長ーい梅雨もそろそろ明けるようで、今年もこれから夏本番! といったところ。近所の小学生の子ども達は学校が夏休みに入ったこともあり、心なしかうきうきしているように見えます。大崎です。
今回は、これまで何度となくご紹介しているMKが日本で店を開いていますので、そちらに行ってみました。
ちなみにこれまでのMK関連のエントリーは以下。
間違い探し? 日本とタイのMKを比べてみた
同じMKではありますが、細かいところに違いがあるようです。
内装・機材・食器
ちなみにこちらがタイのMKです。通常店と、高級店のMKゴールドの2種類があります。
メニュー
タイのMKとの最も大きな違いは食べ放題形式であること。タイのMKはセットメニューはあるものの、基本は単品でのオーダー。こちらは基本が食べ放題で、追加料金のオプションメニューがついている形になっているよう。
タイでは必ずついてくる青唐辛子と刻みニンニクがオプション扱いになっているのがツライ!
味
このMKでは、ベースのスープが三種類あり、そこから選べるそう。
- オリジナル
- 白湯(タイでは見たことない、というか選択の余地がない。おそらく日本独自メニュー)
- すきやき(同上)
「すきやき」スープはなかなかに気になる存在ですが、ここはやっぱり慣れ親しんだ「オリジナル」をオーダー。
また、味付けにも選択肢が。
- MKソース
- ポン酢(タイでは頼んだ具材によってでてくる、、のかな。一応あったはず)
- ごまだれ(日本独自)
- 梅塩(同上)
もちろんここはMKソースを選択。ちなみにお店の人に聞いたところ、MKソースはタイと同じものを用意しているそうです。
いただきます
ということで早速つつきます。最初にお通し的な位置づけで野菜セットと牛・豚肉が出てくるのでそれをいただきます。
ちなみに食べ放題形式と、タッチパネルでのオーダーは相性が良いですね。スタッフは配膳に集中できますし、頼む側も『「まだ食べるのかよ・・・?」と思われないかなあ?』と変に遠慮することもなさそうです。
この日は一人だったのでそれほどの量は入りませんでしたが、MKの味を堪能することができました。
所変われば鍋変わる
先ほど「MKの味」と言ったものの、個人の感覚としては、やはりタイのMKとは若干味が違うように思います。
MKソースは帰り際にスタッフさんに質問して「同じもの」という確認ができましたが、最初は日本人向けにアレンジされているのでは? と思うくらい、印象が違いました。
その要因としては、想像と私感によるものが多いですが、
- メニューのローカライズ(タイにあるものが無かったり、タイに無いものがあったり)
- 具材の産地の違い(原則日本で仕入れているはず)
- 場の雰囲気
といったものがあるのかなと思います。
特に、具材それぞれの味が鍋全体の味を形づくるという鍋の特性としては、1と2の要因はかなり大きいと思います。
最も大きな要因は1.だと思いますが、例えばタイのMKの野菜セットに必ず入ってくる空心菜や西洋セロリがない。これはやはり鍋の味や香り付けに大きく影響しているのではと思います。冒頭で触れたソースに入れる刻みニンニクと刻み唐辛子がない(追加料金で出てきますが、今回はあえて基本料金で楽しめる範囲でつついてみました)こと。このあたりが決定的な違いを生み出しているように感じました。
が、日本で慣れ親しんだ鍋の延長線でタイスキの雰囲気を楽しむという観点では全然アリだと思います。
じゃあタイに行って本場のタイスキをつつこうか! という気にもなるかもしれません。
どちらが良くてどちらが悪いということではなく、どちらもいいということ。みなさんも興味があれば一度日本でタイスキをつついてみてくださいね。
次回はタイスキの本場で、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | タイスキ |
店名: | MKレストラン 新宿店 |
URL: | http://www.mkrestaurants.co.jp/store/shinjuku.html |