[瓦版・参]「おいしくつつこ。つついて語ろう、鍋のこと。」~タグラインが決まりました
こんにちは、日菜子です。
私の家の周りには、深いところで30センチほどまだ雪が残っています。
本日の瓦版は、タグラインの決定までの話です。
「鍋、つつこ。」は何のため?
当方のタグラインは、「おいしくつつこ。つついて語ろう、鍋のこと」に決まりました。合計20文字です。
この文字列を分解しつつタグラインの解説、そして「鍋、つつこ。」の活動について考えてみます。
まずは、「おいしくつつく」ことから始まる
「鍋、つつこ。」の一番の目的は「鍋をおいしく食べる」ことです。語る前に食べる、呑む前に食べる。おいしく食べる。
その上で「つついて語ろう」
ご飯を共にすると、自然と打ち解けてくるのは何故でしょうか。「つつく」ことが「語り」を始める合図になっているのかもしれません。
最後に「鍋のこと」
「つついて語る」のは、鍋のことでなくてもよいのかもしれません。過去二回の本家鍋はスケールが大きめのことを話していました。鍋と関係なさそうなこともありますが、話のテーマの元になっているのは鍋です。なので、「鍋のこと」を「語ろう」となりました。
リズム
このタグラインは、言葉のリズムもよいと思っています。
おいしくつつこ(7字)・つついてかたろう(8字)・なべのこと(5字)
「かたろう」の部分は惜しい感じもしますが、五七調っぽいリズムになっていて耳になじみます。一度聞いたら忘れません。
タグラインって何だろう
発端は、「何かタグライン的なものがロゴの下に欲しいよね」という一声から始まりました。
私も「ロゴの下に文字があったほうがそれっぽいよなー」と思ったので賛成しました。とはいえ、私は「タグライン」が何なのかよくわからなかったので、こっそり調べることから始めました。
タグライン(tag line)とは顧客と潜在顧客、つまり世の中に対して、その企業やブランドが持つ感情面と機能面のベネフィット(優れた点)をわかりやすく伝えるための表現である。 またタグラインは具体的で、誰にでもわかる言葉で簡潔に書かれている必要がある。目安としては15文字程度が望ましい。(マーケティングis.jp「タグライン」より)
なるほど。
上記の定義を参考にすると、「鍋、つつこ。」にとってのタグラインとは、以下のようになります。
世の中に対して、「鍋、つつこ。」が持つ感情面と機能面の長所をわかりやすく伝えるための誰にでもわかる簡潔な文章。
感情面と機能面とは一体何なのでしょうか。
私が考えるに、感情面というのは「鍋がおいしい!」ということで、機能面は「鍋が語りを引き出す舞台装置」であるところだと思っています。
この二つの側面は、タグラインにきちんと織り込まれているので、「あ、これでよかったんだな」と思いました。
おいしくつつこ。つついて語ろう、鍋のこと。
(文責・日菜子)