いよいよ12月が目前ですね。だいぶ冬っぽい寒さが続くようになってきました。
さて、そんな師走間近の11月26日。さいたま新都心駅そばのけやきひろばにて「茨城あんこうフェア2014 in けやきひろば」が開催されていたので、移動のついでに(主にあんこう鍋目当てで)ぶらりぶらりとしてきました。その模様をお伝えします。
ちなみにあんこう鍋といえば、鍋、つつこ。でも過去にど派手な鍋をつついています。
数ある鍋の中でも、あんこう鍋にある種の憧れ的な感情があるのは私だけでしょうか。
早く食べたいという気持ちを抑えつつ、会場に向かいます。
当日はあいにくの雨。気温も天気アプリでの表示が9℃の上に立地的にビル風も強く、イベント主催側としては頭の痛い悪条件だったと思います。
イベント告知ページのタイトルが【(雨天決行ただし荒天中止)【11/26】今年もやります! 「茨城あんこうフェア2014 inけやきひろば」】となっているところ、ギリギリまで何とか開催しようという意図が見えて微笑ましかったです。
「茨城あんこうフェア2014 in けやきひろば」って?
このイベント、茨城の冬の味覚の代表格「あんこう鍋」を多くの人に知ってもらおうと茨城県観光物産協会さんが主体となって運営しているイベントのようです。
このイベントの目玉は2つ。
約2時間間隔で計4回行われる「あんこうの吊るし切り」と、これまた約2時間間隔での持ち回りとなる大洗町、北茨城市、日立市、ひたちなか市、水戸市の茨城県5市町がそれぞれに振る舞うあんこう鍋。
ほかご当地グルメの販売など、雨の中10ほどのテントが所せましとならんでいました。
基本的に鍋目当てで来ていますので、早速鍋を、、、と思いきや。すでに初回販売分は売り切れている模様。係の人に聞いてみると「あっというまに無くなりました」とのこと。あんこう鍋恐るべし。
初めて見たあんこうの吊るし切り
無くなってしまったものはしかたが無いので、次の販売時刻まで待つことにします。が、ここは運営側がうまくスケジュールを組んでいて、待っている間にあんこうの吊るし切りイベントが組まれていました。
実は吊るし切りを実際に目の前で見るのは初めてです。
※以降、人によってはグロテスクと感じる写真が続きますので、閲覧にはご注意ください。
3本の木でくみ上げられた吊るし台にあんこうが吊るされます。すごい。吊るし切りは北茨城市の担当ということで、女性の方が実演してくれました(解説はその方のお父さんだそう)。ここからは一気に写真でどうぞ。
最初はぷっくりしていたあんこうがあっという間にスリムになっていく様は壮観です。
あんこうの重さを利用して捌くとのことで、ただ単にパフォーマンス重視で吊しているわけではないもよう。ふむふむ。
お目当てのあんこう鍋を食す
そんなこんなで吊るし切りのパフォーマンスが終わると、間髪入れずに水戸市によるあんこう鍋配布が始まるよ、とのアナウンス。いい運営ですね。
では並ぼうと振り向くと、写真を撮っているのに夢中になっている間に、いつのまにか長い行列が。さっきまでこんなに人がいなかったはずなのに。あんこう鍋の魅力、恐るべし。
が、思ったよりもスムーズに列は進みます。ほどなくして一杯100円という破格値であんこう鍋をゲット!
アナウンスによると水戸市のあんこう鍋は濃厚な醬油味ということで、食べてみると確かにしっかりした味付け。が、しょっぱすぎることもなく、たっぷりのあんこうの身の磯の香りを楽しみつつ、雨で冷えた体はすっかり温まりました。
ちなみに食べ終わり時点でまだ30食余っているとのアナウンスがあったので、もう一杯。でも支出はたったの200円。大満足でした。
お土産ももらった
「ぜひあんこう鍋の感想を」と係の方に促され、アンケートに協力させてもらいました。簡単なアンケートにもかかわらず、お土産に大洗町のちりめんをいただきました。ラッキー!
おまけ・鍋、つつこ。と一緒に写真を撮ってもらいました
さて、冒頭で5市町が参加と書きましたが、そのうち日立市から「日立さくらメイツ」さん、水戸市から「水戸の梅大使」さんがいらっしゃったので、iPadで表示した鍋、つつこ。のトップページとともに写真を撮らせていただきました。
雨の中、ありがとうございました&お疲れさまでした!
日立さくらメイツさん
水戸の梅大使さん
季節柄、こういった鍋ぶるまいの屋外イベントが増えています。皆さんの近場でこういったイベントが開催されていたら、ぜひ足を伸ばしてみては?
鍋を求めて、鍋、ぶらり。
(文責・大崎)