[コソ鍋・弐拾漆]ここは日本かバンコクか。ソンクラーンともつ鍋
またもやバンコクに出張中の大崎です。
今回の滞在はちょうどタイ正月(ソンクラーン)の時期をまたぎます。
タイ人にとって大切な期間であると同時に、有名な水かけ祭りが開催される期間でもあります。
水かけに参加!
Wikipediaに解説があるように、水かけ祭りは基本的に無礼講。地元の人だろうが観光客であろうが関係無く、水をかけ合います。
ジップロックに紐が付いたような防水のケースにiPhoneなどを入れて首から提げつつ、それぞれ思い思いのいでたちや装備で町に繰り出します。
昨年のソンクラーンは丸腰でやられ放題だったので、今年は露天で大型の水鉄砲を買って装備することにしました。
滞在している場所はシーロム地区の外れ。ということで、盛り上がっているシーロムの交差点まで歩いて向かいます(タクシーが途中までしか入っていけないので)。
進むにつれてどんどん周りの熱狂度が上がっていきます。
ちなみにこの水かけ祭り、ただ水をかけ合うだけではなく、ベビーパウダーを溶かした白い水を顔などに塗りあったりもします。顔中、体中真っ白の猛者がいるなかで、ぼくも例外なく塗りたくられます(むしろ塗られるほうが楽しい)。
ものすごい人数で水をかけあい、パウダーを塗りつけ。。。当然みんなびしょ濡れで道も真っ白。かたや、道の一角にお立ち台をつくって踊ったり、路上に座り込んでビール片手に盛り上がっている人がたくさんいたり。
そんな人達がほんとに楽しそうにしているのを見ると、ソンクラーンはタイの人達にとっては特別なお祭りなんだなあと感じます。
仕事の都合などで、ソンクラーン最終日の夜の参戦になりましたが、行けてよかった! びしょ濡れになりつつビール片手にバミーを食べたりと、短い時間ながらも満喫できました。
さて、もつ鍋です
ということでここから本題です。
水かけに参加する2日前にお邪魔したのは「しゃかりき432゛タニヤ店」さん。432゛はどう読むの? と思って調べたところ「しみず」だそうです。なるほど。
大阪を拠点にする、日系の居酒屋です。
店内は日本そのもの、、、?
通されたのは2F。靴を脱いで上がった板間に座布団の座敷席の壁一面に、日本文化の「書」が。
が、「書」のイメージとはほど遠いのがそれらに書かれた文字。
他にも「サザエさん」をもじった「サバイさん」など、遊び心があるなーと感じる店内でした。
(見た瞬間声を上げて笑ってしまい、先客や店員さんに怪訝そうな顔をされましたが、面白かったので良し)
そして注文
いちおう鍋が目当てできましたので、432゛さんの名物の一つという「かすもつ鍋」を頼んでみることにします。
メニューを見ると一番人気は白鍋ということなので、素直に従いそれをオーダー。
出てくるまでに時間がかかるので、おつまみにいくつかオーダー。
刺身類も、ここからほど近い日本食専門の数店と比べても遜色のない味で美味しかったです。
ヤム塩辛はともかくとして、写真だけ見ているとここがバンコクだとは思えないほど、日本的。ちなみにお客さんは日本人グループとタイ人グループ半々ぐらいだったと思います。
来たよ、かすもつ鍋が。
そして真打ち登場。
この盛りつけ、もつ鍋って感じがして好きです。
キャベツやもやしなどの上に、もつやニラがタワー上に被さって、頂上にはニンニクと唐辛子。
さっそく店員さんに着火してもらいます。
ところで「かすもつ鍋」というのがどういう料理かを存じ上げていなかったのですが、いろいろ調べてみると、「あぶらかす」を使ったもつ鍋ということ。
牛のホルモンを油で素揚げして余計な脂肪分を抜き牛の旨みを凝縮した食材で、大阪の郷土料理の一つだそうです。
なるほど。「かす」というとどうしても酒かすや天かすをイメージしてしまいますが違うんですね。勉強になりました。
ただでさえ猛暑の時期のバンコクで、アツアツの鍋を食す。
冷房が効いた店内で、それでも汗をかきつつ鍋をつつくのはなかなかに良いものでした。
余談
スタッフ紹介も茶目っ気があったので、写真を撮ってきました。
ということで、今回はバンコクからソンクラーンの様子と、もつ鍋のレポートでした。
今度は日本で、もつ鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | もつ鍋 |
店名: | しゃかりき432゛タニヤ店 |
URL: | https://www.facebook.com/shakariki.bangkok (リンク先の基本情報はアソーク店の情報のもよう) |
3件のフィードバック
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