[コソ鍋・弐佰拾伍]半殺しシリーズの三男坊、半殺しトムヤムクンを本格っぽくやってみた
先日お伝えした、「半殺しチゲ+半殺しカレー鍋=全殺しカレー?」の様子。

煮立ってくると、まさに地獄の釜のような様相
実は、半殺しシリーズにはもう一つのラインナップがあります。
その名も「半殺しトムヤムクン」。

辛いイメージのタイ料理。トムヤムクンが半殺しシリーズに登場
出典:スープ 半殺しトムヤムクン (17760) 激辛スープ 九重味淋株式会社
辛いイメージがあるタイ料理の中にあって、特に有名なスープを半殺しで作ってみたらどうなったのか? その様子をお伝えします。
甘い辛い酸っぱいのタイ料理
ところで、一般的に「タイ料理は辛い」のイメージがありますが、基本的には「辛み」「酸味」「甘味」の3つの味によって構成されています。
またそれだけでなく、これらのいずれでもないアッサリとした、とはいえ「旨み」がある料理など、新鮮な料理をさまざな調理方法や味付けで楽しむのがタイ料理。
故に、ただ辛いだけのタイ料理は認めませんよ〜という気持ち上から目線で半殺しトムヤムクンを試してみることにしました。
ちなみに過去にはホーコー鍋を使ってトムヤムクンを作ったこともありました。こんな感じ。

簡単なのに美味しかった!
せっかくだから機材もちゃんとしよう
鍋、つつこ。メンバーはいろんなタイプの鍋を保有しています。
ちなみにこちらは過去の鍋Qで使用した鍋たち。

メンバー馮の持ち込み、鉄鍋

鍋4点セット。

鍋8点セット。これがたくさんの人と鍋ができる。

蒼き狼というジンギスカン鍋。

メンバー大崎が本場タイで購入してきたチムチュムの鍋。
トラディショナルな鉄鍋はもちろんのこと、外でも楽しめる携帯用の鍋や、ちょっと珍しいジンギスカン鍋やタイ鍋用の土鍋など。
今回はまさにトムヤムクンにぴったりのこの土鍋を使って試食してみることに。
半殺しトムヤムクンのお味はいかが?
さて、こちらの「半殺しトムヤムクン」は薄めずにそのまま使えるストレートタイプ。
とはいえ、せっかくタイ食材をストックしているので、タイハーブ類をちょっとだけ加えてあげることに(調味料は一切加えず)。

冷凍庫にストックしてあるタイ生姜、レモングラス、コブミカンの葉を加えてみた
これに具材として今回は有頭海老と特大しめじを用意して土鍋にセットし、いよいよ半殺しトムヤムクンスープを投入します。
あとはフタをして火が通るのを待つだけ。簡単!

有頭海老と特大しめじ。ヒゲが長い

フタをして待つ。ヒゲがはみ出る

できあがり! うーむ辛そうだ

食べてみた感想は、ちょっとしょっぱいかな?
食べてみると、トムヤムクン独特の酸っぱさはあまりなく辛さと塩気が少し強い感じです。
が、激辛を期待している人には違和感なく受け入れられるかもしれませんね。
ちなみにこれらの半殺しシリーズを全て試してみたあとの素直な感想で順位づけするなら、
- 半殺しカレー鍋
- 半殺しチゲ
- 半殺しトムヤムクン
個人的にはこの順位。スープそのものの味と辛さのバランスが一番良かったのがカレー鍋でした。
とはいえ、「半殺し」というネーミングをするぐらい突出した辛さが売りの商品なので、評価は色々分かれそうです。
辛さだけで言えばチゲが一番の印象でした。
日本料理にもある「はんごろし」と「ぜんごろし」
ところで、半殺し・全殺しというとどうしてもその語感の物騒さから、その筋の人たちが使う良くない言葉と思いがちですが、実は一部の地方では、料理や和菓子の調理法を表す言葉でもあるようです。
はんごろし:Wikipediaより
- 徳島県那賀町で作られている、もち米にうるち米を混ぜたものを半分だけ潰して作った郷土料理のおはぎのこと
- 小豆を裏漉ししつつ小豆をのこした餡子の常態。現代では一般につぶ餡と呼称される。これに対し全て裏漉ししたものをぜんごろしという。
- きりたんぽを作る時、ご飯を半分だけ潰すこと。
- もう少しで死ぬほどに痛めつけること
ちなみにWikipediaのこの記事では「おはぎを「はんごろし」と呼んでいるのは旧相生町の一部で、もち米を半分ほどしかつぶさないのが由来といわれる。もち米を全部つぶすと「みなごろし」になる。」ともあり、なかなか物騒な言葉が並びます。
本来の言葉の意味を念頭におきつつの比喩表現の一種であると思いますが、こういったおもしろい表現があるのが方言の魅力のひとつでもありますね。
そんなことを考えながらの「半殺しトムヤムクン」でした。
タイ語だと半殺しってなんて言うのかな?
とはいえ平和に、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | 半殺しトムヤムクン |
店名: | 自宅(埼玉) |
URL: | ─ |