[コソ鍋・佰漆拾漆]たっぷりゴマ油で健康に!六本木にある隠れ家的な店で楽しくつつく、台湾・石鍋火鍋


六本木の路地裏の一軒家

東京都内。六本木。

昔から最先端の情報が集まり、若者たちが集う「盛り場」として有名な場所です。2003年の六本木ヒルズ開業以降は、IT/インターネットなどの分野で活躍する新興企業が集まりはじめ、次世代の顔を見せ始めた街でもあります。

一方でランドマーク的な建物や大通りから離れた路地に入ると、閑静な場所は多々あり、そして、オトナが集う隠れ家的な店がある、表と裏の顔のある街でもあります。

今回は、まさに隠れ家的な、看板が出ていないため思わず迷ってしまう、そんな店でつつける極上の鍋を取り上げます。

石鍋火鍋、ご存知ですか?

皆さん、石鍋火鍋ってご存知ですか? 名前のとおり「火鍋」ではあるのですが、石鍋を使って煮込むというもの。なんだか強そうな名前です。

独特なネーミングのこの鍋をつつけるのが、六本木の裏路地にある「石頭楼 本店」さん。
ちなみにここが店の入口。正直初めて行くと迷います。

一見、一軒家のよう。

一見、一軒家のよう。

ドアを開けて入るとそこはまるで知人宅に訪れたような、そんな店構え。

そして、テーブルにつくとまず眼に入るのがこちら。どーん。石鍋です。

石鍋。ゴマ油スープが並々と。

石鍋。ゴマ油スープが並々と。

インパクトありますね~

そして、具材につけダレ。これらはおいおい説明します。

つけダレと薬味。 詳しくは後ほど。

つけダレと薬味。
詳しくは後ほど。

具材もたっぷり用意されています。

鍋の具(一部)。

鍋の具(一部)。

基本的にはお店の方にお任せ

ここでの鍋、基本的にお店の方にお任せできます。では、作り方をご紹介しましょう。

まず、豚バラ肉をゴマ油で煮込みます。

まずは豚バラを煮る。

まずは豚バラを煮る。

五分(ごぶ)ほど火を通します。

火の通りは五分ほど。

火の通りは五分ほど。

次に牛肉を。

豚肉をいったんよけて、牛肉を。

豚肉をいったんよけて、牛肉を。

これらの肉はある程度火が通ったらいったん引き上げ。

そして、野菜や魚介を入れて。

さらに牛肉をよけて、野菜を。

さらに牛肉をよけて、野菜を。

このあと半分火が通った豚肉・牛肉を入れてしばらく煮込みます。

野菜に火が通り始めたら、先ほどの肉を。

野菜に火が通り始めたら、先ほどの肉を。

肉、全投入。

肉、全投入。

だいぶ鍋らしくなってきた!見た目は火鍋というよりすき焼きっぽいかも。

まずはこのまま煮込みます。

まずはこのまま煮込みます。

しばらくまた煮込みます。

つけダレは2種類

ここでつけダレのご紹介。こちらの石鍋火鍋。ゴマ油で煮込むというかなりユニークな鍋。さらに、使うつけダレにも特徴があります。

1つはこちら。生卵に豆板醤を加えたタレ。肉など味の濃いモノをこちらで。

生卵に豆板醤、台湾独特の甘い醤油入り。

生卵に豆板醤、台湾独特の甘い醤油入り。

もう1つはさっぱりとしたポン酢ダレ。

ネギたっぷりのポン酢。

ネギたっぷりのポン酢。

さらに、腐乳(豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中華調味料)やおろしニンニクを使えばお好みのアレンジができます。

腐乳とおろしニンニク。

腐乳とおろしニンニク。

さぁ、紹介の時間とともにできあがってきましたね。最後に魚介と野菜を入れて。

魚介と青菜を入れてさっと火を通して完成!

魚介と青菜を入れてさっと火を通して完成!

完成!このあともお店の方に取り分けていただきます。

お店の方が取り分けてくれます。

お店の方が取り分けてくれます。

まずは生卵ダレ。肉を中心に。

肉は生卵ダレに。

肉は生卵ダレに。

野菜と魚介はポン酢ダレで。

野菜と魚介はポン酢ダレで。

野菜と魚介はポン酢ダレで。

美味い!

どちらも具材の味はもちろん、ゴマ油のコクがそれぞれの具材をさらに引き立ててくれます。

さらに野菜を入れて、マロニーを入れて

これで終わりではないんです。

どんどん出てきます。

どんどん出てきます。

すべてお任せでできるので話をしながら美味しく楽しく。話だけしているとどんどん次の具材が届くのです。自分のお椀が減らなくても、鍋は続く。

食べるスピードが追いつかない!w

食べるスピードが追いつかない!w

今度は牛肉を絡めて。台湾風すきやき。

台湾風すき焼きっぽく。

台湾風すき焼きっぽく。

マロニーと水餃子と野菜でアジアンヌードル風。

マロニーでアジアンヌードルっぽく。

マロニーでアジアンヌードルっぽく。

ゴマ油で煮込みながら、組み合わせがさまざまで飽きが全然来ない!

〆は中華麺で

ようやく完食。すべての具材を食べたらいよいよフィナーレです。

具材を完食!

具材を完食!

最後の〆は中華麺。

〆の中華麺。

〆の中華麺。

ゴマ油に肉や野菜の出汁が染み込んで、非常にすばらしいゴマ油ラーメンのできあがり。

ゴマ油ラーメン、美味い!

ゴマ油ラーメン、美味い!

ゴマ油はとっても健康的!お肌ツルツル、ってか、テカテカ

ゴマ油。中華料理での利用のほか、ここ日本では関東風の天ぷらなどで使うなど、料理にインパクトを与える調理油です。

カロリーが高いとは言われていますが、一方で、豊富な成分による効能があるのが嬉しいところ。まずはリノール酸とオレイン酸。この2つを豊富に含んでいるのが特徴です。

リノール酸は必須脂肪酸と呼ばれる、食物からしか摂取できない成分。血中コレステロールを下げる働きがあると言われています。もう1つのオレイン酸。こちらは、体内で生成されるモノではありますが、参加しにくい物質を持っており、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを下げる成分として注目されているのです。

その他、ゴマリグナンという特有の微量成分が含まれているそう。このゴマリグナンの効能は、抗酸化作用・コレステロール低下・肝機能改善(アルコール分解促進)・脂肪酸の代謝(β酸化)促進・制がん・血圧低下・免疫力増強(食物アレルギー抑制)・老化防止などなど、食べながらも健康的に過ごしたい人にとっては欠かせないものばかり。

僕のように40歳を過ぎてきた身としては大変心強い成分ばかりだ 🙂

参考:日清オイリオサイト

またビタミンEが豊富なことでも有名で、ビタミンEと言えば、シミ・シワを防いだり血行を良くする効能があります。油というとツルツルっていうイメージですが、まさに、内面からもお肌ツルツルにしてもらえますね!

鍋の醍醐味は肉も野菜も魚介もいっぺんに食べられること。それをゴマ油という力強い調味油を使って煮込めば、健康的に味わい、楽しめます。それにしても、出汁ではなく油を使って煮込む。新しい発見でした。

あと、こちら、油っこいかなというイメージが強いのですが、実際つついて食べてみると全然そんなことありません。どんどん食が進むのでぜひ一度お試しください。

繰り返しになりますが、歳を取ると健康にはより一層気をつけたいものです。鍋は元々健康的な料理と言われていますが、さらにそれを極めるのもまたいいですよね。

これからも、健康的に、鍋、つつこ。

(文責・馮)

今回つついた鍋

種類: 台湾・石鍋火鍋
店名: 石頭楼 本店(東京・六本木)
URL: http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13006052/

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