大暑を過ぎて夏本番です!
ほんと朝から暑いですよね。マジ暑い。
僕たち「鍋、つつこ。」は、どんなに暑くても鍋をつつくわけですが、やっぱり暑いときに熱いものにはちょっとひるみます。なので、冷たい鍋はなかろうかと日々調査しながら積極的にアプローチしている最中です。
今回は、そんな冷たい鍋調査の最新報告です。
これまでの冷たい鍋
まずはこれまでの冷たい鍋の調査について(といってもまだ1種類だけですが :-p)。
最初の冷たい鍋はこちらになります。
[コソ鍋・四拾弐]鍋の概念が変わった冷たい氷鍋、はたしてアリか?ナシか?
記事にも書いたとおり、正直、僕が目指していた冷たい鍋とはちょっと違っていて。
そして、リベンジ!と意気込んで乗り込んだこちらでは、まさかの凡ミスで冷たい鍋にありつけず。
[コソ鍋・伍拾]やっぱりネット頼みは危険?!氷鍋でヒンヤリするはずが、赤から鍋でまさかの5辛!
そして今回、ようやく2種類目の冷たい鍋にたどり着きました。前回と同じく赤からさんの氷鍋です。今回お邪魔したのは、自宅の近く、蒲田にある赤から 蒲田駅西口店さんです。
※ちなみに今回は、先日の失敗をふまえてあらかじめ電話でチェック済み。ぬかりなし。
ついにご対面!氷鍋
席に着くと、目の前に!やっと出会えた氷鍋。
ドリンクとともに氷鍋をオーダーしました。10分ほどして念願の氷鍋の登場です。
あらかじめ具材はセットされていて、このように席で出汁スープを注いで完成です。
灼熱の夏を彷彿とさせる赤に、さまざまな具材が。綺麗な色合いですね~
上からはこんな感じ。ぱっと見、キムチ鍋的な雰囲気もあるかな。
ということで、ついに食しました。一杯目はこんな感じで。
二杯目は他の具もよそって。
味はシンプルな辛みとそれぞれの具材の味、そして氷の食感がさっぱり感を増してくれて、“普通に”に美味しい味でした。
はたして冷たい鍋は成立するのかどうか
とはいうものの……。つついて、よそって、食べるにつれ、頭の中にいろいろな思いが。
まずは今回の氷鍋をもう少し詳しく見てみましょう。
まずはこれ。名前のとおりたくさんの氷が入ってます。
さらにさらに!この鍋、はじめっから中華麺が入っているんですよ。
ここで疑問。
その1:これはすでに調理した具に辛い出汁スープをかけただけでは?
その2:最初から〆の麺が入っていて、鍋としてアリなのかナシなのか。
まあ、端的に言うと、別のお皿で出てきたら、(唐辛子風味の)冷やし中華でも成立するし、冷麺と言われても全然違和感ないです。なので「え?これって鍋じゃないの?」という疑問が出てくるわけです。
でもね。いいんです!既成概念にとらわれない、自分たちの目で、鼻で、舌で、とにかく五感で体感する。それが「鍋、つつこ。」のポリシーです(今決めた)。これが鍋というのであれば、その意見もまずはきちんと聞く姿勢が大事だと思っています。
…………でもね。
やっぱりなんか違うんだよね~
味としてはアリだし、さっぱりしていて暑い日に食が進むのもとてもとても良いと思ってます。ただ、これを鍋と言うには、何かが足りない……というよりも、いろいろ混ざりすぎな感があり。
前回の[コソ鍋・四拾弐]鍋の概念が変わった冷たい氷鍋、はたしてアリか?ナシか?でつついた彩りきのこの豚しゃぶ氷鍋と比較すると、とてもシンプルな味。前回の氷鍋がバンドが奏でる音だとすると、今回の氷鍋は、ソロのアカペラ、しかもわかりやすい名曲といった味わい。自分で書いていてよくわからないたとえではありますが、味の重なり具合はまったく別物。
どちらも鍋に具材と出汁が用意され、ぱっと見は鍋。ただ、実際に食したときに感じた、おいしさとは別のベクトルの違和感。おそらく、自分では既成概念にとらわれないとか言いながらも、感覚的に既成概念がすり込まれちゃってる感覚なんだろうなー。あと、どちらの鍋にも共通した感想は「これ、煮込んで温めたほうが美味くない?」という気持ち。たぶんこれが一番気になっているところなんだろうな~。「これは冷たくないとね!」と思わせる鍋に出会いたい。
ちなみに今回の赤から氷鍋はあとから温めることはできませんでした(あたりまえちゃあたりまえなんですけどw)。
やっぱり鍋は奥深い。
ちなみに。このプレートは店内に飾られていたもの。これ、ナイス。鍋、つつこ。のロゴでつくってみたいです 🙂
あ、念のためフォローしておくと(笑)、この鍋、味はすごく美味しいです。この鍋と赤から名物鶏の3種盛りや手羽唐揚げがあればビールがグビグビ呑めます。夏の日にピッタリ(オトナの配慮)。
既成概念を壊すことも大事
さてさて。
今回で2回目の冷たい鍋、正直まだまだ満足できてないです。でも、まだたったの2回。いつの日か、探し求めている本当の冷たい鍋(謎)に出会えるはず! とにかく感覚値としての既成概念を壊すべく、もっともっと冷たい鍋をつつかねば(どなたか情報をお持ちでしたらご一報ください)。
エルサが吹く息のように冷たい鍋を探して、ありのままに、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | 氷鍋 |
店名: | 赤から 蒲田駅西口店 |
URL: | http://r.gnavi.co.jp/g053421/ |
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