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[鍋Q・漆]お庭で鍋、つつこ。~郷土の味、すいとんをつつく~

こんにちは。大崎です。

前回、秋の味覚を楽しむと題して、鍋のバーベキュー、略して鍋Qの様子をお伝えしました。

(なお、過去の鍋Qの様子は、以下でご覧いただけます。)

今回作るのは「すいとん」。あのもちもちとしたおだんごが美味しい、昔なつかしの鍋です。

すいとん、知っていますか?

この「すいとん」という料理、もしかしたら平成以降の人には馴染みが薄い料理かもしれません。

すいとん(水団)は、小麦粉の生地を手で千切る、手で丸める、匙ですくうなどの方法で小さい塊に加工し、汁で煮た日本料理。

すいとんの歴史は長く、室町時代の書物に「水団」の字が見られる[2]。「水飩」ともいう[3]。資料上のすいとんの調理法は変遷が激しく、今日のような手びねりした小麦粉の形式が出現したのは江戸時代後期のことである[4]。江戸時代から戦前は、すいとん専門の屋台や料理店が存在しており、当時の庶民の味として親しまれていた。大正の半ばには一旦かなり減少したが、関東大震災直後には食糧事情の悪化に合わせて焼け野原のいたるところに出現した。

すいとん(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%A8%E3%82%93

わたしは昭和うまれなので、とくに食料事情がどうこうというわけではなかったですが、親・祖父母の世代がそういった時代だったからか、比較的食卓にのぼる機会が多かったように記憶しています。

由来はなんであれ、あのもちもち感のあるお団子が子どもたちの好物であること、あとなにより簡単にできるということで、今回の鍋Qはすいとんを作ることにしました。

お手軽すいとん作り

では、すいとん鍋Qの様子を写真でお伝えしていきたいと思います。

お好み野菜と、メインのお団子用の小麦粉。左のお酒は料理の友。
まずは野菜を切ります。
うちのすいとんは、まずは炒めから。油を引いて熱します。
豚バラ肉を炒めて、鍋に脂をまわす。
ここに切った野菜をどっさりと投入。
炒めるとカサが減ってきます。
ここでやっとお水を入れて、調味料を入れます。うちはしょう油味。
しばし待つ。
小麦粉を水でといたすいとんを投入し、しばし待つ。
できあがり! ハフハフ美味しくいただきます。

写真にするとあっという間ですが、実際にあっという間です。

特になにか気を付けなければいけないこともなく、なんとなくアバウトに作ってもそれなりに美味しくできてしまうのがすいとんの良いところ。

一点気をつけなければいけないことがあるとすれば、溶いた団子を入れたあとは、固まるまで我慢して待つ(かき混ぜない)ということぐらい。

寒空にあたたかいすいとん。美味しくいただきました。

鍋Qの楽しみは鍋以外にも。

メインは鍋の鍋Qではありますが、とはいえ脇役もまた楽しみのひとつ。

定番のやきいも
赤魚にホッケ、ホンビノス貝。
焼しいたけもイケる。
コンビニで売っていたひれ酒
なかなかどうして、わりと美味しかった。
貝も美味しいですよね。
ある店で在庫がなくなるまで飲んだマッコリをスーパーで発見。
そのまま飲んでも美味しいのですが。。。
ビールで割ると美味しい。鍋仲間の朴さん直伝。

ここのところ、週末は晴天に恵まれることが多いので、先週にひきつづき鍋Qを楽しんでみました。

いかがでしょうか? たまには肉を焼くだけじゃなく、鍋をつまみに酒を飲むというバーベキューもいいものですよ! ぜひ、お試しあれ。

この記事は、令和初の鍋 Advent Calendar(ナベント)2019、9日目の記事です。

鍋 Advent Calendar 2019
https://adventar.org/calendars/4237

(文責・大崎)

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