[コソ鍋・弐佰陸拾四]某番組で高評価の鍋つゆを巴鍋でつつく。


みなさん、鍋、つついていますか?

ここ数日のテレビ番組では、鍋を題材にしたニュースや特集を見かけることが多くなって来ました。街なかをあるいていても、鍋メニューを全面に出した飲食店の看板も多く、やはり「日本の冬の料理=鍋」という図式は根強いものがあるなあと思います。

さて、今回はそんな鍋を簡単に色々楽しめる、鍋用調味料を使った家鍋の様子です。

ここ数年で一気に増えた鍋用調味料

最近でこそ、スーパーやコンビニで多くの鍋用調味料が陳列される風景はあたりまえになっていますが、数年前まではまだ珍しい存在だったように思います。

因みに鍋、つつこ。の記事で初めて登場したのは今から5年前の2014年の5月。

へー、こういう便利なものがあったんだ、という感想を持ったのを覚えていますが、実際、鍋キューブを販売をしている味の素さんのリリースは、2012年の夏。2012年末から2013年の鍋シーズンを狙ったタイミングで新発売されましたが、いまほど多くは陳列されていなかったように思います(あくまで印象ですが)。

〜小さなはつめい「鍋キューブ」で、お鍋のぜんぶがうまくいく!〜
味の素KK「鍋キューブ」新発売!
2012年8月20日(月)より全国で発売開始

https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2012_07_10_1.html

が、「鍋木ゆぶ子さん」のコンテンツや各媒体での露出、さらなるラインナップの投入などを経て、徐々に徐々に売り場面積を増やしていき、各社もしのぎをけずる中で、独身者だけでなく、家族をもつ家庭にも受け入れられて行きました。

ちなみに、プチッと鍋も利用させてもらっています。こちらは焼肉のタレで有名なエバラ食品工業さんの商品ですね。

コンソメや味の素など顆粒調味料の味の素さんは、固形の「鍋キューブ」。液状の調味料の扱いが多いエバラさん、このあと紹介するミツカンさんは、それぞれ「プチッと鍋」「鍋つゆ」と、なんとなくカラーがわかれるのは面白いところです。

なお、以下の考察記事もあるので、よければぜひ。

人気の鍋つゆを巴鍋で試してみた

さて今回試してみたのは、ミツカンさんの「鍋つゆ」シリーズから、「焼あごだし鍋つゆ」と「ごま豆乳鍋つゆ」の2種類。

実は、12月にTBSの「ジョブチューン」で、「ミツカン鍋つゆジャッジ」が行われ、その中で特に高評価だったために試してみたくなった、という経緯。

ジョブチューン特別編★今夜7時『中央道ジャッジ』&『ミツカン鍋つゆジャッジ』[字]

【ミツカン鍋つゆジャッジ】▼ジャッジ企画に大手食品メーカー、ミツカンが参戦!この季節多くの人が買い求める「鍋つゆ」を超一流和食料理人がジャッジ!日本一売れているミツカンの鍋つゆ、売り上げトップ10で勝負!

https://www.tbs.co.jp/tv/20191207_4F85.html

この番組内で、売り上げ第4位の「 焼あごだし鍋つゆ 」と第1位の 「ごま豆乳鍋つゆ」 を含めた5商品が「全員合格」の高評価。特に興味をもったこの2つを、巴鍋で試してみました。

今回試したのは売り上げ1位の「ごま豆乳鍋つゆ」と「焼あごだし鍋つゆ」

そして、偶然にも鍋 Advent Calendar 2019、15日目担当&ナベント皆勤賞のMaki Kawanoさんの投稿にも焼きあごだし鍋つゆを使った鍋の投稿が!

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今日の夕ご飯。焼きあごだし鍋。毎年恒例、「鍋、つつこ」のアドベントカレンダーの投稿。 市販の鍋の素を使うことは少ないのだけれども、あごだしに惹かれて購入。〆の雑炊までしっかり旨味が強くて、美味しかった。市販品のちょっとジャンクな旨味の強さも、たまには恋しくなるのよね。 #nabe22co #今日の夕ご飯 #今日の晩ごはん #今日のご飯 #よるごはん #ゆうごはん #ばんごはん #おうちごはん #ごはん #料理 #簡単料理 #時短料理 #手料理 #献立 #おいしい #ごちそうさまでした #鍋 #あごだし #cooking #cookingram #cookingday #cookingtime #delicious #dinner #foodie #food #gohan

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2つの味を楽しみたいときに便利な巴鍋

ところで、鍋料理っていろんな味付けがありますが、鍋料理の作られ方の仕組み上、なかなか複数を一度に楽しむことってできないですよね。

なので、こういうときにはウチでは巴鍋を使います。火鍋とかでよく出てくるアレです。

これなら2種類の味を同時に楽しめます。

ちなみに3つに仕切られている鍋もありますが、1つ1つの容積が小さいので、しゃぶしゃぶ用途ならまだしも、煮込む用途には向かないかなと思います。

29センチ径の巴鍋を使いました

ちなみにこれは新潟県燕市の「株式会社和田助製作所」さんの製品です(なんと大正2年の創業とのこと!)。すごくしっかりした作りなのでおすすめです。

商品紹介:ちり鍋2仕切

https://wadasuke.co.jp/product#cooking

スタイルは寄せ鍋で

さて、今回は寄せ鍋スタイルで作っていきます。とはいっても材料を切っていれるだけなので簡単なんですけどね。

まずは材料を並べる
切って盛り付ける。鍋つゆを入れてから盛ると、浮いたり流れたりするので、先に盛るのがコツです。
鍋つゆを入れるものの、具材が多すぎて、全部を利用できず。
火にかけると野菜の水分が出て溢れてきそうになるので、、、
つきっきりで溢れないように調整(おたまで器に避けつつ)しながら調理。避けたやつはあとで足しつゆに使います。
ほぼほぼできあがったところで卓上IHに移動させ、いただきます!

「焼あごだし鍋つゆ」のほうは、タラの切り身と渡り蟹の海鮮で。「濃厚豆乳鍋つゆ」のほうは豚肉メインでいただきました。

渡り蟹はダシ用。ほどよい香ばしさがとても良かったです。煮込む前のストレートの状態より、やっぱり煮込んで色んな具材の味が混ざったあとのほうがいいですね。
豆乳鍋は実は自宅でイチから作ることもあるんですが、わりと分離しがちで難しいんですよね。そういうのもなく、さすがに商品として販売されているだけはあります。ゴマの香ばしさもよいですよ。

食べながら、具材を足しながら。〆はうどんも良し、お米をいれて雑炊にしてもよし。

これからの寒い季節、各社の鍋用調味料は食卓の強い味方になりそうです。

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本記事は令和初の鍋 Advent Calendar(ナベント)2019、16日目の記事です。

Advent Calendar 2019
https://adventar.org/calendars/4237

(文責・大崎)

今回つついた鍋

種類:豆乳鍋、寄せ鍋
店名:自宅(埼玉)
URL: