[コソ鍋・参拾漆]カオサンで魚の形の鍋を見つけた
こんにちは、バンコク出張中の大崎です。(※本記事はバンコク滞在時に書いたものです。公開日現在は日本に戻って来ています)
休日にも関わらず仕事で煮詰まってしまったので気分転換も兼ねて食事に出たカオサン。そこで魚の形をした鍋を使ったタイ東北地方料理のプラーヌンマナオ(蒸し魚のレモンソース和え)を食べたのでご紹介。
いざカオサンへ
ぼくが滞在しているのはバンコクの中心からちょっと外れたBTSサパーンタークシン駅のそば。
カオサンへはそのサパーンタークシン駅近くのサートーン発着場からチャオプラヤーエクスプレス(船)でチャオプラヤ川を北に上っていくのが便利なので、早速発着場へ。
チケット売り場で、カオサン最寄りのNo.13:Phra Arthit(プラアーティット)までのチケットを買います。ちょっと待つと船が来たので乗り込みます。この日はあいにくの曇天でしたが、川をスイスイ上っていく船に乗ると、ちょっと曇りがちだった気分もだんだんと晴れていきます。
Phra Arthit(プラアーティット)で降りて数分歩くと、目的地のカオサンにたどり着きます。このあたりはたくさん情報があるので、観光情報などをあたってもらうと良いと思います。
夜は人の多いカオサンですが、この日は昼。開いているお店もまばらで、人通りも少ないです。路地を歩きつつ、目的の店へ向かいます。
到着。お腹がすいているのでいろいろ注文
ということでお店に到着。道路に面した開放的なレイアウトのMy Darlingが今回のお店です。
熱いなか移動してきたのでまずは定番のシンハーを注文。あっさりしたビールなので、あっという間に1本2本、、、と空いていきます。
真打ちプラーヌンマナオの登場
前置きがとても長くなりました。真打ちプラーヌンマナオの登場。これはメニューにも調理時間がかかる旨の注意書きがある、大物(?)料理。先に頼んだ料理を食べつつしばらく待ったところで満を持して登場です。
プラーマナオは蒸したプラー(魚)+ヌン(蒸す)+マナオ(タイの柑橘)の言葉から成るタイ東北地方イサーンの料理で、白身魚を蒸したものをレモン系ソースで仕上げたもの。
このお店では上の写真のような魚型の鍋(過去の鍋ぶらりでメンバーの馮が注目したヒラメ鍋とも似てますね)が下から火をかけるものの上に載って出てきます。正確にはいわゆる鍋料理ではないですが、広義には鍋と言えなくもないのと、単に自分が気に入ったと言う理由で「鍋、つつこ。」で紹介と相成りました。
それはさておき料理の話ですが、形からして凄いインパクト。盛りつけも美しく、食べるのが楽しみ。しばらく火にかけて、煮えてくるのを待ちます。
柑橘が効いたさっぱり味
オーダーして、テーブルに置かれ、火をかけて、、、とすでに30分ほど。やっとできあがったプラーヌンマナオをいただきます!
料理の名前の通り、マナオの酸っぱさが白身魚ととても相性がよく、さっぱりと食べられます。
「さっぱり」というと「あっさり」に近い印象も与えてしまいますが、タイの香草類もふんだんに使われているそのスープは、あっさりというよりは「しゃっきり!」「スッキリ!」といった感じの味です(わかりにくいかな)。
暑さでバテがちな体から疲れが抜けて体の内側から活力が湧いてくるような、そんな味です。
あっという間に完食。美味しかった! 最後はタイのウィスキーで締めました。
番外編:お店には個性的な像がそこかしこに
さて、このお店(実はここだけではなく周りのお店も程度の違いはあれど同じような感じなのですが)、店内の至るところに謎の像達が。東洋的な像から西洋的な像、もはやなんだかわからない像まで、とにかく色々な像に囲まれたなかでの食事でした。
元々はちょっとした気晴らし的な散歩も兼ねての外出でしたが、美味しい料理ですっかり元気に。また仕事がんばろう!
常夏だけど、どんどん、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | プラーマナオ |
店名: | My Darling |
URL: | facebookチェックイン情報 |