5月も半ばを過ぎ、徐々に気温も上がってきましたね。
一部の地域では最高気温30℃超えを観測するなど、早くも夏の気配を感じます。近年の夏はうだるような暑さになることが多く、冬とはまた違った形で体調を崩しがち。
そんななか、メニュー名に「不老長寿」を冠す鍋を提供する店があるのを見つけたので早速行ってみました。
銀座で豚がお出迎え
今回入ったのは、銀座一丁目駅ほど近くの豚肉創作料理 やまと銀座本店さん。やまと豚という国産ブランド豚を中心にメニューを組み立てる創作料理屋です。
ビルのエレベーターで9Fに上がると、さっそく豚がお出迎え。といってもおきものですが…
ランチの時間帯だったので混んでるかな? と思いきや、タイミングがよかったのか、待つことも無く入店。その後人がたくさん入って混雑してきたので、ラッキーだったのかな。
さっそく薬膳不老長寿鍋をオーダー
すでに鍋をつつくと決めて来ていますので、メニューを見るのもそこそこに薬膳不老長寿鍋(2色)をオーダー。
- 赤
- 白
- 赤白2色
の3パターンから選べるので、迷わず2色を選択。だって食べ比べてみたいから。
鍋のスタイルはいわゆる火鍋。おなじみ陰陽太極図を模した仕切りがある鍋に2色のスープが入って運ばれてきます。
白のスープは美容と健康に、赤のスープは滋養強壮に効果があるとのこと。まさに不老長寿の名にふさわしい組み合わせです。
スープだけでも美味しいですね。白は豆乳の甘みを感じるまったりとした味、赤は見た目ほど辛くなく、印象としては麻婆豆腐的な味に近かったかも?
一方、自慢のやまと豚をはじめとした具材も運ばれてきます。
鍋を火にかけ、沸騰してくると、お店の人がはじめにつくねを入れてくれます。
あとは自由な時間。思い思いに具材を入れていきます。
いろいろな具材を2色のスープでつついていると、気がつけばあっという間に空っぽに。美味しかった!
長寿世界一を調べてみた
さてさて、今回の鍋は「不老長寿」が冠されていますが、今の長寿世界一って何歳ぐらいなんだろうと思い、ちょっと調べてみました。
存命中の世界の長寿者十傑(Wikipedia)によると、現在(May 13 2015 5:22PM:出典元GERONTOLOGY RESEARCH GROUP)の長寿世界一は1899年5月23日生まれのアメリカ人女性とのこと。ギリギリとはいえなんと1800年代! 時代区分としては近代の範疇でしょうか。
まさか鍋をつついて長寿にということではないでしょうが、長生きの秘訣は気になりますね。
ちなみに、1900年ごろの世界人口はグラフを見ると17億人ほど。それから100年超経過した現在は70億を超えています。
たった100年で5倍ほどの伸びで、日本をはじめとした一部の国では減少に転じているものの、世界全体でみれば2050年ごろには90億人を超え100億人に手がとどくほど増加するという調査もあるようです。
人口増に伴う貧困やエネルギー問題、温暖化など、人の寿命が長くなることは手放しで喜べることではないかもしれませんが、とはいえ限りある人生ですから、最期まで健康で全うしたいものですね。
最期まで、健やかに生きて、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | 薬膳不老長寿鍋 |
店名: | 豚肉創作料理 やまと銀座本店(東京・銀座) |
URL: | http://r.gnavi.co.jp/p369801/ |