[第拾伍鍋]元祖レタスしゃぶしゃぶの店でメンバー3人で2014年を振り返る~鍋、つつこ。的忘年会


いよいよ2014年もあと数時間となりました。

すでに年越しの準備をしてゆっくりされている皆さんも、お仕事をされている皆さんも、これから年越しそばを食べに行く皆さんも、ぜひ良いお年をお迎えください。

2014年1月からスタートした僕たち「鍋、つつこ。」メンバーもそれぞれ2014年を振り返り、2015年を迎えようとしているわけですが、やっぱり僕たちならではの年越しをしないとね!ということで。

一昨日12月29日に、久々にメンバー3人で集まって、鍋、つつこ。的忘年会を開催してきました。

元祖レタスしゃぶしゃぶの店でしっぽりと

選んだお店はこちら。

暖簾にも味がある。

暖簾にも味がある。

新宿歌舞伎町にある「鰻将本店」さん。名前のとおり、鰻が名物のお店ではあるのですが、それでは、僕たちとはあまり関係がありません。実はこちらの店舗、もう1つ、ある鍋の元祖として有名なのです。

入口提灯にも掲げられている「レタスしゃぶしゃぶ」、通称「レタしゃぶ」の元祖の店として有名なお店です。今回、メンバー大崎の提案により、こちらの店で、レタスしゃぶしゃぶをつついて年越しをすることになりました。

元祖のこだわり。提灯に入った「レタスしゃぶしゃぶ」の文字。

元祖のこだわり。提灯に入った「レタスしゃぶしゃぶ」の文字。

場所柄、新宿歌舞伎町というと、賑やかで、ときに騒々しいイメージもあるのですが、こちらのお店はそんなこともなく。店長の立ち振舞から、店員さんの対応、そして、お店にいらっしゃっていたお客さんまでが、どことなくゆったりと、そして皆、しっぽりと料理と話を楽しんでいるように感じました。

まずは乾杯。

まずは乾杯。

気さくに、そして丁寧に対応してくださった鰻将の大将。この12月で開店からちょうど11年を迎えたそう。

気さくに、そして丁寧に対応してくださった鰻将の大将。この12月で開店からちょうど11年を迎えたそう。

コースで頼んで、ゆっくりと味を楽しむ

今回はレタしゃぶコースを頼み、鍋以外の料理も満喫。どの料理も丁寧で、とても美味しいものばかり。

刺し身。

刺し身(すでに箸をつけてしまった…)

牡蠣のガーリックバター焼き。

牡蠣のガーリックバター焼き。

思わずアップで撮りたくなった揚げ銀杏。

揚げ銀杏。日本酒に合う。

揚げ銀杏。日本酒に合う。

それぞれの料理を楽しんで良い頃合いになったタイミングで、真打ち登場。

じゃーん。レタスです。

レタス登場。インパクト大!

レタス登場。インパクト大!

アップでもレタスです。

アップで。緑が映える。

アップで。緑が映える。

メンバー日菜子の顔よりも大きいレタスです。

メンバー日菜子の顔よりデカイ?!

メンバー日菜子の顔よりデカイ?!

こちらは豚肉と一緒に食べます。

豚肉もたっぷりと。

豚肉もたっぷりと。

しつこいくらいにもう1枚w こちらはメンバー大崎お気に入りのショット。ちょっとミステリアス?

メンバー大崎お気に入りの一枚。

レタスの山。そこに鍋があるからつつくのだ

出汁は秘伝の味付けとのこと。

出汁は秘伝の味付けとのこと。

鍋が煮えてきたころに、つつく準備に入ります。

煮えてきてそろそろ鍋をつつく準備に入ります。

煮えてきてそろそろ鍋をつつく準備に入ります。

まずは店員さんに食べ方を教えてもらって。

まずは店員さんにレタスしゃぶしゃぶの食べ方を教えてもらって。先に肉、その後、レタス以外の野菜を。

まずは店員さんにレタスしゃぶしゃぶの食べ方を教えてもらって。先に肉、その後、レタス以外の野菜を。

今回は肉をしゃぶしゃぶするのではなく、レタスをしゃぶしゃぶするのが大事なポイント。なので、肉→レタス以外の野菜→レタスの順番で。

そしてレタスをどーん!「レタスは歯ごたえを楽しむべく、軽く湯通しする程度で」とのこと。

そしてレタスをどーん!「レタスは歯ごたえを楽しむべく、軽く湯通しする程度で」とのこと。

いただきます!シャキシャキ!

いただきます!シャキシャキ!

いただきます!シャキシャキ!

隠し味も楽しみながら

レタスと出汁の味を楽しむのも良いのですが、他にも隠し味が用意されていました。

隠し味その1。もみじおろし。

隠し味その1。もみじおろし。

席の横で「た~か~の~つ~め~」と仕切りにモノマネをしていたメンバー日菜子。しかし、僕たち2人はそれより鍋に集中でした 🙂

隠し味その2。鷹の爪。メンバー日菜子は「秘密結社鷹の爪団」のモノマネをしきりにしていた。

隠し味その2。鷹の爪。メンバー日菜子は「秘密結社鷹の爪団」のモノマネをしきりにしていた。

こういう食べ方もあり。

こういう食べ方もあり。

それからゴマ(後述)の存在がさらに味を高みにしてくれました。

さっぱりとしていながらも、満腹感を誘う、そして、体温まる鍋でした。

最後はちゃんぽん麺でしめました。このままのラーメンを出してもらってもいいぐらいの味でした。

ちゃんぽん麺で〆ます。

ちゃんぽん麺で〆ます。

さっと煮込んで。豚と野菜の出汁が出ていてホッとする味。

さっと煮込んで。豚と野菜の出汁が出ていてホッとする味。

ところで……レタスとキャベツの違い、わかります?

この日、いろいろ振り返りをしようと話していたのですが、ひょんなことからレタスとキャベツの違いについて話が移り。ただ、誰もその場では厳密な理由が話せなかったので、ちょっと調べてみたところ……

レタス:キク科
キャベツ:アブラナ科

まずそもそも植物的に異なるそうなのですが、ネットで調べたところ、どちらも日本に入ってきたのは明治以降のよう。食べ比べてみれば、キャベツの方がやや甘みが強いかなという印象で、あとは料理によって使い分けるイメージでしょうか。

鍋、つつこ。的には、

レタス:レタスしゃぶしゃぶ(これは定番になりそう)
キャベツ:もつ鍋

という使い分けかな? ちなみに、鍋界の葉野菜の王道は白菜のような気がしています。逆に言うとレタスやキャベツはここ一番に登場する野菜というか。結局調べてみたものの、あんまり厳密な説明ができませんでした。すみませんw

ごますりの気持ちも大切に

さてもう1つ。先ほど後述と書いた隠し味のゴマ。今回のレタスしゃぶしゃぶはゴマをたくさんすって出汁スープに混ぜていただくスタイルが一番美味しくて。

隠し味その3。本当はこれを一番最初に紹介しなければいけない「ゴマ」。とにかくゴマが合う鍋でした。

隠し味その3。本当はこれを一番最初に紹介しなければいけない「ゴマ」。とにかくゴマが合う鍋でした。

店員さんからも「とにかくたくさんすって食べたほうが美味しいです」とおすすめされたぐらい。この組み合わせは最高でした。

デザートもゴマ。黒ゴマアイスで〆。

デザートもゴマ。黒ゴマアイスで〆。

さらにデザートにはこちらの黒ゴマアイスが登場。今日のゴマは、レタスを引き立てる脇役的な存在でした。

またまたゴマを食べていて、ふと「ゴマすり」という言葉について話が進みました。ご存知のとおり、ゴマすりとは「お世辞を言って取り入ろうとする行為」を表す言葉として使われるのですが、そもそもゴマ自体はすって食べたほうが味も良く、栄養価が高まると言われています。大事な人に対しては適度にゴマをすることも大事なのかもと思ったりも。そんな他愛のない話で盛り上がれるのも鍋の効用ですね。

2015年、こんな年にしていきます!

それでは最後に、メンバーそれぞれから2015年に向けてヒトコトお伝えして、今年の鍋、つつこ。を締めくくりたいと思います。

大崎:
「2015年はこれまでに紹介できていない鍋を扱いつつ、首都圏外にもどんどん繰り出していきたいですね。単につつく=食べて楽しむだけではなく、食文化的な観点でも考えていけたらなと思っています。」

日菜子:
「今年は鍋を食べることに集中した年でした。来年は、食べることを楽しみつつ、鍋を作る楽しみも紹介していきたいです。」

馮:
「来年はさらにたくさんの方たちと、日本各地の鍋をもっともっとつつきたいです!」

それでは皆さま、良いお年を!

2015年も、美味しく、楽しく、鍋、つつこ。

2015年も鍋、つつこ。

2015年も鍋、つつこ。

今回つついた鍋

種類: 元祖レタスしゃぶしゃぶ
店名: 鰻将本店(新宿歌舞伎町)
URL: http://hitosara.com/0005023582/

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