[コソ鍋・弐佰参拾壱]タツ鍋、ご存知ですか?


「タツ」ってご存知ですか?

突然ですが質問です。

皆さん、「タツ」ってご存知ですか?

干支?あれでも2016年の干支は申で来年は酉だからな……

90年代の音楽シーンを席巻したのは……TK(テツヤ・コムロ)でタツではない……

こちらをご覧ください。

新物! タツ刺し。

新物!
タツ刺し。

そう、この新鮮さが写真から伝わる白子。これが「タツ」の正体なんです(写真はタツ刺し)。とくに青森近辺では白子のことと「タツ」「タヅ」「タチ」と呼ぶそう。きちんと調べきれませんでしたが、この地域の方言のようです。北海道もタツ、岩手や宮城では「キク」、秋田、山形、福井では「ダダミ」とも呼ぶそう。

たしかにこの外見から、さまざまな想像と表現が生まれたのかもしれません。

青森・内湾で獲れた新鮮な海鮮たち

さて。本題。先月仕事で青森県弘前市に行ってきました。訪問した11月中旬ともなるとすでに日中でもかなりの冷え込み、夜には雪がちらつくこともあります(僕が訪れたときは寒さのみで雪は降らなかったです)。

仕事が終わり、現地でいろいろとお世話になった大浦さんのご紹介でお邪魔したのが、弘前にある居酒屋「四季亭」さん。先に書きますが、本当に最高の料理を堪能してきました。

四季亭さん。

四季亭さん。

この日はカウンターにて。

メニューその1。

メニューその1。

メニューその2。

メニューその2。

メニューを観るだけでもワクワクしますね。

まずは主役の鍋に行く前に。新鮮な魚介・料理から。

湾内のナマコ酢。

湾内のナマコ酢。

西海岸(アメリカではないです)で獲れたサバを使ったシメ鯖。

西海岸(アメリカではないです)で獲れたサバを使ったシメ鯖。

深浦のあんこう共和え。

深浦のあんこう共和え。

さらに。こちらは弘前名物のイガメンチ。東京風に言うとイカメンチ。でも、イガメンチです。イガメンチも店ごとに調理法に工夫があり、揚げたもの、焼いたもの、揚げてから焼いたものなどなど。

こちらのお店はこんな感じ。まるでハンバーグ。

イガメンチステーキ。 弘前に訪れたらとにかく1度、いや、3度はイガメンチを食べてください。

イガメンチステーキ。
弘前に訪れたらとにかく1度、いや、3度はイガメンチを食べてください。

そう、焼いてバターを載せたイガメンチステーキ。これ、メッチャ美味くておかわりしました 🙂

タツ鍋!これはやばい

さてさて。いよいよ主役。鍋の登場。今回は3名でお邪魔したのですが、たくさんの種類を食べたくあえて1人前で。鍋を1人前で(しかも複数人でお邪魔して)つつけるのは、僕みたいなタイプには本当に嬉しいです。

1人前の鍋。でも底は深い。

1人前の鍋。でも底は深い。

前置きが長くなりました。じゃーん。タツ鍋です。こちら鍋がけっこう深く、白子……もといタツの量がすごかった。

タツ鍋です。

タツ鍋です。

しばらく煮込みます。グツグツ。

じっくりと煮込みます。

じっくりと煮込みます。

できあがり。呑水によそって。

いただきます!

プリップリ。 ちなみに1人前でこのサイズのが4つ入っていました。

プリップリ。
ちなみに1人前でこのサイズのが4つ入っていました。

旨い!

タツ鍋、ふだん僕たちがよくつついている豊田屋さんの白子鍋を思い浮かべ、あれがまた絶品なわけなのですが、今回の四季亭さんのタツ鍋。これがまた素晴らしかった。どちらが良い、というのではなく、どちらも良い。

しかし。今回のタツ鍋、今までに味わったことのないふわふわ感、濃厚でクリーミーな味わい、さらに、白味噌ベースのスープ。ここ、青森・弘前でしか味わえない鍋でした。

鍋完食。

鍋完食。

もう1つ、活タコしゃぶしゃぶ

さらにせっかくなのでもう1鍋。「活タコのしゃぶしゃぶ」。

活タコのしゃぶしゃぶ。

活タコのしゃぶしゃぶ。

こちらも内湾で取れた新鮮なタコを使ったもの。正直、しゃぶしゃぶせずこのままいただきたい!(っていうかいただきましたw)。

刺し身のままで食べたい! ってか、食べたw

刺し身のままで食べたい!
ってか、食べたw

そして本来の調理方法。しゃぶしゃぶにて。さっとくぐらせるだけでほんのり温かく、食感が変わり味が深まります。

しゃぶしゃぶ。

しゃぶしゃぶ。

吸盤はさらにじっくりと煮込んで。

吸盤は少しじっくり火を通し。

吸盤は少しじっくり火を通し。

いやー、最高でした。

ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした。

海に囲まれているということ

僕が初めて青森を訪れたのは小学校時代。そのときは青函連絡船の最後を楽しむ目的で、正直土地を楽しむという感じではありませんでした。

そして2014年に初めて青森に訪れてから、昨年も1回、そして、今年は3回訪れました(業務+プライベートにて)。

仕事的な観点はもちろんなのですが、毎回行くたびにハマってしまう理由。それが「美味しい食事」なんです。とくに魚介が旨すぎて。

青森の魚介は旨いのにはさまざまな理由がありますが、とくに大事なのは三方を海に囲まれているということ。地図をご覧いただくとわかるとおり、青森県は、日本海・津軽海峡・太平洋と三面が海に囲まれ、日本海を対馬暖流が北上し、その一部が津軽海峡に入り、太平洋に達します。そして太平洋の沖合では、津軽暖流と北からの親潮(寒流)、南からの黒潮(暖流)がぶつかり合い、結果として海には魚の餌となるプランクトンが大漁に発生し、最高の漁場となるのです。

そして、内湾である陸奥湾にさまざまな生き物たちが訪れるという。そんな恵まれた海だからこそ、四季折々、新鮮で豊富で多様な魚介を楽しめるわけですね。日本が海に囲まれていることの素晴らしさの1つを、肌で、そして、舌で感じられる幸せです。

そう言えば今回訪れたお店は「四季亭」さん。四季の味を楽しみに行かなければ!

また来年も、青森の四季折々の旨い魚介を使った、鍋、つつこ。
 

明日の鍋 Advent Calendarは@hanazukinさんによる「我が家の子供が大好きな鍋の話」をお届けする予定です。お楽しみに!

鍋 Advent Calendar 2016
http://www.adventar.org/calendars/1689

 
(文責・馮)

 

今回つついた鍋

種類: タツ鍋
店名: 四季亭(青森・弘前)
URL: https://tabelog.com/aomori/A0202/A020201/2002491/

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