[コソ鍋・佰拾弐]疲れたときにはスッキリピリ辛なタイ鍋チムチュムがおすすめ
五月晴れとは本来梅雨の間の晴れ間を指す言葉ですが、おもわず五月晴れと言いたくなるくらいの5月の晴天の土曜日。午前中からお昼にかけて仕事があり、ちょっと疲れて帰ってきたので、気持ちと体力回復のために自宅でチムチュムを作りました。
チムチュムとは?
「鍋、つつこ。」をご覧になっている人にはもはやおなじみかもしれませんが、チムチュムとはタイの東北地方、イーサーンがルーツのタイ鍋。
・チム:จิ้ม(タレにつける)
・チュム:จุ่ม(スープにさっとくぐらせる)
というのが名前の由来ですが、発音的にはヂムヂュムって感じかも。タイハーブをたっぷり使ったスープに野菜やお肉、シーフードを入れて煮込み、タレをつけて食す料理です。
タイ人も好きな料理のようで、バンコクで仕事をしていたときはスタッフの男の子達と仕事終わりにチムチュムをつつきに行ったりもしました。
意外と簡単な作り方
タイ鍋というとなじみもなく、作るの難しいんじゃないの? と思いきや、材料さえ揃えば実はかなり簡単。ちなみに材料は先日お世話になった東新宿のアジアスーパーストアさん。
一部の食材は冷凍保存していたり、冷蔵庫で保管していたりだったので、以下の材料のうち足りないものだけを調達してきます。前回はたまたま無かった大好きな空心菜が入荷していたのは嬉しかった!
- パックブン(空心菜)
- バイホラパー(スイートバジルの一種)
- バイガパオ(同じくスイートバジルの一種)
- バイマックルー(コブミカンの葉)
- カー(タイ生姜)
- レモングラス
- パクチー
- プリッキーヌー(唐辛子)
- プリックポン(粗挽き唐辛子)
- ナンプラー
- ソープーカオ
- 春雨
いつもわりとざっくりと作っているので説明が粗くて申し訳ないですが、だいたい以下のような感じで作ります。
スープ
2〜6と7のパクチーの根、10のナンプラーと砂糖(パームシュガーがあればベスト)でスープを作ります。
今回はすぐに食べたかったので、スープも土鍋で作るのではなく、普通の鍋を使ってコンロでスープを作りました。
水を加えて10-20分ほど煮た後にナンプラーと砂糖で味を調えてスープはできあがり。最終的には入れたハーブを取り除いて使います。
タレ(ナムチム)
唐辛子、パクチー、ナンプラー、ソープーカオ、砂糖でタレを作ります。
基本的には(というか完全に)混ぜるだけなので、超簡単。
具材
具材は正直なんでもよいと思いますが、定番の空心菜とこれまた大好きなスイートバジル(バイホラパー)と〆用の春雨、そして豚肉を用意。お肉には玉子を落としておきます。
さあチムチュム!
準備ができたところで早速つつきます。ここで登場するのは秘密兵器の土鍋。素焼きで有名なタイのクレット島で買ってきた鍋をおもむろに取り出します(アジアスーパーストアさんでも売ってます)
いやー、やはり空心菜があると美味しい。
今回空心菜が手に入って満足してしまい、白菜とエノキを用意するのを忘れてしまったのですが、それでも空心菜が無いよりマシ。それぐらい空心菜が好きです。
あっというまになくなっていき、最後の〆は春雨(ウンセン)。
美味しいチムチュムとアルコールで、この日の仕事の疲れは吹き飛びました。やっぱりチムチュムはいい!
日本の寄せ鍋もそうですが、鍋料理って基本的に高度な調理スキルは必要無く、手軽に簡単に美味しく作ることができるのが魅力の一つですよね。
もしチムチュムに興味を持たれたら、もちろん土鍋がなくても作れますので、ぜひ試してみてくださいね!
簡単で美味しいタイの、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | チムチュム |
店名: | 自宅 |
URL: | なし |