ゴールデンウイークに猿島へ
あっという間に2016年のゴールデンウイークも終わりです。皆さんはどのように過ごしましたか? 僕は近場でアウトドアを満喫してきました。
その中の1つに訪れたのがこちら、神奈川県横須賀にある猿島です。
東京湾唯一の自然島、横須賀三笠桟橋から定期船乗って上陸できます。詳しくは僕のブログもご覧ください。
港横にある市場でテンションアップ
さて、帰りに立ち寄った横須賀の市場「よこすかポートマーケット」。ここで出会った食材たちから閃き、オリジナル鍋をつくってみました。今回はその模様をお届けします。
まずはよこすかポートマーケットの様子をご覧ください。
市場の中。市場はいつ行ってもテンションが上がりますね!
港近くということでさまざまな新鮮な魚介が。魅力的!
焼いたら美味そうなホタテ。
こちらもBBQにぴったりなブラックタイガー。
日本・世界各地からの魚介、さらに加工した魚もいっぱい。とくに魚の切り身がお買い得でした。
そしてそして。港併設ならではの品々。朝獲れの鮮魚たち。江戸時代、城主へ献上したと言われるマコガレイまで。
こちらは千葉県産のハマグリ。デカい。
海の幸だけではありません。山の幸、たくさんの農作物も売られています。
こちらは地のモノ、横須賀長沢産のタマネギ。
神奈川産のホウレンソウ。
インスピレーションを受けた「ホンビノス」
そして、この日、僕がビビッと受けたのがこちら。
大アサリとも呼ばれ、どんな調理法でも美味しく食べられる「本美之主貝」。通称ホンビノスです。
これを主役に、オリジナル鍋を考えたわけです。
海の幸・山の幸で閃いた鍋
写真のとおり、ホンビノスは二枚貝。鍋で食べるならそのまま煮ても出汁が出て、味もしっかりとしていて美味しそう。
ただ!それに加えて僕が気になったのが、前述の「タマネギ」と「ホウレンソウ」。しかもすべて神奈川県産。僕の地元横浜がある県です。
これらを使って鍋にするとなると……そこで思い浮かべたのが洋風のアレ。
クラムチャウダー。
鍋ではないじゃんというツッコミがありそうですが、クラムチャウダー風のクリームスープを出汁にして、ホンビノス、タマネギ、ホウレンソウを煮込んでみることにしました。
こちらが今回の鍋一式。
改めてご紹介。まずはタマネギ。香りがすごいんです。
ホウレンソウ。緑が鮮やか。
主役のホンビノス。
そして。クラムチャウダーなのでベーコン入れたいな、ということでよこすかポートマーケットで売っていたサガミハムのベーコン。こちらも神奈川県産。
神奈川県産オリジナルクラムチャウダー鍋レシピ
さっそく鍋つくり。
まずはベースとなるクリームスープから。いわゆるクリームソースと同じく、タマネギを炒めてから味を出します。
タマネギを半個分粗みじん切りにして、グレープシードオイルを使って飴色に炒めます。
こんな感じです。
そして、ベーコンも少しサイコロ切り、さらにタマネギの青葉も切って出汁に使いました。ささっと炒めて。
少し焦げ目が付いたら、牛乳、そして小麦粉を少々、コショウで味付けしてベースの完成。
しばらく煮込んでとろみが出たら出汁スープの完成。
鍋の食材。ほど良いサイズに切って準備しておきます。
このようにスープに投入。
白い出汁スープに、各食材の色が映えますね。新鮮な見た目!
蓋をして煮込みます。
約10分ほど煮込むとすべてのホンビノスがオープン!
完成した鍋です。あとは取り分けていただきます!
その前に粗挽き胡椒で味付けをして。
いわゆるクラムチャウダーよりも水分多めでサラサラとしていて、それでいて煮込み時間が多いので味が濃厚。新たな鍋の世界を発見しました(自画自賛w)。
〆も洋風に、今回はパスタをチョイス
食材を堪能したら最後は〆。
鍋の〆には、米、麺、うどんなどなどありますが、洋風と言うことで選んだのがパスタ。クリームソースに合うフェットチーネを選んでみました。
乾麺でしたがそのまま煮込んでみることに。
9分のところ15分ほど。煮込みパスタ風に。
最後に余ったホウレンソウ、ベーコン、そして、貝殻か外したホンビノスを入れて一煮立ちさせて完成!
できあがり。これ、〆っていうか完全にメインのホンビノス・ベーコン・ホウレンソウのクリームパスタ。めっちゃ美味かった!
以上、「鍋、つつこ。オリジナル:ホンビノスのクラムチャウダー鍋」のご紹介でした。鍋というと、できあがりのイメージから食材や出汁を選ぶことが多いですが、今回のように食材から新しい鍋を考えるのもの楽しいですね。しかも休みの日なので、時間をかけてじっくり鍋づくりを楽しめました。
オリジナル鍋づくり、鍋、つつこ。の活動として、これからも積極的に取り組んでみたいです。
もっともっと新しい味を探して、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | クラムチャウダー鍋 |
店名: | 自宅(東京) |
URL: | ― |