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[コソ鍋・佰捌拾壱]朝鍋のススメ。大好きなチムチュムで朝鍋。

春分の日を過ぎた今となっては……ですが、今鍋シーズンは密かに朝鍋が流行ったシーズンだったようです。

野菜やお肉・魚介類などのたっぷりの具材で栄養満点、しかしカロリーはほどほどでダイエット中のカラダにもうれしい。

暖かいスープで寒い朝もなんのその、カラダがぽかぽかに暖まる。

そしてなにより準備にさほど時間がかからないという鍋の特性が、まさに朝の忙しい時間にピッタリ。

遅ればせながら、鍋、つつこ。メンバーとして朝鍋を試してみました。メニューは大好きなタイ鍋チムチュムで!

タイ鍋 チムチュムとは?

鍋、つつこ。の鍋記事をいつも読んでいただいている方にはもう耳タコですが、毎度説明を入れているので今回も念のため。

チムチュム(จิ้มจุ่ม)はタイの東北部イサーン地方の鍋料理。

という言葉の組み合わせが料理の名前になっているそう。

カタカナではチムチュムと表記されることが多いようですが、จิ้มจุ่ม という表記を見るとヂムヂュムという音の方が近いような気もします。が、タイ語初心者なので、間違ってるかも。

これまで鍋、つつこ。でも何回も紹介していますので、もし興味があったらこちらの記事もぜひご覧ください。

とはいえ日本では無名のローカル鍋。材料を集めるのはそれほど簡単ではありません……が!

東新宿からほど近いアジアスーパーストアさんなら、ほとんどのタイ食材が揃ってしまいます。

ネットショッピングもやっているので、足を伸ばすのがおっくうな自分のようなタイプにも最適です。

さあ、朝鍋チムチュム!

今回の材料はこちら。

具材:基本はお好みで

ほんとは空心菜がないと主役がいない舞台みたいになってしまうのですが、季節的にほとんど出回っていないので断念。

代用の野菜としては小松菜・チンゲンサイあたりがなんとか使えるかも(実証済み)。

スープ

タレ用

こう書くと用意しなくちゃいけないものがたくさんあるように見えますが、慣れれば簡単に作ることができます。

とくに、パクチーの根、カー(タイ生姜)、レモングラス、コブミカンの葉はまとめ買いして冷凍保存しておくと便利です。

さて、まずはスープから。

こちらは過去の写真。右側の空心菜は今回は入手できず。

こちらがタイ生姜

スープ用に適当にスライス

レモングラスも適度な長さに

切り口からはレモンのような爽やかな香り

パクチーが大事。根の部分は捨てない

根を切ったら、適当につぶしておく

そしてタイのスイートバジル。スープにも具材にも使う

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、真ん中の下にある緑の葉っぱがコブミカンの葉。これもだいじ。

水、調味料を混ぜたスープに用意したタイハーブを投入

10-15分ほど火にかけると美味しいスープのできあがり

 

スープを作っているあいだにタレ作りです。

スープで根を使ったパクチーの上部分を刻む

ナンプラー等をお好みに混ぜたタレに刻みパクチーと粉唐辛子を入れてできあがり

 

お次は具材。これは切るだけなので簡単。

この日の具材はこちら。赤い袋は水で戻した春雨

ちなみにお肉や魚介には生玉子を落としておくのがポイントです。

 

と、これで準備完了。あとはつつくだけ!

準備完了!

チムチュム、いただきます!

さて、スープとタレもできあがり、具材も準備できたのでいただきます!

生玉子をお肉に絡めて

鍋に投入!

しばし待つとグツグツしてくるので……

器に移してタレをかけていただきます!

スイートバジルはそのまま食べることもできます。大好き。

あっという間に完食!

チムチュムの〆はやっぱり?

こうやって具材を食べ終わったあとのスープは味がよく出てそのままでも充分美味しいのですが、日本の鍋のうどんのごとく、最後に春雨を入れるとなお美味しい!

このままでも美味しいスープだけど

春雨をいれてスープを吸わせると……?

これがまた絶品!

 

たっぷりの野菜とお肉。そして適度に炭水化物も摂れる朝鍋チムチュム。朝ご飯としてはパーフェクトといえるのでは?

が、もちろん普通に寄せ鍋を作っても効用は同じ。まずは身近な食材での朝鍋、お試しを!

ちなみにお弁当の新しい形、「なべんとう」も考案しているので、こちらもぜひ。

ミルフィーユなべんとう

寄せなべんとう

 

朝昼晩と、鍋、つつこ。

(文責・大崎)

今回つついた鍋

種類: チムチュム
店名: 自宅(埼玉)
URL:

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