4年に1度のスポーツの祭典オリンピック、ブラジル・リオデジャネイロで開催
2016年8月、ここ日本からちょうど裏側にある国ブラジルで4年に1度のスポーツの祭典、リオデジャネイロ オリンピックが開催されました。
今回も出場選手たちの素晴らしいパフォーマンスを観ることができました。そして、日本の選手団の皆さんが各々の力を発揮し、観ている僕たちに感動と力を与えてくれましたね。
個人的に印象に残っているのは、卓球水谷選手の個人銅メダル・団体銀メダル、バドミントンのタカマツペアの金メダル、男子400メートルリレーの銀メダル。そして、吉田沙保里選手の涙ながらの銀メダル。
それぞれが、それぞれの練習の成果とともに想いを込め、競技・演技し、今回の結果に至りました。念願を達成できた選手も、残念ながら自分の目指すところに届かなかった選手も、本当に本当にすばらしかったです。一スポーツファンとして、ありがとうとおつかれさまでしたのメッセージを送りたいと思います。
ブラジルの鍋料理ってなんだろう?
前置きが長くなりました。
毎日ブラジルからのニュースを観て聞いている中、ふと「ブラジルの鍋料理って何かな?」と思い、Googleで「ブラジル 鍋料理」と検索。
出てきたのがこちら。
ムケッカ。
いろいろな結果が出てくる中、ブラジルで定番の海鮮を鍋で煮込んだ料理だそう。
Wikipediaによれば「ムケッカ(Moqueca)は、魚、タマネギ、ニンニク、トマト、コリアンダー等の材料から作られるブラジルの海鮮シチューである。水は加えず、時間をかけて作られる。」とのこと。
よし、ブラジル・リオデジャネイロの熱気を感じるままに、さっそく作ってみよう!
超簡単!お手軽ムケッカレシピ
今回参考にしたのはこちら。サントリーカクテルツアーズのレシピです。
こちらにある材料をさっそく調達。ココナッツミルクは普通のスーパーじゃないかなと思ったけども、ありました。
これが材料一式です。菊花の鍋で煮込みます。
シーフードの下ごしらえ
今回、おそらく唯一の手間がかかると言える調理ステップ。シーフードの下ごしらえです。ブラックタイガーの殻を剥き、あとはシーフードミックスに、にんにくのすりおろし、刻んだパクチーでマリネします。
ライムの絞り汁ではなく、レモン汁で代用しました。
こんな感じでしばらく放置。
野菜はざく切り、そして、オリーブオイルで炒める
次に野菜。ムケッカで使うのは玉ねぎとピーマン。くし切りした玉ねぎとスライスしたピーマンを用意。
あとはオリーブオイルで炒めます。
野菜にシーフードを混ぜてさらに炒める
野菜に色が付いてきたぐらいで、殻を取ったブラックタイガーとマリネしたシーフードミックスを投入し、さらに数分炒めます。海老の色が変わるぐらいまで炒めてみました。
ココナッツミルク、ホールトマト、固形コンソメを投入して煮込む
ある程度炒めたあとは、火を弱めて、ココナッツミルク、ホールトマト、固形コンソメを投入。
あとはお玉で鍋の中身を混ぜながら煮込みます。ちなみにここでとくに水分はまったく入れませんでした。
煮込み待ち
だいたい15~20分ぐらい煮込んでみました。手持ち無沙汰だったので、ビールを飲みながら。ブラジルのビールを準備できなかったので、ブラジルに多少は近い中米メキシコのコロナで。
パクチーをさらにちらして、ムケッカ完成!
良い感じに煮込まれてきたら、完成です!
ココナッツミルクとトマトが混ざったスープの色と、パクチー&ピーマンの緑が鮮やか!食欲をそそります。
さっそく取り分けて。
うん、美味い!味は、なめらかなトマトスープで煮込んだ海鮮スープ。レシピサイトに書いてあった「海鮮シチュー」という呼び名はたしかにそのとおりかも。それと、個人的なイメージとしては、酸っぱさがない、まろやかなトムヤムクンという感じも。
今回、シーフードをかなり入れたので、そのあたりの臭みや塩気がどうなるかなと思ってましたが、マリネした結果、まったく気にならず。逆に、海鮮の旨味がたっぷりと出ていて、イタリアンのブイヤベースよりも、より力強くも優しい味わいでした。
ちなみにこれ、準備から調理、食事まで1時間もかからない手軽な料理。ご覧のとおり、食材・調味料さえ用意できれば本当に手軽につくって、つつけます。パーティーにも持ってこいかも。
今度は鍋Qでも試してみたいところ。
さて、2週間続いたリオデジャネイロオリンピックもいよいよ閉幕。4年後の夏季オリンピックは我が国日本、東京での開催です。
次回も日本の選手、世界の選手たちの活躍を観ながら、鍋をつつきたいものです。
4年後は東京オリンピックを観ながら、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | ムケッカ |
店名: | 自宅(東京) |
URL: | ― |