[コソ鍋・佰弐拾捌]鍋論争ふたたび。ジンギスカンは鍋なのか?


35℃を超える酷暑日が続くこのごろ。

こういう高温の日が続いたり、高校野球の地区代表が決まってきたりすると「ああ夏だなあ」と思ってしまいますね。「鍋料理」が冬の季語であるように、夏と鍋は相性が悪いように思われがちですが、ここ数年、夏でもつつけるさっぱり鍋料理が色々なお店で提供されています。

栄養満点の鍋は夏バテにも効果絶大なはず! 体調維持のためにも週に一回は鍋をつつきましょう(笑)

そんな話とは全く関係無く、今回は何年も前から通う六本木のジンギスカンのお店「だるま」さんに行ってきましたのでそちらの様子を。

食べ放題・飲み放題のジンギスカン

こちらのお店、単品でのオーダーもできますが、やはりおすすめは食べ放題・飲み放題メニューでしょう。

いつもラム+マトン食べ放題のオーソドックスなメニューを頼みますので、この日もそれで。

生ラム+マトン食べ放題で

生ラム+マトン食べ放題で

おなじみの「美味しい焼き方」

おなじみの「美味しい焼き方」

名物塩だれ

名物塩だれ

つけだれには唐辛子をたっぷりと

つけだれには唐辛子をたっぷりと

厚切りの生ラムを心ゆくまで、時間の許すまで

厚切りの生ラムを心ゆくまで、時間の許すまで

やっぱり野菜もないとね。

やっぱり野菜もないとね。

脂をひいて

脂をひいて

さあジンギスカーン!

さあジンギスカーン!

周りに野菜を載せるのだが、不器用で下にこぼしてしまう

周りに野菜を載せるのだが、不器用で下にこぼしてしまう

ラムに飽きたところでマトンも

ラムに飽きたところでマトンも

130分間、ラムとマトンを堪能し、酒を飲みつつ楽しい話で盛り上がりました!

ジンギスカンは鍋なのか?

「鍋、つつこ。」が始まった当初もそんなエントリーを書きました。

あれから幾度となく周囲の人にも聞いてみましたが、いつも決まって「焼肉でしょう」のつれない返事。

「鍋、つつこ。」的な鍋の定義は、

  • 食卓の中心に鍋状の容器(素材は問わない)が据えられる。
  • 具材をその容器の中に入れ、調理する。
  • 各自の食べる分はそこから取り分けた上で食す。

です。

  • 機材は鍋なのに
  • 具はその中に入れるのに
  • みんなで鍋を囲んでつつく構図は変わらないのに

なんで「焼肉」なんでしょう? もちろん「肉を焼くから焼肉」というのはごもっとも。でも「鍋」であってもいいじゃないか。焼肉でありつつも鍋。いや「鍋、つつこ。」的には鍋であり、焼肉である。が正しいか。

この世間一般でいう「ジンギスカン=焼肉」「ジンギスカン≠鍋」の理由を考えると、思いつくことが一つ。それは「鍋=煮て調理するもの」の一般的な認識。

「煮る」過程がないと鍋、と言えないのでは? という認識があるのでは? と思い至ります。

そうすると、例えば「タジン鍋」なんかも微妙な立ち位置にいると言えそうです。

数年前に話題になったタジン鍋は円錐状のフタを持つ鍋に野菜等の食材を入れ、特に水を加えずに食材がもともと持つ水分を使って調理をする、どちらかというと蒸し料理に近い料理です。が、個人的な印象では、タジン鍋は鍋料理の一種という認識が多いのでは? と思います。

ジンギスカンは鍋じゃないのに、なんでタジン鍋は鍋なんだろう……? うーむ。鍋は奥深い!

 

 

こうやって、へりくつ言いつつ、鍋、つつこ。

(文責・大崎)

今回つついた鍋?

種類: ジンギスカン
店名: ジンギスカン だるま
URL: http://www.jingisukan-daruma.com

 


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