最近忙しい日が続いているのですが、そういった時ってお昼ご飯時が不規則になったり、ただおなかを満たすだけの作業になってしまったりしませんか?
仮にあと40年生きられるとすると、40年×365日×朝・昼・晩の3回=43,800回(※閏年は考慮せず)の食事の機会が残されているわけで。
さすがにこの数の機会が残っているとピンとこないですが、ともあれ有限、1回1回の食事を大切にしていきたいと思ったりするわけです。
そんなわけで(どんなわけ?)、今回は有楽町駅にほど近い入母屋さんでちょっと優雅なランチを嗜んだので、そちらの様子をお伝えします。
落ち着いた店のつくりの入母屋さん
銀座グラッセのエレベーターで9Fまであがるとすぐにお店の入り口。
ちょうど開店時間10分前に着いたのですが、すでに予約の団体さんが何組か。人気店のようです。
開店時間になり、予約の方たちが案内されたあとに店内へ通されます。
ぐるなびの店舗情報などに「高級クラシックホテルを再現した優雅な個室空間」とあるとおり、落ち着いたお店のつくりです。人数に合わせた個室が用意されているようで、この日は1人だったため2人用個室に通されます。
おしぼりをいただいて落ち着いたところで、この日のお目当てをオーダーします。
黒豚のトマトすき焼きランチ 優彩珊瑚
名前からして優雅。優彩珊瑚は「ゆうさいさんご」と読むようです。
お惣菜八品+お刺身二種盛合せ+ごはん(白米と炊き込みとで選べる)+味噌汁+食後のデザートビュッフェと盛りだくさんのメニューです。
小鉢に綺麗に盛りつけられたお総菜が小盆に載ってやってきます。ちゃんとお品書きまである手の込みよう。
この日は、
- おくら明太子
- つくね串
- 厚焼き玉子
- しらすおろし
- 鰹角煮
- 山芋の磯部揚げ
- 冷奴
- 香の物
でした。
こうやって小鉢にちょっとずつ出てくる料理は、大皿料理と違ってそれぞれをゆっくり味わおうという気分になるから不思議です。ひとつひとつを美味しくいただきました。
ちょうど食べ終わったころに、店員さんがやってきて膳を入れ替えてくれます。
メインの黒豚のトマトすき焼き、ご飯、お味噌汁、お刺身がやってきます。
鍋は火にかけて10分ぐらいで食べられるとのことでしたので、煮えるまではお刺身やお味噌汁をいただきつつ、できあがるのを待ちます。
煮えたようなので、いただきます!
スープは名の通り見ての通りのトマトベース。おそらく甘い割り下もはいっているのかな? すき焼きっぽい甘さも感じます。鍋こそ和風の鉄鍋ですが、イタリアン系の味。濃厚ですがさっぱりとした良い味です。
さて、すき焼きといえば生卵ですが、じつはあまり生卵は好きではなく。
せっかくなので、先ほどはお肉に卵を絡めましたが、やはり火が通ったほうが好きだなと思ったところでひらめきました。
そうだ。鍋に入れちゃおう。
結果的にこれ、正解。
白米とチーズをいれたらリゾットとしても美味しく食べられそう。残念ながらその二つは無かったので、良い感じに火が通った溶き卵と一緒に残りの具材をつつきます。
いやー、美味しかった。
しかしこのランチコース、これで終わりではないのです。
女子には嬉しい? デザートビュッフェ
このコース、食事後に45分間のデザートビュッフェタイムがついています。入店の時にたくさんいた予約客が女性だらけなのはここに理由がありそうです。
私、生卵だけでなく甘い物も比較的苦手なほうですが、せっかくなのでいただきます。
ここで写真で載せた以外にもたくさんのデザートがあり、みなさん思い思いにとって楽しんでいました。全部チャレンジする人もいそうですね。
こうして、ちょっと優雅なお昼ごはんをすませたある日のできごとでした。
たまには昼に、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | 黒豚のトマトすき焼きランチ |
店名: | 和食・うま酒 入母屋 銀座グラッセ店(東京・銀座) |
URL: | http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13052333/ |