[コソ鍋・佰四拾伍]今年もこの季節がやってきました!今シーズンも豊田屋の絶品鍋、つつこ。


七回目の豊田屋!

この季節がやってきました!

そう、豊田屋の鍋。僕たちのホームグラウンドです。

こちらの鍋は9月に入ってから、白子、鮟鱇、鮟肝が始まり、そして、冬将軍の到来に合わせて牡蠣や他の食材も。ちなみに夏場は白菜がなくなるため、鍋そのもののオーダーができないのです。

前置きが長くなりましたが、2015-2016シーズン、初豊田屋に行ってきました(ちなみに前回7月に訪れたのは2014-2015シーズンw)。

今回も、鍋、つつこ。ファミリーNo.7、豊田屋さんの特別アカウントをお持ちの藤巻隊長にご案内いただきました。藤巻さん、ありがとうございます!

「浅草無双」の文字がいいですね~

「浅草無双」の文字がいいですね~

鍋以外の絶品料理たち

さっそく、あの鍋を……と行く前に。今回、鍋以外にもたくさんの絶品料理をいただくことができました。中にはメニューにはない、大将が実際に釣ってきたモノを調理した特別メニューも!さっそく写真でどうぞ。

まずはこれ。レバーの串焼き。美味い!

最後の四本! まったく臭みがなく、ほろっととろける食感が最高!

最後の四本!
まったく臭みがなく、ほろっととろける食感が最高!

今回、刺身も頂きました。今が旬の戻りカツオに、身がピカピカに光って張りのあるイワシ。もう、どちらも最高!

今が旬!戻りカツオの刺身。これはヤ・バ・イ!

今が旬!戻りカツオの刺身。これはヤ・バ・イ!

イワシの刺身。これだけずっと食べていたかったw そう思わせる味わい。

イワシの刺身。これだけずっと食べていたかったw
そう思わせる味わい。

そしていよいよ特別メニューの登場です。これ何に見えます?フライ?そう、その通り。

特別メニュー、大将が釣ってきたナマズのフライ。 泥臭さがまったくなく、甘い身のフライ。ビールが止まらない!ロマンテックが止まらない!

特別メニュー、大将が釣ってきたナマズのフライ。
泥臭さがまったくなく、甘い身のフライ。ビールが止まらない!ロマンテックが止まらない!

その身はなんと……大将自らが釣ってきたナマズ。あの、ヒゲが生えている淡水魚のナマズです。日本では古くからタンパク源として食されていた魚。しかも低カロリー。

そのナマズをカリッと揚げたフライで。ヤバイ!ヤバイよ!美味いよ!大将、ありがとうございます!

総勢8名であっという間にいただきました。さらに、居酒屋といえばこちら。塩辛。日本酒が欲しくなる!(呑んだよ)

絶品塩辛。

絶品塩辛。

さらにさらに。イクラの醤油漬け。ご飯が欲しい!(ご飯は頼んでないよ)

醤油漬けされたイクラ。塩梅が最高!

醤油漬けされたイクラ。塩梅が最高!

ということで、メインの鍋に行く前からもう思う存分、豊田屋の世界を満喫しちゃったわけです。

2015-2016シーズンインはやっぱりこれ。白子/鮟鱇/鮟肝鍋

豊田屋2015-2016シーズン、最初の鍋はやっぱりこれ。そう、こちらの定番、白子/鮟鱇/鮟肝鍋。2:2:1の黄金比率。

溢れ出る感情 by T-BOLAN、ではなく、溢れ出る白子。

溢れ出る感情 by T-BOLAN、ではなく、溢れ出る白子。

この見た目にやられますよね~。出来上がるまでしばし待つ。

火を通すとそれぞれの具材が煮込まれて色の変化が楽しめます。

火を通すとそれぞれの具材が煮込まれて色の変化が楽しめます。

グツグツと煮込まれていき。

生でも食べちゃいたい。でも我慢我慢。

生でも食べちゃいたい。でも我慢我慢。

そして、ご存知、豊田屋さんは大将が自ら鍋の具合を見てくれます。ここでさらに味わいが高まるというワケ。

そう、もう何度もお伝えしているとおり、こちらは大将自らが鍋の具合を見てくれます。この一手間がまた味を高めます。

そう、もう何度もお伝えしているとおり、こちらは大将自らが鍋の具合を見てくれます。この一手間がまた味を高めます。

最後に混ぜて完成!

出汁を吸ってしっかり煮込まれた白菜を混ぜて完成!

出汁を吸ってしっかり煮込まれた白菜を混ぜて完成!

いやー、美味かった!ちなみに残った汁、もったいなくて持って帰りたいんですができませんw

鮪鍋

つづいて、今度は赤身の王様、鮪。スペイン沖で獲れたものとのことですが、とにかく赤みとサシの入り具合が絶妙。お店の大将と長男、2人から「今日の鮪は美味いから」と勧められた一品。余談ですが、僕は過去7回豊田屋に来ていて、毎回鮪の良いところに出くわせています。わーい 🙂

登場!たしかにすごい!まるで牛肉。

!!!!! すごい鮪だ!そのまま食べたい!

!!!!!
すごい鮪だ!そのまま食べたい!

生で食べたいところを、贅沢に火を通します。

火を通すことで味が濃くなります。

火を通すことで味が濃くなります。

いやー、すごい。鮪でこんなに味が濃くて、それでいてするすると食べられてしまいました。

そして、このぐらいからいつもの白いのも登場。にごり酒。皆さん、飲み過ぎ注意です。

にごり酒。これも豊田屋の定番。飲み過ぎ注意!

にごり酒。これも豊田屋の定番。飲み過ぎ注意!

穴子鍋

三番手に登場は、初体験の穴子鍋。

初体験の穴子鍋!これまた美味い!

初体験の穴子鍋!これまた美味い!

こちらはすでに調理済み。みんなでよそっていただきました。穴子のホクホクとした食感、牛蒡のコクが良い味わいを出していました。これもご飯が欲しくなる(頼んでないです)。

豚ちり鍋

さぁ、そろそろ終わりか……というところでまだまだ続きます。やっぱり8名と大勢いるのは良いですね。いろいろな味をたくさん楽しめます。

次は豚ちり鍋。豚肉と白菜という、ある意味、普通の鍋なんですが、味で言ったら一番の鍋かもしれない。僕自身、白菜が好きなので、この組み合わせは本当に最高。

豚ちり鍋。白菜があればいつでも食べられる、それでいて飽きない、実は一番美味しい鍋かもしれない豚ちり鍋。

豚ちり鍋。白菜があればいつでも食べられる、それでいて飽きない、実は一番美味しい鍋かもしれない豚ちり鍋。

白菜と豚肉のハーモニー。美味しいのに飽きない。いや、飽きない味だから美味しいのか。ちょっと哲学っぽく表現してみました 🙂

白菜と豚肉のハーモニー。

白菜と豚肉のハーモニー。

鴨鍋

いよいよラスト。抑えのエースは澤村拓一ではなく、鴨鍋。いつも鴨鍋は最後になります。それは〆のうどんの出汁に最高だからです。

写真をどどーん!と。

最後の鍋はこれ! 鴨鍋!

最後の鍋はこれ!
鴨鍋!

鴨、煮えてきたかも。

鴨、煮えてきたかも。

完成!抑えのエース、鴨鍋。

完成!抑えのエース、鴨鍋。

そして、最後ももちろん大将が鍋の面倒を見てくださいました。ありがとうございます!

最後までていねいに調理してくださいました。

最後までていねいに調理してくださいました。

こちら、〆のうどん。ちょっと写真が暗かったり斜めなのはご愛嬌(だいぶお酒が入っていました)。

〆のうどん。鴨出汁が出て最高!

〆のうどん。鴨出汁が出て最高!

閑話休題:一年前を思い出してみると……

閑話休題。

ほぼ一年前の2014年9月26日、豊田屋に来ていました。このときもシーズンイン直後。

[第拾壱鍋]白子!鮟鱇!鮟肝!大間の鮪!日本の四季を感じながら、鍋の醍醐味を堪能

そう、この日は読売ジャイアンツがセ・リーグV3を決めた日!最高の鍋に、最高の日でした。

そして、訪れた9月28日。タイミング的にはプロ野球レギュラーシーズンも佳境。今年はジャイアンツが苦戦。本当に苦戦の連続。

この日は阪神藤浪に完封負けを喫し、そして、今シーズン14年ぶりのセ・リーグ制覇を狙っているヤクルトスワローズが中日に勝ち、優勝マジックが1に!そう、あと1つヤクルトが勝つかジャイアンツが負けると14年ぶりのヤクルト優勝、そして、ジャイアンツのV4の夢が散るのです。

まだ終わっていない!諦めません!(このブログを公開した9月29日、ヤクルトが本拠地神宮球場で広島と戦っています)

堅、弱、雪、安、康、有、さてこれは?

話を戻して。ここで、漢字クイズ!

堅、弱、雪、安、康、有

この漢字の並びは何でしょうか?わかります?

答えは、今日食べた魚!そう、魚偏につながるつくりの部分です。

鰹 (刺身)
鰯 (刺身)
鱈 (鍋)
鮟鱇(鍋)
鮪 (鍋)

たった数時間のあいだに、これだけ多様な魚を食することができました。まさに鍋の多様性。さらに言えば、日本という国が持つ土地の魅力です。そして、食い意地の張った寛容な食文化。

もちろん、魚以外にも肉、野菜。いろいろなものを楽しめます。それらを一つの鍋にいれて、みんなでつついて語り合う。本当に良いですね。

今回も楽しく美味しい鍋&料理でした!

今回も楽しく美味しい鍋&料理でした!

今シーズンも、豊田屋に足を運んで、おいしく、楽しく、たくさん、たくさん、鍋、つつこ。

(文責・馮)

今回つついた鍋

種類: 白子/鮟鱇/鮟肝鍋・鮪鍋・穴子鍋・豚ちり鍋・鴨鍋
店名: 豊田屋(東京・平井)
URL: http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13084796/

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