[コソ鍋・佰弐拾漆]真っ赤に燃える夏の太陽に負けない、真っ赤な赤から鍋と〆のトマトリゾット。きっかけは一枚のハガキから


梅雨明けした途端、日本各地で熱暑・猛暑の日が続いています。イエモンの歌ではないですが、太陽が真っ赤に燃えている感じです。例年の7月より暑い気がするのは僕だけでしょうか。

そんな暑さをふっとばすべく、さらに赤くて辛い「赤から鍋」をつついてきました。今回訪れたのは有楽町にある「赤から 銀座店」さんです。

きっかけは一枚のハガキから

赤からさんは過去何度かお邪魔しているのですが、今回訪れたのはとある一枚のハガキがきっかけでした(詳しくは「[鍋考・拾玖]小工夫が憎い!一枚のハガキで鍋をつつきたくなる方法」をご覧ください)。

この0.5歳誕生日記念で送られてきたハガキに書かれていたプレゼントの心遣いに惹かれて7月中に赤からを食べなきゃとなったのです!

バースデイカードとメニュー。

バースデイカードとメニュー。

赤からさんでは今年も氷鍋を振る舞っていましたが、この日は暑さをふっとばすべく、赤から、ふだんは3番(10段階中)の辛さを頼んでいたのですが、倍の6番で。

今年も氷鍋、つつけるそうです!

今年も氷鍋、つつけるそうです!

あ、その前に。入店直後に店員さんにハガキを渡したところ、プレゼントを頂きました。

こちらは赤から鍋スープ。これで家でもできる!

プレゼントその1。 赤から鍋スープ。

プレゼントその1。
赤から鍋スープ。

こちらは名物の鶏セセリ焼。胡椒を付けると風味が変わって二度美味しい。

プレゼントその2。 名物鶏セセリ焼。

プレゼントその2。
名物鶏セセリ焼。

その他にもおつまみを。まずはこれから。やみつき塩キャベツ。ほんとにやみつきになるね!

やみつき塩キャベツ。

やみつき塩キャベツ。

さらに追加でオーダーした大人の玉子焼き。何が大人かというと、唐辛子にベーコン、チーズが入った濃厚&ハイカロリーな一品。うん、大人だね(謎)。

大人の玉子焼き。 銀座店限定メニューかな?

大人の玉子焼き。
銀座店限定メニューかな?

赤からさんの料理は鍋以外も美味しいのでついつい頼み過ぎちゃうのですが、今日は〆までしっかり食べたい!ということでこのあたりで抑えつつ。

6番の辛さ。3年前の坂本の鋭いバッティング並みの切れ味

それではいよいよ主役の登場。赤から鍋です。

赤から鍋、登場。 このデザイン、いいですね~

赤から鍋、登場。
このデザイン、いいですね~

煮込む前の状態。すでに唐辛子の存在感がスゴイ!

赤から鍋6番。 いつもより唐辛子の両が多い?

赤から鍋6番。
いつもより唐辛子の両が多い?

だいぶ煮込まれてきたら蓋をとってさらに少し煮込みます。

煮込まれてきました。

煮込まれてきました。

火が通ったところで、いただきます!おたまですくうところから唐辛子の辛さが目に染みてくるよう(実際、染みた気がしますw)

完成! さっそくとんすいに取り分け。

完成!
さっそくとんすいに取り分け。

すいとんに取り分け、実食。

たくさんの野菜に鶏肉、つくね。

たくさんの野菜に鶏肉、つくね。

いきなりの6番、正直辛いです。これまでも何度か紹介しているとおり、赤から鍋は唐辛子と味噌を合わせた味が基本なので、最初、口に含むと辛さの前に味噌の甘みが広がり、そこに唐辛子の辛さがビシッときます。今年メジャーリーグからNPBに復帰した黒田の内角ストレートのようにズドーンと。

そして、6番の辛さ。これは、同じく巨人の6番坂本勇人の2012年のバッティングを彷彿とさせる、切れ味するどい辛さ。シャープだけど存在感がスゴイ!(坂本、今年も後半戦は切れ味するどいバッティングを観せてくれ~!)

話が逸れましたがw、辛いものが好きな方にはぜひおすすめしたい6番です。

ある程度具材を食べたところで、〆の前に、この辛さで別の具材を楽しみたくなりました。そこで追加投入したのがこちら。

追加。キャベツ、ウズラの卵、ソーセージ。

追加。キャベツ、ウズラの卵、ソーセージ。

キャベツ、ウズラの卵、ソーセージ。これだけ並べるとあまり鍋っぽくないですね 🙂

2回目のグツグツ。

2回目のグツグツ。

そして今日2回目のグツグツ煮込みをして、いただきます。

先ほどとはうってかわって洋風の装い。

先ほどとはうってかわって洋風の装い。

うん、こちらもまた美味い!キャベツの甘味が6番の辛さをさらに挽きたて、ウズラの卵の独特な風味、ソーセージの肉々しい味、どれも良いバランスの味わいとなりました。

そして完食。いよいよ〆に移ります。

完食。

完食。

店内の画が独特。

店内の画が独特。

〆はトマトコラーゲンリゾット。赤い光が食欲をそそる

今日の〆はあらかじめ決めていました。「トマトコラーゲンリゾット」です。

この辛い出汁スープにチーズのコクが合いそうというのに加えて、夏野菜の1つ、今が旬のトマトも楽しみたい!ということで最初に決めていたのです。

さっそく雑炊、もといリゾットセットが登場しました。

!!!!!

〆の材料が登場。 あの赤いのは何だ!?

〆の材料が登場。
あの赤いのは何だ!?

この赤いのは何だ!

トマトコラーゲンとのこと。 リコピンがいっぱい。

トマトコラーゲンとのこと。
リコピンがいっぱい。

店員さんに聞いたところ、これがトマトを混ぜ込んだコラーゲン、トマトコラーゲンとのこと。今回の〆の主役になります。

ご飯を入れ、少し煮込んだらそのまま投入。

〆の雑炊。 ご飯を入れ、少し煮たらトマトコラーゲンも投入。

〆の雑炊。
ご飯を入れ、少し煮たらトマトコラーゲンも投入。

ここで混ぜずに、チーズをふりかけます。

トマトコラーゲンは混ぜずに、チーズをふりかけます。

トマトコラーゲンは混ぜずに、チーズをふりかけます。

最後にイタリアンパセリを散らして……

最後にイタリアンパセリを散らして完成!

最後にイタリアンパセリを散らして完成!

完成!

チーズのとろけ具合がヤバイ! 雑炊っていうか、完全にリゾットです!

チーズのとろけ具合がヤバイ!
雑炊っていうか、完全にリゾットです!

いやー、これはヤバイ。ハマる味。ただのチーズリゾットではなくて、赤から出汁の辛さが程よく絡まって、スーパートマトチーズリゾットという感じ(ボキャブラリーが貧弱ですみませんw)。

赤からの辛味に、チーズのコク、トマトの酸味、パセリの風味が絶妙のハーモニー。

赤からの辛味に、チーズのコク、トマトの酸味、パセリの風味が絶妙のハーモニー。

最後までしっかり美味しくいただきました。

〆まで完食!

〆まで完食!

カプサイシンにリコピンに。赤からトマトリゾットは夏にピッタリ?!

今回つついた赤から鍋、そして、〆のトマトコラーゲンリゾット。成分を調べてみたところ、熱いけど、暑い日にオススメということがわかりました。

カプサイシン

まずは赤から鍋について。鍋の具材は鶏肉に豊富な野菜。これはもう十分栄養価が高いと思うのですが、加えて、鍋のベースとなっている唐辛子。唐辛子には「カプサイシン」と呼ばれる成分が豊富に含まれています。このカプサイシンには、

  • 新陳代謝を活発にする
  • 食欲を増進させる
  • 胃腸の健康増進
  • 生活習慣病予防

といった効能があり、暑い夏の日、食欲が減ったときには食欲を増進させ、冷房で体調管理が難しいときには、新陳代謝を高め体調維持につながる効果があるのです(こちらの内容はサプリメント大学さんのサイト「カプサイシンの効果・効能」を参考にまとめました)。

リコピン

続いて、トマトコラーゲンリゾット。こちらにはたくさんのリコピンが含まれています。

そのリコピンの効能には以下のものがあると言われています(わかさ生活さんのサイトより)

  • 血流を改善する効果
  • 生活習慣病の予防・改善効果
  • 肥満を予防する効果
  • 美肌効果
  • 視機能を改善する効果

こんなに効能があるんですね。こちらもカプサイシンと同じく、各種健康に効果があり、とくに血流を良くするなど、クーラー病対策につながる効果が見られます。

ということで、赤から鍋&〆のトマトコラーゲンリゾット、これは夏の定番鍋!に認定してもよいのではないかと思いました。

これから8月に向けてますます暑くなることが予想されます。

暑い日に負けないように、熱い熱い、鍋、つつこ。

(文責・馮)

今回つついた鍋

種類: 赤から鍋
店名: 赤から 銀座店
URL: http://r.gnavi.co.jp/g053419/

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