[コソ鍋・玖]チョコと石焼イタリアン鍋。ぜんぶ雪のせいだ。
ホワイトバレンタイン
コソ鍋特攻隊長の馮です。
今日2月14日はバレンタインデーですね。
269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。
(Wikipediaより)
とのことですが、ここ日本では女性から男性へチョコを渡して愛情や感謝の気持ちを表現する日として認識されています。
ちなみに前回のエントリで取り上げたSCANDALはアルバム『Queens are trumps-切り札はクイーン-』の中で『ビターチョコレート』という、チョコを題材に歌った楽曲を提供しています。切ない歌詞が印象的。
そして、今年のバレンタインデーは日本各地で雪模様。しかも二週連続の雪。ホワイトバレンタインになりました。
かくいう僕は、前日2月13日に会社の後輩女性2名と鍋をつついていたところ、一足早めのチョコを貰いました。わーい。どちらも美味しそう 🙂
皆さんはどんなバレンタインデーをお過ごしでしょうか。
さてさて、今回はそのときにつついた「石焼イタリアン鍋」をご紹介します。
石焼イタリアン鍋
この日は、もともとシーズン限定の牡蠣を食べに行くのを目的に、会社近くの燕STUDIOさんに。
オリジナルの生牡蠣カクテル三種。
- ヨーグルトビネグレットと、柚子の香るシャンパンビネガージュレ
- スダチ酢とヒジキのタプナード、 とびっこのせ
- フルーツトマトとバジルのサルサ、カプリ島風
当初は牡蠣三昧で行く予定がふとこのメニューが目に入り。
「鍋、つつこ。」メンバーとしては見逃すことができずさっそくオーダーしました。赤白二種類ある中、今回は赤、「石焼イタリアン鍋」をオーダー。
トマトベースの出汁スープに、多彩な魚介類、野菜がタップリ。濃厚なんだけどもスッキリとした口当たりのスープとじっくりと煮こまれた具材のハーモニー。超旨かった!魚介類の味わいがスープにしっかり出ていたがグーです。
〆はご飯を入れて、リゾット風の雑炊で。おいしゅうございました。
前回のコソ鍋では「水炊き」という王道の鍋を紹介しましたが、今回は「石焼イタリアン鍋」というかなりユニークな、星野(元阪急・オリックス→阪神)のカーブを彷彿とさせる変化球的な鍋を取り上げました。これって、前にも話した日本の食の多様性が、世界の味を上手に取り込んでいる証でもありますね。
そういえばイタリアには鍋料理があるのかなとちょっと調べてみたのですが、日本的な鍋(鍋という器で具材をたくさん煮込んでつついて取り分けるというもの)はすぐには見つけられず。ただ、たとえば、ミネストローネのような具がたくさん煮込まれたスープや、アクアパッツアのようなブイヨンで魚と野菜を煮込んだスープなど「具材を鍋や器でまとめて出汁(スープ)で煮る」という、近しい料理はいくつかありました。あと、今回食べた石焼イタリアン鍋の〆のようなリゾットも鍋の関連料理とも言えそうです。
このように世界にも大きな器で煮込んで食べるという料理はいろいろあります。ただ、あくまで日本視点から見た比較ではありますが、「一つの器(鍋)で煮込み、そこからつついて・よそって・取り分ける」、これを実現している料理はなかなかないようです。(みんなで一緒に)「つつく」か否か、この点が鍋を考える上での一つの線引になりそう。
ちなみに、勝手なイメージですが、鍋をつつくというシチュエーションを考えると、村のような集合体で生活している地域では、そういった料理があるんじゃないかとも思います。このあたりは「鍋、つつこ。」の研究テーマにしてみたい。
そんなこんなで、石焼イタリアン鍋をつつき、牡蠣を食べ、チョコを貰いステキなバレンタインデーイブを過ごせました。
まさか二週連続で叫ぶことになるとは!!!
さてさて。本日2月14日の話。今、僕は大田区にある自宅でこのエントリを書いています。
本来なら朝一で香川・高松に飛び、今日から始まる「さぬき映画祭2014」に参加するはずでした。
さぬき映画祭2014
http://www.sanukieigasai.com/
ところが。これ↓
!!!!!(拡大)
まさかの欠航。その後の便もすべて欠航となりまして、今日の高松入りは断念。残念。
明日は飛ぶといいなー。
最後に。
ぜんぶ雪のせいだ。
バイキングさんのネタも使わせていただくと。
なんて日だ!!
さ、スッキリしたところで、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | 石焼イタリアン鍋 |
店名: | 燕STUDIO |
URL: | http://tsubame-studio.com/ |