大寒波到来の日本列島。外に出たとたんに凍り付くような寒さの中、なにが必要かって鍋ですよ鍋。
温かい鍋に日本酒などを合わせると、寒さでかじかんだ手足やこわばった体が一気にほぐされますよね。ついでに心もあたたか。鍋をつつくといいことばかり!
ということで、今回は埼玉県人の心の街、池袋西口そばの「莫莫居 鶯 (ばくばくきょうぐいす)」さんで鍋をつついてきました。
まるで日本の冬景色?
こちらのお店はジャンル的には居酒屋のようですが、なかなかどうして豊富な鍋メニュー。
- ハーブ三元豚の常夜鍋
- 莫莫火山鍋
- 葱とやわらか煮豚のとろろ鍋
- 鶏つくねの香味揚げ辛味噌ちゃんこ鍋
どれも捨てがたかった(特に火山鍋が気になった!)のですが、今回は名前的に惹かれた「葱とやわらか煮豚のとろろ鍋」をオーダー。さっそく店員さんが持ってきてくれました。
具材は白菜・玉葱・にら・煮豚。スープも少なく見え、ぱっと見がぱっとしない鍋に、うーん外したかも? と思わず不安に。
すると少々お待ち下さいと店員さんが一度引っ込み、あるものを持ってきてくれます。
おお、そういえば「葱とやわらか煮豚のとろろ鍋」と銘打っているものの、まだ煮豚しかありませんでした。ここで葱ととろろが登場です。「鍋が煮たってお肉に火が通ったら上にかけて食べてください」とのこと。ふむふむ。
火をかけてしばらくすると、野菜の水分が出てスープの水位が上がってきます。なるほど、最初にスープが少なく見えたのはこれを計算してたんですね。
煮えてきたところで、店員さんの言うとおりに葱とろろを回し入れます。お、なんかいい感じ! 雪が降って積もった感じに見えなくもない! 温かいのに冬を感じさせる鍋、斬新です。
さてできあがったところで、いただきまーす!
生姜の利いたスープで煮立てた豚肉がとろっとして美味しい! そしてとろろのトロトロ感がまたこれによく合い、さしずめトロトロ二重奏といったところ。
生姜と葱の組み合わせは言わずとしれた日本古来からの冬の健康食。冷えた体がぽかぽかしてきます。これは酒のせいだけじゃないはず。
夢中でつついていたらあっという間になくなってしまいました(笑)
鍋で風邪知らず!
冬のカラダを温める野菜といえば、今回の葱、生姜以外にもにんじん、じゃがいも、玉葱、大根といった根菜類に代表されるようにいろいろありますね。
こうしてみると、どれも鍋に合う食材ばかり。
みなさんも鍋をたくさんつついて、この冬を風邪知らずで乗り切りましょう。
寒さに負けずに、鍋、つつこ。
(文責・大崎)
今回つついた鍋
種類: | 葱とやわらか煮豚のとろろ鍋 |
店名: | 莫莫居 鶯 (ばくばくきょうぐいす) 池袋店 |
URL: | http://r.gnavi.co.jp/a106200/ |