秋分の日を過ぎ、これから気温も下がり夜の時間が長くなります。鍋日和がやってきます。
さて、先日、僕が勤めているオフィスの近くにリニューアルオープンした「DNPプラザ」にて、注目すべきアイテムを見つけたので、今回はそちらをご紹介します。
“よりみち”という体験
「“よりみち”を世に広め、人と街を元気にしていく」
日本には、その地域の人しか知らないような魅力的な場所がたくさんあります。そんな地域に眠る魅力を掘り起こして、“よりみち”スポットとして発信したい。そして、地域に人を引きつけ、地域を元気にしたいという想いで「全国よりみち研究所」を立ち上げました。
このコンセプトのもとスタートした企画、それがDNPプラザの「全国よりみち研究所」。
2Fのイベントスペースで開催され、オープン企画で取り上げた地域、それが北と南、それぞれから青森・八戸市と大分・日田市の2都市が選ばれ、よりみちしたい街を争う形で、各地域の特産品・特徴が紹介されています。
それにしてもこの「よりみち」という行為、自分も旅先などでよくするのですが、予想外の何かに出会える、あのワクワク感があっていいですね。効率的な行動もいいですが、ちょっとした「よりみち」も楽しいもの。鍋もレシピどおり・定形どおりにつくるだけではなく、ちょっとアレンジしてみると思わぬ味になったりするものです。鍋にもよりみち要素を入れていくのがいいかも。
インスタントスタイルの鍋!
話を戻して。観ているだけでも楽しいこの企画、八戸コーナーをぶらっと歩いていて目に入ってきたのがこちら。
なんと、インスタントラーメンならぬ、インスタント鍋。なんじゃこりゃー。これはほしい!
買いたいと思ったらこちらでは展示のみで非売品とのこと。残念。
もちろん、せんべい汁の主役、南部せんべいの展示も。こちらは販売していました。
鍋の出汁スープを既製品として販売しているのはよく見かけますが、こういうのは初めて。でもよく考えてみると、インスタントラーメンと同じく、器で煮込むわけだし、形的にも鍋に通ずるカップ。これ、もっといろんな鍋が出てもいいんじゃなかろうか。あるいは知らないだけでもっといろんな種類のインスタント鍋があるのかな?
展示には他にも魅力的なものばかり。このTシャツ、かっこいいね!
顔出しパネルも。
第1期の企画は10月25日まで、DNPプラザ(地下鉄市ヶ谷駅5番出口から徒歩1分)で開催中。インスタント鍋は非売品でしたが、他に八戸や日田にちなんだ特産品を販売するよりみちマルシェのコーナーもあります。
お近くに起こしの際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
インスタント鍋を訪ねて0.3里
おまけです。
今回の写真をFacebookで紹介したところ、飯田橋にある青森のアンテナショップ「あおもり北彩館」で売っているのではというコメントをいただきました。
それはいかねば!とインスタント鍋を訪ねて3,000……ではなく0.3里(1.2km)ほど、市ヶ谷から飯田橋まで歩いて行ってみました。
お店の中には僕も大好きな土地、青森の物産が所狭しと並んでいます。目移りしちゃう。
で、今回の目的、八戸せんべい汁のインスタント版を探してみたんですが……
お!
違いました。これは青森のご当地ラーメン、煮干しラーメンのインスタント品。
次に鍋関連のコーナー。
八戸せんべい汁セットやすごい気になる出汁スープなどもありましたが、結局こちらでのインスタント品の販売はなく。残念。
いつか青森・八戸に足を運んだときに現地で探して買ってみようっと。