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[コソ鍋・弐佰四拾漆]猛暑日こそ鍋。築地の外れでタイ鍋チムチュムをつつく

連日の猛暑日。

梅雨とは名ばかりでほとんど雨の降らない2017年の梅雨は、荒川水系で早くも取水制限が始まるなど、カラダになかなか堪える暑さが続いています。

暑いとどうしても冷たいものが欲しくなりますよね。ガリガリ君ソーダを始めとしたアイスや、さっぱりと食べられるうどんやそばなど。

これはこれで夏の風物詩ではあるのですが、あまりそういったものばかりを食べていると心配になるのが夏バテです。

こんな時こそ、バランスのいい食事を心懸けたいものです。

常夏の国、タイのローカル鍋。チムチュム。

そんな折、世間の鍋料理屋ではさまざまな夏鍋を提供してくれたりしていますが、「鍋、つつこ。」としておすすめしたいのは、やはり「チムチュム」でしょう。

鍋、つつこ。では、これまで本場タイでつつくチムチュム、都内でつつくチムチュム、自宅で作るチムチュムなど、何度も何度もとりあげています。

鍋、つつこ。を以前から知ってくださっている人には耳タコかもしれませんが、チムチュムはタイ東北地方のローカル鍋。常夏の国のタイ人にも人気の鍋料理です。

タイ・バンコクのルンピニー公園のチムチュム屋台は地元のタイ人で大盛況

アジアンテイストたっぷりの土鍋でつつく、チムチュム。

なかなか日本ではこのスタイルで出してくれるお店はなかったのですが、なんと2017年の2月からオープンしたというサイアムガイズトーキョーさんで、気軽に食べられるようになっていました。

ローカル色溢れる店内でつつく、チムチュム。

サイアムガイズトーキョーさんがあるのは、日比谷線の築地駅と有楽町線の新富町駅のちょうど真ん中あたり。飲み屋街が連なる通りの一角に店を構えています。

焼き鳥屋さんや居酒屋などが並ぶ路地の一角に……

タイ文字を交えてメニューを掲げるお店が。

このプラスチック製の椅子、タイに行ったことがある人には懐かしいアイテムのはず。

タイに旅行に行ったことがある人にとってはおそらくとても懐かしい印象を与えるこのプラスチック製の椅子。

中に入ってもタイ情緒満点です。

タイの屋台をそのまま再現したような店内。

中に入るとそこはまさにタイの屋台のよう。というか屋台をそのまま入れてるし。

スチール製とプラスチック椅子の組み合わせもそのまんまですね。外に出れば日本のオフィス街という、そのギャップがたまらないですね。

こんなものも。タイ語で警察(タムルワット)と書いてある

ちょっと感動しつつ、オーダーするのはもちろんチムチュム。

こちらのお店では豚肉のチムチュムとシーフードのチムチュムの2種類がありますが、今回は豚肉のチムチュムをオーダーです。

運ばれてきたチムチュムの鍋

レモングラスやタイ生姜などがたっぷり入ったスープ

そう。これこれ。やはりこの素焼き鍋で出てくると雰囲気がぐっと出てきます。

たっぷりの野菜や……

メインの豚肉が出てきたところで……

一気に投入! タイハーブの良い香りが食欲をそそる

いただきます!

たっぷりの野菜とメインの具材(この日は豚肉)をこのスープでいただくと、汗がたくさん出てきます。

が、これがいい!

チムチュムのスープに使われているレモングラスやタイ生姜をはじめとしたハーブ類にはデトックス効果もあるとされ、夏の弱りがちなカラダの栄養補給にも効果抜群です。

仕入れが日本なので若干具材に日本っぽさが残るも、この素焼き土鍋と店内の雰囲気、タイ人のスタッフさんのおかげで、しばし日本にいることを忘れてチムチュムに没頭します。

あっという間に空っぽに

あっという間に完食! 美味しかった!

 

さてこちらのお店、若干日本語に不慣れなタイ人のスタッフさんがやっているためか、食券制を採っています。それもあってか、メニューは他のタイ料理屋さんに比べて種類が少なめなのですが、味はなかなか。

最後にチムチュムの他にオーダーした料理を紹介して、締めたいと思います(ピントがボケちゃったけど)。

すっぱ辛い春雨サラダ。ヤムウンセン。

脂がジューシー。コームーヤーン。

安定の美味しさ。ルークチンムー。

 

異国情緒あふれる店内でつつくタイのローカル鍋、チムチュム。

皆さんもぜひ試してみては? 病みつきになりますよ。

 

暑い日も汗をかきかき、鍋、つつこ。

(文責・大崎)

今回つついた鍋

種類: チムチュム
店名: サイアムガイズトーキョー(東京・築地)
URL: https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13206635/

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