こんな鍋が届きました
昨年末にある段ボールが届きました。「なんだっけな?」と開けてみたところ……。
「!!!!!」
「これはもしやっ!」
そう、昨年秋にネットで買った限定鍋。勝ったことすらすっかり忘れていました。
だいぶ前振りが長くてスミマセンw
こちらは、UHA味覚糖と鳥羽水族館がコラボしてつくった「味覚糖のど飴缶×へんな生きもの研究所」限定商品。その名も「味覚糖のど飴缶1缶とおまけのグソク鍋のセット」です。
期間限定品ですでに公式ページはなくなっていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
「グソク鍋」がおまけ UHA味覚糖と鳥羽水族館がコラボお菓子販売
ネットでこんな記事を読み、これは買わないと!ということで申し込んだ品でした。
ということでさっそく開けてみます。
パッケージ外観はこんな感じ。封止めしているシールがいい味を出しています。
開けると目に入るのが鍋の取り扱いについて。この鍋は、三重県四日市市の伝統工芸品「萬古焼(ばんこやき)」でつくられた土鍋です。
そしていよいよ登場。じゃーん。
あたりまえですが、鍋そのものは普通です。蓋にグソクムシの顔がプリントされているところがこの鍋の特徴。どことなくガンダムに出てきそうな雰囲気。
そして、こちら。これがこの商品の主役(のはず)の、のど飴。コーラ味です。
UHA味覚糖
http://www.uha-mikakuto.co.jp/
こちらは一人用の鍋なので、さっそく近くのスーパーで具材を調達し、一人鍋をつくってみました。今回はすき焼き風鍋。そこに、以前鍋、つつこ。でも取り上げ、個人的にハマった仙台麩を投入。
グツグツと煮込んで。
良い感じに煮込めました。このぐらいのサイズだと手軽に鍋を楽しめて良いですね 🙂
グソクムシって?
さてさて。グソクムシと鍋ってなんか不思議な組み合わせです。っていうか、UHA味覚糖さんはいろいろな取り組みをされていて面白いですね。アンバランスなバランス的な。
それはそれとして、実は僕自身グソクムシをはじめとした深海生物にすごく興味があって。昨年は、新江ノ島水族館のダイオウグソクムシはもちろん、沼津にある沼津港深海水族館に行ったりもしました。
なので、グソクムシにはかねてからもちろん興味があって。ちなみにグソクムシには、メディアで良く取り上げられるダイオウグソクムシやオオグソクムシ、ほか昨年秋に鳥羽水族館に展示されたメナガグソクムシなど、生息地域や生態によって個別の名称が付いている生き物の総称です。ちなみにグソクとは、戦国時代の具足(甲冑の足の部分に付けるもの)にその形が似ていることから付けられたそう。
実際の見た目に関しては、世間一般的にはグロいと分類されるものだとは思いますが、せっかくなので僕が沼津港深海水族館で撮影してきたものをちょっとだけご紹介します。こんな感じ。
サイズがわからなければダンゴムシみたいな感じですw
そうそう、ちなみにグソクムシに限らず、深海生物の展示を観るとき、水槽が全体的に赤い感じがしませんか?これにはきちんと理由があるんです。深海生物たちは赤色の光線を体感できることができないため(というか深海には赤い光線が届かないため)、極度の緊張などがなく、生活リズムが崩れないからだそう。なるほどー。それにしても、深海にいる生物、まだまだ未確認なものがたくさんいそうです。いつか科学がもっと進化して、深海探査機「江戸っ子1号」みたいなものに、公共機関と同じ感覚で乗れるようになったら、1日中深海散歩をしてみたいものです。
ダイオウグソクムシは食べられるのか?
深海生物が大好きなのでついつい鍋の話からそれちゃいました。話を戻して。
このグソクムシ、食べられるのか気になる方もいらっしゃいますよね。ダイオウグソクムシはさすがに数もいなくて(獲れなくて)食べられなさそうですが、オオグソクムシは日本近海でも獲れ、実際にグルメレポートなども上がっています。
写真を観るとなかなか衝撃的ですがw、味は良さそうです。でも、これだと限定ツアーなので一般的には参加できないのかなと思い、さらに検索をかけてみたところ。
なんと!ありました!以前、紹介した「珍獣屋」さんでも食べられるそう。材料が入り次第とのことなので、タイミングを見計らって行ってみたいです。
もちろん、いつか、この鍋を使ってダイオウグソクムシを主菜としたグソク鍋を食べてみたいと思います(買えるのか?w)。
(文責・馮)