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[鍋考・弐拾捌]「鍋」という地名について考える

去年の「鍋の日」に、メンバー馮がこんな記事を書いていました。

古来中国から伝わり、日本語のなかでも重要な位置づけを占める漢字は「表意文字」。それぞれの文字に意味があるわけですが、ふと「鍋」をもつ地名がどれくらいあるのか? が気になりました。

ということでちょっと調べてみました。

「鍋」という地名を調べるにあたって参考にしたデータ

読み仮名データはローマ字であるものの、地名は漢字、かつ全都道府県一括データのためこちらを利用しました。

地名のデータ数

ただし、以下のようなデータ(特定の地名が細分化されているもの)は1つとしてカウントしています。

「鍋」という漢字が含まれる地名をもつ都道府県の分布

結果、このような感じに。

「鍋」が含まれる地名

なんとなく特定の地方に集中しているのかな? と思いつつ、そうでもないようです。

ちなみに今回最終的に残った78地名のリストはこんな感じ。

たとえば以下のように東西で分化して数を稼いでいるケースもあれば(本来これも1つとしてカウントすべきでしょうね)、

以下のように区が違うのに同じ地名がついているケースもあり。

はたまた、以下のように対になっている地名があったり。

もうちょっと突っ込んで調べてみると、地域のルーツなどがわかってくるのかも?

このあたり、例えば神事の有無などの別の切り口で調べてみたいなと思っています。

都道府県別の苗字分布などもよく話題になりますが、こうやって特定の文字の地域分布を調べてみるのも面白いものですね。

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