こんにちは。蒸し暑い日が多くなってきましたが、早くも夏バテなどしていないでしょうか? 大崎です。
この日はタイ三大鍋シリーズのラストとして、バンコクに店を構える創業1957年の老舗、コカ本店(スリウォン店)でタイスキをつついてきました。
入り口からして格が
いつもタイスキと言えばもう一つのタイスキの雄、MKグループがあります(MKのレポートは以下にてご覧いただけます)。
MKは大型ショッピングモール内のレストランの一つとして店を構えていることが多いのですが、今回訪れたコカ本店は完全に独立した建物。入り口からして格式漂う重厚な店構えです。
参考までにMKの店構えもご紹介。
店内も格式のあるレイアウトで、家族が気軽に楽しむファミリーレストランというよりは、なにかちょっとしたイベントごとの時に使うようなそんな印象でした。
ちなみに、この日に来店していた方のなかに誕生日を迎える方がいたようで、スタッフの皆さんが集まって「ハッピーバースデー」の歌を歌っていました。周りの皆さんも拍手で、思いがけず暖かい雰囲気に(こういった歌のサービスは、実はMKでもやってます)。
さっそくタイスキを注文
暖かい気分になったところで、早速暖かい鍋をつつこう! ということで早速注文します。
今回頼んだのは以下。
- 野菜の盛り合わせ
- 白身魚
- すり身の海苔巻き
- 豚ロース
- ラム肉
- イカのすり身詰め
- すり身ボール
ボリュームたっぷり、さあ投入! と思ったら。。。
コカ風のおもてなし
こちらのお店では、スタッフさんが調理をやってくれます。
大きめカットで盛りつけられた野菜を手際よくナイフでざくざく。
手頃な大きさに切ってから入れてくれます。
具材によって入れる順番があるようで、白身魚→すり身→すり身海苔巻き→。。。など手際よく入れてくれます。素晴らしい。
良い感じで煮えてきたところで、スタッフさんの「もう食べていいよ」の合図。おあずけよろしく煮えるのを待っていたぼくらでしたが、さっそくいただきます!
さて、タイスキといえば重要なのは「つけダレ」ですが、MKのものと比べると若干香草の香りが強い印象です。個人的にはこっちのほうが好きかも。
が、この3日後にMKでタイスキをつついたときも、普通に美味しかったので、店の雰囲気が味に影響を与えたのかもしれません。
いずれにしても、タイスキは美味しい! という結論に至ります。
ちなみにこちらはサイドメニューの豚を揚げ焼きしたもの。
そしてギネスも!
微妙に合わないかなーと思いつつも、ついつい脊髄反射的にオーダーしてしまいました。
調理器具にも注目
ところでこのコカの鍋を見ていたところ、あることに気づきました。
この写真を見てなにか気付くところはありますか?
そう、テーブルクロスの上に鍋がおかれているんですね。
タイの鍋はチムチュムをはじめ、炭火で焚くものが多いですが、こちらはIH。炭火も風情があってよいですが、テーブルクロスの清潔感を感じるこういった気遣いもなかなかに嬉しいものです。
ちなみに鍋は平鍋ではなく、ホーコー鍋タイプ。
どちらかというと下から火の熱や煙が出るタイプの鍋と相性がよいホーコー鍋ですが、これもおそらく「タイの鍋」の感じがより強く出るような選択なのかな? と好意的に想像。
上質感のあるインテリアとサービス、そして主役タイスキの美味しさで楽しい時間を過ごせました!
創業約60年という歴史
ところで1957年といえば、今から約60年前。自分の親が産まれた時代ということを考えると、一昔も二昔も前。
この頃に起こったことをちょっと調べてみると、、、(以下、Wikipediaより)
- 1月21日 – 明治製菓が「ミルクチョコレート デラックス」を発売。
- 1月29日 – 日本の南極越冬隊が南極大陸初上陸。
- 2月25日 – 岸信介内閣が成立。
- 4月1日 – ロッテが「グリーンガム」を発売。
- 8月27日 – 茨城県東海村の原子力研究所で原子炉が臨界点に達し、「原子の火」がともる。
- 10月1日 – 初の五千円紙幣(聖徳太子の肖像)発行。
- 10月4日 – ソ連が人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功。
- 12月7日 – 立教大学・長嶋茂雄選手の巨人軍入団決まる。
ヒット曲は
- 島倉千代子『東京だよおっ母さん』
- フランク永井『有楽町で逢いましょう』
- 青木光一『柿の木坂の家』
こうやって改めて調べてみると、ここ数十年の変化と進歩はめまぐるしく、世界は常に動いていることを感じます。
短い時間にめまぐるしく変化するのは鍋の味も一緒。
これからも変化を楽しみつつ、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | タイスキ |
店名: | コカ本店(スリウォン店) |
URL: | http://www.coca.com/home.php |