今日で2月も終わりです。
寒い冬が終わり、これからうららかな気候の春がやってきますね。
季節の移り変わりは日本という“国”が持っている魅力の1つです。その季節、そのときどきにしか体験できないもの、味わえない素材など、さまざまです。
一方で、季節問わず楽しめる食材も多数あります。今回紹介するまだこもその1つ。まだこの旬は夏と言われることが多くありますが(とくに関西方面)、実際は通年で市場に出回り、さまざまな調理法で楽しまれ、たとえば関東地方では酢だこにして正月の縁起物としていただくことも多々あります。
「たこしゃぶ 紅れや 銀座コリドー店」さんでは、そのたこをしゃぶしゃぶでいただく“たこしゃぶ”が楽しめます。
まずは、昆布出汁のスープ。しゃぶしゃぶ用の鋳物の鍋で登場です。
最初に水菜や海藻など、緑ものをたっぷり入れます。昆布出汁に野菜の優しい味わいが加わります。
そして、これ。たこの登場。このまま刺身で食べても良いくらいの鮮度です。
あとはしゃぶしゃぶしていただくわけですが、ポン酢で食べてもよし、薬味を使ってもよし。
まずは緑の野菜・海藻に火を通します。
そしていよいよしゃぶしゃぶ。
ほんの数回、時間にして数秒、出汁スープにくぐらせたら完成です。
見た目的にも鮮やかな緑の中に、たこの白が映えます。そして、味も磯の風味が口の中に広がって最高です。
このたこ、さっぱりとしていてどんどん食べられちゃいます。
冬バテ対策にもばっちりのたこ
たこって冬バテ対策にもぴったりなのをご存知ですか?
暑いときの夏バテというのは良く耳にするかと思いますが、寒いこの季節には冬バテというものがあります。これは、寒さからくる屋内外の温度差からくる体調不良や、寒さによる血行不良、自律神経の機能低下のことで、暑さとはまた違った形で、冬の気候が人の身体に影響を及ぼすことを指します。
そんなときにこのたこが良いのです。たこには、疲労回復に非常に役立つ「タウリン」が豊富に含まれていて、さらにカロリーが低いため、胃などの内臓への負担が小さい食材です。そして、今回紹介したような野菜や海藻たっぷりのしゃぶしゃぶで食べれば、余分な脂質は取らず、野菜の栄養・滋養を吸収することができます。
冬はもうすぐ終わりですが、逆にこれからの季節は1日の中でも寒暖の差が激しくなるなど、体温管理が難しくなる時期でもあります。そんなとき、このたこしゃぶで体調管理をしてみてはいかがでしょうか?
気温差にも負けずに、鍋、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | たこしゃぶ |
店名: | たこしゃぶ 紅れや 銀座コリドー店(銀座) |
URL: | http://r.gnavi.co.jp/e544004/ |