木枯らし1号とともに鍋の季節到来
先日東京では木枯らし1号が吹き、いよいよ冬将軍の到来です。朝晩は本当にめっきり寒くなりましたね。
鍋、つつこ。を始めてからは春夏秋冬、時期を問わずたくさんの鍋をつついていますが、やっぱりこの季節が来ると「鍋」がつつきたくなりますね!
ということで、木枯らし1号が吹いた前日、僕が一番好きなもつ鍋をつついてきました。お店は家の近くにある「もつなべきむら屋 蒲田東口」さん。
今シーズン最初のもつ鍋(夜の部)
実は今シーズン初のもつ鍋。と言っても、8月には京都で京もつ鍋をつつきましたし、先日はランチでもつ鍋をつつきました。ここで言う今シーズン初というのは2015-2016冬シーズン、夜の鍋、じっくり煮込んでつつく鍋を指します(前置きが長い)。
今回選んだのは、塩味。もつなべきむら屋さんでは、塩味のほか、醤油・白味噌・チゲ味噌、また冬季限定のトマトもつといったバラエティに富んだ味が楽しめるんです。でも、まずは定番の味。醤油と迷った挙句、塩味にしました。
九州は博多の味を意識したもつ鍋、鍋もいわゆるアルマイトの、あの鍋です。
さらにこちらの鍋、出汁スープの味付けに加えて、たっぷりのニンニクが乗ってるのが特徴。とにかくスゴイ。
そのまま火をかけて、グツグツ煮込みます。
そして、キャベツがしんなりしてきたところでニンニクを溶かしてさらにひと煮立ち。
おたまでかき混ぜたら完成!
とんすいによそっていただきます!
プリップリのもつに、塩ベースの出汁、ニンニクのガツンとした味わい、キャベツとニラのハーモニー。やっぱりもつ鍋は美味い!パクパクパクパク、あっという間に食べちゃいました。
もつ鍋の出汁は何が最適?
さてさて。
久々にもつ鍋を、純粋に味わいました。こちらのお店ではさまざまな味の出汁スープが選べますが、この味の選択がもつ鍋をつつくときのこだわりポイントにもなりますね。
まず大前提として、もつが新鮮、そして、臭味が出ないような丁寧な下ごしらえ。これが大事。
次に味です。もつ自体、味というよりは脂のコクが強いため、それに対して、どのような出汁で煮込んでつついて食べるか。変な話、まずもつの場合、さっぱりとした出汁スープで食べるとけっこうツラい。ですから、もつの新鮮味を楽しみたい(or その店のもつレベルを試したい)ときには、塩味や醤油味でいただくのも一興です。なんて、上から目線で評論してしまいましたが、もつ鍋をウリにしている店であれば、もつは美味しいもの。あとはその日の気分、そのときの思いで味を選ぶのが良いと思っています。
それともう1つ、〆に何を入れるか。
ちなみにこの日はもつとあと野菜を追加してしまってお腹いっぱいになり、〆に辿りつかなかったんですが、ちゃんぽんであれば味噌味にしてもいいし、雑炊なら醤油、ラーメンだったら塩みたいに、組み合わせを想像しながら味を決めるのも楽しいものです。とにかくいろんな味を楽しむ。多様性を楽しむ。それが、馮流もつ鍋の楽しみ方です 🙂
塩味もいいし、醤油もいい。味噌にも惹かれる。いろんな味を楽しみながら、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | もつ鍋・塩味 |
店名: | もつなべきむら屋 蒲田東口(東京・蒲田) |
URL: | http://r.gnavi.co.jp/a616518/ |