[コソ鍋・四拾四]コスパ高し! 焼肉と鍋のあいのこ、ムーガタをつつく
こんにちは。
まだまだ食べたことがないタイ料理が山ほどありますが、どうしてもお気にいりを続けて食べてしまう凝り性の傾向があり、なかなか新規タイ料理開拓が進んでいないできていない大崎です。
今日はタイの大衆焼肉+鍋の「ムーガタ」をつついてきました。
焼肉と鍋のハイブリッド
さて、今回つついたムーガタですが、見れば見るほどユニークなスタイル。一つ一つは見慣れたものなのに、組み合わさるとなんだか新鮮。そして、実際つついて見るとなるほど! がたくさんでした。
ムー=豚肉、ガタ=鉄板、合わせてムーガタ。タイ料理はそのまんまの単語の組み合わせが多い印象ですが、これもそのパターンのよう。その「鉄板」は形状は日本でもおなじみのジンギスカン鍋そっくりですが、縁の部分の深さはムーガタ鍋のほうが深いです。

ムーガタ鍋。ジンギスカン鍋よりも縁が深くて広い
この部分は、ドーム型の部分で焼肉をした時にでる肉汁をためて、野菜などを煮込むのに使うエリア。焼けば焼くほど具材のエキスが周りに貯まっていく、なんとも心憎い鍋の構造です。すばらしい。

下から炭火で火を焚く
さっそく具材を取ってくる
ファミリームーガタはバイキングスタイル。
普通のコースとシーフード付きのコースがあるみたいですが、今回は普通のコースで。
色んな種類のお肉や野菜を取り放題で、たったの139バーツ(2014年6月の日本円換算でだいたい500程度)。凄まじいほどのコストパフォーマンスです。
が、残してしまうとそれに対して追加料金がかかる、ということなので注意が必要です。

メニューの上の方にコースが。普通のが139バーツ、シーフードもつくコースが239バーツ。いずれにしても安い

こちらはシーフードエリア。今回はとっちゃダメ

なかなか美味しそう

この皿をもらって食べたいものを好きなだけ取っていく

お肉エリア

名前がよくわからないもののエリア

練り物やホルモン系のエリア

果物もある

手前はカノムチン(米粉でできた、そうめんのようなもの)かな?

巻き寿司もあり。もはや焼肉関係ない
じゅうじゅう+はふはふといただきます
ということで早速焼いて食べてみます。
この安さなので、正直どんな肉を使ってるんだか? と若干不安になりましたが、いや、ぜんぜん美味しい。
肉汁が加わった鍋部分で煮込む野菜もなかなかのお味。つけダレがいいのかも。

焼き焼き。肉汁が縁につたわり落ちるので、縁のスープの味は常に変わっていく

取り放題なので、どんどん

タワーで頼んだチャーンビール。チャーンガールがついでくれます

正面から見るとこの大きさ。すばらしい

ビールも相まって、箸が進む進む

縁で煮込む野菜がまた美味しい

締めはうどんならぬ、春雨で

いろんな味を吸い込んだ春雨は絶品
たくさん取って、焼いて、煮込んで。
いやー、満足でした!
おまけ
一角にはぼくの大好きなソムタムを自分で作ることができるコーナーも。

ソムタムコーナー。自他ともに認めるソムタム好きとしては放っておけない
折角なのでソムタムの具を素焼きの壺に入れて、すりこぎを使って作ってみました。

見た目はなかなか。タイ人の作るソムタムと遜色ない感じ
一回目はイマイチだったけど、二回目はそこそこの味に。

地元の人も、みんな思い思いにつついていました

表の看板。ファミリームーガタと書いてある
こうしてまたひとつ、バンコクの暑い夜がふけていきました。
もっともっと異国の、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | ムーガタ(หมูกระทะ) |
店名: | ファミリームーガタ(แฟมิลี่หมูกะทะ) |
URL: | https://www.facebook.com/pages/ร้านแฟมิลี่หมูกะทะ-สาขาเพชรบุรี-/200530903408887 (facebookチェックイン情報) |
2件のフィードバック
[…] 第二段と銘打ったものの、実は前回のレポートでムーガタやこのお店のシステムそのものについてはわりと語ってしまっているため、今回はその差分を中心にあっさりとお伝えします。 […]
[…] ところで、先日つついたムーガタのお店では残した分にはペナルティ(追加料金)を課すというシステムがありました。 […]