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[鍋、ぶらり。]第玖幕・番外編その弐:ニッポン全国鍋グランプリ2016、鍋つつこ。的ベスト鍋

昨月1月に開催されたニッポン全国鍋グランプリ2016。
すでに現場の雰囲気&鍋レポートに加え、鍋アートをお伝えしておりましたが、もうひとつ、伝えたいことがあります。

※ニッポン全国鍋グランプリ2016の過去記事はこちら
[鍋、ぶらり。]第玖幕・前編:ニッポン全国鍋グランプリ2016、今年の優勝は開催地和光市の牛すじシチュー?14万人が和光市に集まった!
[鍋、ぶらり。]第玖幕・後編:僕たちのニッポン全国鍋グランプリ2016年に合わせて16鍋をつついたよ!
[鍋、ぶらり。]第玖幕・番外編 : ニッポン全国鍋グランプリ2016、会場で「ナベ」アートしてみた

鍋つつこ。的ベスト鍋!

もうひとつ伝えたいこと…それは鍋つつこ。的ベスト鍋

会場を後にして入った飲み屋さんで自然と「1番おいしかった鍋」の意見を出し合っていました。

鍋をつついた後も元気に酒盛り(そしてこの後も鍋を頼んだ)


最初は「俺としては~が1番!」「ファミリー向けでは~だよなぁ」「一般的には知らないけどわたしは~が好き!」と意見がまとまりませんでしたが、
「このままじゃまとまらないから、いっせーのせで、1番と思う鍋を言おう!」と音頭がとられると、
なんと5名全員が同じ鍋をあげました。

こうなったらひとつの記事にしなければなるまい!ということで~!

発表します。

鍋つつこ。メンバーがつついた16鍋のうち、
鍋つつこ。的、ニッポン全国鍋グランプリ2016のベスト鍋は~~~~!





ドドン!

「海のフォアグラあんこう肝鍋(宮城県・加美町)」です!
あんこうの身が入ってなく、肝しかない贅沢さ…。汁には脂がダシとしてよく出ており、肝自身もたっぷりゴロゴロと。
これで500円は相当なお安さです。

ただ、この1位って、とあることが前提で、そうなったんだと思っています。

それは…
「今回の鍋つつこ。メンバー全員が、日本酒がだいすき」ということ。

このお鍋、味のバランスも、あん肝の濃厚さも、とってもお酒に合っていたんですね…。

この日もわたしたちは会場に日本酒の瓶を持ち込んで酒盛りをしており、この「鍋つつこ。的ベスト鍋」は、「飲兵衛的ベスト鍋」と言い換えてもよいかもしれません…。

飲兵衛たちの夢のあと(再掲) ※ちゃんとお片付けして帰りました

鍋つつこ。的印象に残った鍋

ちなみに、惜しくも1位にはなれなかったけれども熱烈なラブコールが出た鍋は以下のとおり。

牛コロコロホルモン鍋(山形県・河北町)。ホルモンの旨味たっぷりで、寒いタイミングで日本酒を飲みながらつつくと幸せを感じました。

 
山形秘伝 最上納豆汁(山形県・戸沢村)。男性からは呼び声かかりませんでしたが、女性2名からのラブコール。意外とさっぱりしていて自宅でも作りたい、なんて意見も。

ランキングの面白さ

と、意見を出し合っててちょっと面白いなと思ったことが。
来場者投票のランキング上位の鍋を全部つつけなかったにしても、わたしたちの中で満場一致のベスト鍋は、来場者投票では5位。
このほかあがった牛コロコロホルモン鍋は、44位。

すっごいおいしい!と思ったわりに、公式のランキングでは下のほうなんですよね。
おそらくですが、来場者は小学生以下のお子さん連れファミリー層が多く、結果的にお子さん&お父さん&お母さんが美味しいと思うものに票が集まったのではないかと考えております。

さすが団欒向き料理だわ~と思うと同時に、オトナ限定の鍋ランキングも見てみたいな~なんて思っちゃったりして。

年明け早々、おいしく楽しいイベントでした。
気が早く来年も楽しみにしつつ、今年もどんな鍋、つつこ。かな?

(文責・ノゾミ)

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