久しぶりにバンコクに来ています。せっかくなので、こちらで働いている友人とムーガタをつつきに行きましたのでその様子をお伝えします。
ムーガタとは
過去にも何回か紹介していますが、改めて。
ムーガタとはタイ語2語の複合語で、
- 豚:ムー(หมู – mǔu)
- フライパン,中華鍋:ガタ(kràthá – กระทะ)
※タイの方たちはrとかlとかの発音を省略?することが多いようで、グラタではなく、ガタ(またはカタ)と聞こえます。
ジンギスカン鍋によく似た形状の鍋を使って、肉や魚を焼き、そして野菜を煮て食べるというスタイルの鍋です(が、一般的にはタイ式焼肉というジャンルですね)。
ここで、焼く? 煮る? どっち? と思った方は鋭い。このムーガタ、焼肉をしながら鍋もできるという「鍋、つつこ。」にとってはとても画期的な料理。百聞は一見にしかずなので、まずは写真で見ていただきましょう。
真ん中がドーム状に盛り上がり、縁があるところはジンギスカン鍋に似ています。ちょっと違うのは縁部分。ジンギスカン鍋のそれより2倍ほど広く、そして水が溜まるようになっています。火にかけるとこの水が沸騰するので、ここで野菜などを煮て食べるという仕組みです。
つまり、ジンギスカンは鍋か否か? という疑問はムーガタには当てはまらず、一般的な鍋の条件(煮てつつく)は間違い無く満たしていることになります。
それはさておき。
基本は2種類のメニュー
実のところ、なぜかこの日はメニューが置いてなかったのですが、オーダーはシンプル。
- シーフード付きの食べ放題
- シーフードなしの食べ放題
の2択です。値段は過去の記事を参照すると「普通のが139バーツ、シーフードもつくコースが239バーツ」と書いてますので、変わってなければ日本円にしてだいたい500円とか1000円くらいでしょうか。とても安いですが、とはいえタイの屋台で夕飯を食べると1食30-40バーツぐらいですむので、そう思うとそれなりです。
(以下は過去記事の写真)
この日はシーフードなしの普通のコースをオーダーしました。
取り放題。が、取りすぎ危険
具材は取り放題のビュッフェ形式。が、残してしまうとそれに対して追加料金が発生するため、注意が必要です。
この日はシーフード無しを頼んだのでシーフードは取れないのですが、シーフード付きのほうを頼むと、シールをもらえます。これがあると、シーフードコーナーにある具材を取ることができます。
(シールは過去の記事の写真です)
あとは焼くだけ、煮るだけ、つつくだけ
持ってきたら、あとは食べるだけ。日本の食べ放題と同じで、足りなくなったらまた持ってきて焼いて、煮て、つついて。
友人とたくさんつついて、飲んで、語って。楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみにタイの鍋はタイスキとチムチュムが有名で、この2つは日本でも提供している店がありますが、まだムーガタは見たことないなあ。ネットで調べると、提供している店がちらほらあるみたいなので、今度は日本でムーガタをつついてみたいと思います。
ムーガタ最高! 鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | ムーガタ(หมูกระทะ) |
店名: | ファミリームーガタ(แฟมิลี่หมูกะทะ) |
URL: | https://www.facebook.com/pages/ร้านแฟมิลี่หมูกะทะ-สาขาเพชรบุรี-/200530903408887 (facebookチェックイン情報) |