昨日速報でお届けした、鍋Q・弐:芋煮会。
それでは、実際にどのように進めたのか、順を追ってご紹介します。
まずは準備~火起こしまで。
会場選び&鍋選び
会場選びについてはたまたま見つけて良さそうということだったんですが、実は、鍋を使える竈(かまど)がある場所って、都内近郊にはそれほどなくて。今回使った「本門寺公園キャンプ場」には、こんなに立派な竈が3つもあるんです。
そして、鍋。前回の鍋Qは、五目鍋というか、けっこうその場その場でつくって楽しみました。今回はあらかじめ鍋の種類を決めて、1年間の活動経験から3名で選んだのが、芋煮鍋でした。
そして、東北地方では一般的な芋煮会を、僕たち鍋、つつこ。でも開催しちゃおうということで、今回の開催に至ったわけです。
芋煮会
芋煮会(いもにかい)とは、日本の主に東北地方で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。
呼称には地域差があるが、ここでは総称として「芋煮」「芋煮会」という呼称を用いる(Wikipediaより)。
さらに、芋煮鍋には山形風と宮城風の2種類あることも調べていたので、事前に、調味料についても調査し、それぞれ以下のものを選びました。
■山形風(醤油)
丸十大屋
「味マルジュウ」500ml
http://item.rakuten.co.jp/marujyu/aji500/
■宮城風(味噌)
玉松味噌醤油
無添加 減塩味噌 750g (仙台味噌)
http://item.rakuten.co.jp/zao-ajigura/genenmiso750/
ちなみに当初はAmazonで手配の予定だったのですが、急遽トラブルが発生し、さてどうしたものかとなったところ。都内・有楽町には、日本各地のアンテナショップがたくさん集まっていて。今回は「おいしい山形プラザ」と「むらからまちから館」を利用しました。
ということで無事、各店舗で、郷土の調味料を手に入れることができました。このあたりはぜひ一度、「鍋、ぶらり。」の活動で散歩してみたいところです 🙂
銀座・有楽町アンテナショップMAP
http://antenashop.enjoytokyo.jp/tour/
具材の目安は?
具材に関しては、それぞれがインターネット(おもにクックパッド)を活用し、芋煮鍋のレシピから具材手配をしました。今回、参加者が10名ほどということだったので、それぞれ4~5名分の分量でカウントして……
以下内容を購入しました。
<買い出しリスト>
・野菜類
里芋 1.6kg
大根 1本
人参 400g(3~4本)
ごぼう 400g(1本)
ねぎ 200g(0.5~1本)
白菜 1玉
キャベツ半玉
しめじ 2袋
えのき 2袋
舞茸 2袋
・肉類
牛バラ薄切り 700g
豚バラ薄切り 600g
豚ロース薄切り 300g
鶏もも肉 300g
・その他
板こんにゃく 2枚
しらたき 1袋
うどん 5玉
出汁 1箱
カレールー 2箱
ちなみに、今回野菜の目方を調べるのに役に立ったのがこちらのページでした。野菜の重量(g数)と本数・個数って、パッと思ったときに全然思い浮かばないんですよね。
野菜の目方の目安
http://home.c06.itscom.net/maruko/08foods/mekata/mekata.html
あと、インターネットが便利なのは、実際の会場の近くに、どんなお店があるか。とくに最近のスーパーはWebページを用意していて、営業時間や地図なども書いてあるので、初めて行く場所でもだいたいなんとかまかなえるのです。インターネット最高!
今回はオオゼキ池上店さんを活用しました。
こちらについては次回また。
さぁ、いよいよスタート!まずは火起こし
さて、場所・鍋・具材の準備ができたら、いよいよ芋煮会突入!
まずは火起こしから。今回は、男性陣がおもに火起こしを、女性陣が具材の下ごしらえを、という感じで分担しました。
火起こしはこんな感じで。
最近は着火剤のような便利なものがあるのですが、今回は、準備し忘れてそんなものには甘えず、木炭にダンボール等から火を着けて。
20分ほどでこのぐらいに。
30分後にはばっちり!
無事火が起きました。パチパチパチ。
以上、[準備編]買い出し~火起こしまで、でした。
次回、[食事編]下ごしらえから鍋づくりをお届けします。