さて火起こしが終わり、次は鍋の準備です。
今回は[食事編]と題して、具材の下ごしらえから調理までをお届けします。
鍋の下ごしらえ……とても重要な作業です
まずは買ってきた具材の下ごしらえをします。何と言っても主役の里芋。こちら全1.6kgを、みんなで洗って皮を向いて。
皮むきそのものも大変なのですが、それより何より、寒い中、冷たい水での泥洗いがきつかった(日菜子談)。
他にもダイコンや人参もざく切りして。女性陣が各々の料理の腕をふるってくれました。あと、一部男性陣もw
こうしてどんどん下ごしらえが完了していきます。
さて、具材を切り終えたところで、いよいよ煮込み!……その前に。
実はSkype経由で先に芋煮鍋を作っていた大崎情報により、「里芋はかなりアクが出る」と連絡がありました。ですから、まずはアク取りをしっかりと。
何度か水を入れ替えて。
この水入れ替え作業で落としてしまったら元も子もありませんw
そして無事、下ごしらえが完了です。
さぁ、いよいよ芋煮鍋をつくります。
山形風芋煮鍋:醤油と牛肉の優しいコラボレーション
まずはじめにつくったのは、醤油味、牛肉入りの山形風芋煮鍋です。
こちらの寸胴を使いました。
水を入れ、出汁をちょっと入れたら、決め手となるマルジュウの醤油をドバドバっと。なぜかみんなの注目を集めて照れました 🙂
さらに注目を集める。いやいや、失敗しないからw
そして、主役の登場。里芋を入れます。
じっくり煮込むことを確認して。
さらに野菜を追加し。
こんにゃくも。
かれこれ20分ぐらい煮込んだところで鍋を覗くと、すごい量のアクが。里芋以外の根菜からもタップリと出たようなので、丁寧にアク取りをして。
最後に牛肉を入れてひと煮立ちさせれば完成です。
だいぶ良い感じ。
そうそう、牛肉だけで終わりではなくて、黒い三連星(古)ならぬ、キノコ三連星を投入。しめじ、えのき、舞茸です。
きのこを湯通しして、今度こそ完成しました。
どうですか?
実際に味わってみたところ、ホッとする、とても染みわたる優しい、そして美味しい鍋でした。
定番の形のつぎに、秘密兵器の「仙台麩」を投入。これでコクが出て、ネギでバランスを取りました。
宮城風芋煮鍋:味噌と豚肉で懐かしい味わい
次は宮城風芋煮鍋。こちらは、鉄鍋を使いました。
もうこちらは説明なく、写真でお楽しみください。
ここから先が、宮城風。豚肉を用意。
落し蓋で野菜を煮込みます。
そして味噌。これが味の決め手です。
味噌を溶いて煮込まれてきたところに豚肉を投入。
山形風と違う色味が、また、食欲をそそります。
こちらも美味かった!味噌のコクに、里芋と豚肉、たっぷりの根菜でズシッとくる味でした。
仙台麩にハムに焼きマシュマロ~サイドメニューも楽しんだ!
その他、サイドメニューも堪能しました。
とくにこちら。宮城県出身の平間さんお手製の、仙台麩の玉子とじ。
玉子の味と醤油の味、さらに仙台麩の食感が最高です。ご飯にかけかかったw
ほかにもハムステーキを焼いたり、マシュマロを焼いたりと。芋煮鍋以外にも満喫しました。
〆は山形風芋煮鍋のだしを使った和風カレーうどん
さていよいよ締め括りです。実はもうかなり満腹ではあったのですが、事前に山形風芋煮鍋の出汁で作るカレーうどんが絶品との情報を得ていたので、そちらを楽しむことにしました。
まずは、寸胴で作った山形風いもに鍋の出汁スープを鉄鍋に移し替えます。
そしてカレールーを入れて。
そして、こちらには鶏肉を入れてみました。牛、豚、鶏を制覇です。
じっくり煮込んで。
うどんを投入!
焦げ付かないように煮込んだら完成です。
皆、満腹だったはずなのですが、カレーの美味しそうな匂いに誘われておかわりしていました。もちろん僕も。
なんというか、普通のカレーに比べて、どこか懐かしい、お蕎麦屋さんで食べられるような、そんなカレーうどんでした。最後の最後まで、満足できた芋煮鍋となりました。
さて、これで終わり!ではありません。
次回は、遠く離れた場所で行われた芋煮会&鍋会の模様をお届けします。お楽しみに。