[鍋考・四拾伍]ポテトチップスと鍋の関係 2019
今日は、皆さんにもおなじみの「カルビー ポテトチップス」と鍋の関係について考えてみます。
この記事は、令和初の鍋 Advent Calendar(ナベント)2019、12日目の記事です。
Advent Calendar 2019
https://adventar.org/calendars/4237
カルビー 「♥ JPN(ラブ ジャパン)」プロジェクト
2年前の2017年から、カルビーさんでは 「♥ JPN(ラブ ジャパン)」プロジェクトを発足し、ポテトチップスの新商品開発を行っています。
47都道府県の「地元ならではの味」をポテトチップスで再現
第1弾“17道府県の味”が、いよいよ発売開始!
このプロジェクトは、 地域に関わる方々を元気にし、さらには日本を元気にしていくことを目的としたもの。そして、2019年も開催されています。
たいへんすばらしいコンセプトで、僕たちが勝手に並列に並ぶのは大変おこがましいですが、それでも、日本各地、47都道府県に通ずる味、文化を調べ、皆さんにお届けしたい!というのは、鍋、つつこ。の理念にも通ずるもの。
ということで、(思いっきり便乗させていただきつつ)、共感度の高さから、このプロジェクトについて取り上げさせていただきました。
2019年の47都道府県の味(2019年12月時点)
2019年のテーマは「共創」
プロジェクト公式サイトを拝見すると、2019年のテーマは「共創」。「地元を愛するお客様」・「地方自治体」・「Calbee」の3者で商品づくりをしているとのこと。今、注目を集めているSDGsの目標17番「パートナーシップで目標を達成しよう」にも通じますね。
この3者の取り組みで、発売11ヶ月前に味アイデア絞り込み、8ヶ月前にワークショップ、8~4ヶ月前に改良・デザイン開発を経て、商品化されているそうです。
2019年に生まれた味
さっそく、2019年版のカルビー ポテトチップス47都道府県の味について見てみましょう。
2019年は第2弾まで発表・発売されており、上記の32都道府県33の味が発売されています。こうしてみると、日本各地、本当にいろいろな味がありますね。
個人的には、次の3つの味が想像付かなかった(初耳)です。
詳細については、ぜひリンク先のPDFをご覧ください。
でも、「鍋」との共通点は必要だよね
さてさて。この鍋、つつこ。は、ポテトチップスのブログではありません。そう。鍋のブログです。
ということで、理念的な共通点だけではなく、鍋の話題も取り上げないと!ということで、今回のシリーズで鍋の味を模したポテトチップスがあるか、探してみたました。
2019年版では「きりたんぽ鍋」「ほうとう」「鍋焼きうどん」のポテトチップスが誕生(2019年12月現在)
2019年のリストをざーっと見ていくと……ありました。この3つです。
愛媛の鍋焼きうどん味は広義の意味での鍋ですが、それ以外の2つはバッチリ鍋です。もちろん、鍋、つつこ。では、過去、これらの鍋について紹介しています。
そして、もちろん、ポテトチップスの実食を……。
と思って、コンビニやスーパーに行ったのですが、ゲットできたのはこの「ほうとう味(山梨)」のみ。
袋を開けた瞬間は、いわゆるポテトチップス。一番近いなと思ったのがコンソメ味です。
そして、口の中に入れて、パリパリポリポリ……
!!!
舌の余韻に残るのは、味噌。まさにほうとう風味。そして、余韻とともにすっと味がなくなり、また次の1枚に手が伸びます。これは美味しい。
ちなみに、先ほどご紹介した、鍋、つつこ。での「きりたんぽ鍋」「ほうとう」「鍋焼きうどん」のうち、「ほうとう」だけはまだ、現地山梨でつついていないんです。今回ポテトチップスで楽しめたので、来年は、ぜひ山梨へ訪問して、本場のほうとうをつついて、楽しみたいものです。
過去2年に7つの鍋のポテトチップスが誕生
「♥ JPN(ラブ ジャパン)」プロジェクト 過去2年を振り返ってみると、2017年は、しょっつる鍋(秋田)、山形芋煮(山形)、すき焼き(群馬)、おでん辛子味噌(愛媛)4味、2018年は、ひっつみ汁(岩手)、芋煮カレーうどん(山形)、水炊き(福岡)の3味が登場しています。
こうしてみると、ポテトチップスと鍋の相性が良いのがわかります。
食の多様性、ダイバーシティはまだまだ広がりそう。2019年はまだ第2段までの発表で、例年であれば2月に第3弾が登場します。その中に、鍋のコラボチップスがあるのか、今から楽しみです。
本記事は鍋 Advent Calendar 2019に参加しています。
鍋 Advent Calendar 2019
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(文責・馮)