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[鍋、ぶらり。]第陸幕:素焼きの鍋をてにいれた! クレット島までぶらり

ここのところ、タイ東北部イーサン地方の代表的な鍋、チムチュムのレポートが続きました。

メンバー馮も書いていたとおり、この素焼きの鍋が異国情緒をかき立てて、元々おいしいチムチュムをさらに「いい感じ」にしてくれます。

常々この鍋が欲しいなあと思っていたのですが、ついに入手(しかも現地で!)したのでその様子をお伝えします。

暑気まっただ中のタイランド

ぶらりしたのは1年でもっとも暑いといわれる4月のとある日曜日。

この日は特に予定もないことだし、ここはこれまでずっと行きたいと思っていた素焼きの島「クレット島」に行って、素焼き鍋を買ってこよう! と思い立ち、朝10時ぐらいに出発しました。

クレット島とは、タイを流れる大河チャオプラヤー川が分岐合流するポイントにある小さな中洲。バンコクから北に少し移動したノンタブリーに位置し、交通手段にもよりますが、だいたい1-2時間程度で行くことができる近場の観光名所だそう。

クレット島 | タイ国政府観光庁

ちなみにこのページの「アクセス」には、サートーンからロングテールボートをチャーターとありますが、交渉時のトラブルがわりと多いという噂を聞きます。サートーンから行くなら、チャオプラヤーエクスプレスでノンタブリーまで行って、そこからタクシーか32番バスを使うのがよいかと思います。

事前調査ではここに訪れるのはほとんどタイ人で、外国人はあまりいないということでしたので、ネットでそれなりに調べて向かいます。

スカイトレイン、バス、船

滞在していたのはBTSサパーンタークシン駅そば。

じつはサパーンタークシン駅のすぐそばにはチャオプラヤーエクスプレスという船が運航していて、ノンタブリーまではそれを利用すると行けるのですが、立地が近いせいもあって、船にはこれまでわりと利用していて。

せっかくなので、これまで乗り方がよくわからなくて敬遠していたバスを利用して行くことにしました。

サパーンタークシン駅→サイアム乗り換え→モーチット駅

BTSのシーロム線でバンコクの中心街サイアムまで出て、そこからスクンヴィット線で終点モーチットまで向かいます。

モーチット駅→パックレット

土日に賑わうことで有名なチャトゥチャック市場側の出口を出てすぐにあるバス停で、クレット島近くの桟橋があるパックレットまで向かう104番バスを待ちます。

と、思いきや、ちょうど駅の階段を下りきったところで目的のバスが出発してしまった……仕方がないので、次に来るのを待ちます。ちなみに時刻表などはありません。

ちょうどバスが出てしまった……

ここのバス停、次から次へとひっきりなしにバスがやってきます。バスの番号を見落とさないようにずーっと見ていると…….

次から次へとバスが来る

これは違う

これも違う

来た! 来ました104番バスが。

10-15分ほどの待ち時間でしたでしょうか。無事に乗り込みます。

暑さ防止でカーテンが閉められているので車内は薄暗い

ちょっとしたトラブル発生

バスに乗ると、車掌さんが料金を徴収しにきます。行き先を告げると、17バーツとのこと。手際よくチケットをもぎり、手渡してくれます。

バス代片道17バーツ

しばらくバスに乗って窓からの景色を楽しんでいると……突然バスが止まってしまいました。どうもエンジントラブルのよう。

運転手さんが何回か復旧を試みますが、奮闘むなしく最終的にはあきらめ顔。車掌さんがおりるように促し、乗客全員が道半ばでバスを下車することに。皆さんそのまま次のバス停(?)方面に歩いて行ってしまいました。

さて、みんなタイ人なので土地勘もあるだろうからよいですが、こちら外国人。初めて行く場所、初めて乗るバス。どうしたらよいのか……

仕方がないので、側道で休んでいた車掌さんに質問してみます。

「ここから近いバス停はこの次? その前? 近いのはどっち?」
「前のバス停が通り2つ分だから近いよ」

ということなので、歩いて戻ります。5分ほど歩いたでしょうか? 無事にバス停にたどり着き、次のバスに乗り込むことができました。

別のバスに乗り換え

パックレット→クレット島

終点パックレットに着いたあとは、クレット島までの船が出ている桟橋に向かいます。

目的地に到着。思ったよりバスは楽だった

道ばたはいろんな商店が

こんな鍋も売っていた

事前調査だと寺の境内を抜けた先に乗り場があるということでしたので、それっぽいものを目指して歩きます。

が、このとき歩いて行った先は、実は事前に調べていた寺ではない別の桟橋で。でも、こういうの見たら何となく寺だと思いますよね。

↓こういうの。

てっきり仏塔的なものだと思って進んでたら、ものの見事に間違い

桟橋から対岸をのぞむ。が、ここから見える対岸はクレット島ではなかった

そして脇を見ると大量のナマズが!

 

これがクレット島への渡し船? 写真で見たより小さいなあと思いつつ、船頭さんにこの船はクレット島に行く? と聞いてみると、「行かない」と。

こちらの渡し船ではなく

行きたいなら向こうの船に乗れと指をさされたのは、これ。

でかいエンジンを積んだボートタクシー(と言っていた)

ボートタクシー的な乗り物で、船頭さんとの交渉で行き先と料金が決まる模様。外は暑く、ここからまた正しい場所に移動するのも面倒だったので、話をしてクレット島まで行ってくれるようにお願いします。

交渉の末、結果的に看板に書いてあった参考料金の3/4ほどで乗せていってくれることになりました(タイ語の勉強続けててよかったとこういうときに思う)。

船頭さんに誘導され、船に乗り込みます。 揺れて怖い(笑)

船着き場に数艘待機していた

水面が近い!

近くでは川仕事をしているおじいさんが。のどか

このボート、細長い船の後尾に車(だよね?)のエンジンを載せ、その先にプロペラがついている船。びっくりするくらいのスピードが出ます。

実際初めて乗ったのですが、水面を飛び跳ねるように進み、これは楽しい!

猛スピードを出した運ちゃんは颯爽と戻っていく

道を間違えて仕方なく乗ったボートですが、結果的には良い体験ができました。

クレット島に上陸、そして鍋さがし

ついに桟橋から上陸。滞在先を出てから結局2時間ぐらいたったころでしたでしょうか。ちょうど上陸した地点のそばに、クレット島のシンボル的な仏塔が建っていたのでパシャリ。なぜこれだけ傾いているんだろう?

傾いて立っている白い仏塔

島内にはいくつかの寺が存在します

お参りをしている方も多い

この島はタイの一村一品運動で有名になったということで、タイ人で賑わっています。早速ぶらりしながらお目当ての鍋を探すことにします。

素焼きと菓子の島

クレット島は素焼きとお菓子で有名とのこと。

観光地でありながら、普段は普通に島民が生活をしていますので、ショッピングを楽しみつつ、日常的な生活も垣間見ることができる興味深い島です。

これは飲み物入れ。ジュースなど入れてストローをさして飲む

人で賑わう露店街がある一方で……

閑静な住宅街も

少し離れるととても静か

高床のおうち

花も綺麗に咲いています

ここで生活しているんだなと感じさせたポスト

ガネーシャ(のはず)

日常生活に信仰が根付いています

素焼きの彫刻

とても表情が豊かです

至る所に壺が

オリエンタルな雰囲気を醸し出しています

道案内板

島の人達で賑わうお店の入り口にかわいらしい人形が

お昼はこちらの店でパットシィウをいただきました

甘ダレをつけて食べる天ぷらみたいなのも有名だそう

これ、保健省が定めた衛生基準を満たしているという証の看板らしい

発見! 素焼きの鍋

さてさて、そんな感じで小一時間ほどぶらり、ぶらり。

そしてついに「あの」素焼き鍋を発見! ずらりと並ぶさまは壮観です。

ついに発見(ってほど奥まった所にはないけど)

サイズによって値段が少し違います

一番大きいので120バーツだった

ソムタムを作るときに使う壺もあった

気になるお値段は……80バーツほどから。いま1バーツがだいたい40円くらいなので、七輪と鍋をあわせて320円ほど。安い!

もちろん1組買いました。

ちなみにこの鍋はหม้อดิน(モーディン)というそう。

そのまんまですね(笑)

小型の鍋を容器にした食べ物も売ってました

しばし島内をぶらりぶらりしましたが、人の多さと暑さに参って島内一周は断念。行きに乗る予定だった渡し船に無事乗船し、その後は同じルートで帰路につきました。

ほんとはこっちの船で来る予定だった

しばし待って無事に乗り込む

対岸について。ここまで白い鳩は珍しい

 

ちなみに今回買った鍋はスーツケースに入らなかったので、手持ちで飛行機内に持ち込み。無事に日本に連れ帰ることができました。

 

この日の戦利品

こんどはこれを使って鍋Qしたい!

 

(文責・大崎)

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