馮です。こんにちは。
僕たち鍋、つつこ。の活動もだいぶ幅広くなってきました。
とくに3月は
などなど、鍋のオープン化に取り組んできました。
あれ?そもそもの「鍋をつつくことは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ご安心を 🙂
この間も、本家鍋以外にさまざまなコソ鍋をつついて食べています。ということで、これまでたまった鍋を順番に第放出!
瀬戸内の穴子を鍋で
直前のコソ鍋弐拾壱・弐拾弐・弐拾参では、名古屋の鍋を紹介しました。その流れで、広島への出張にも行ったので、今回から二回に分けて広島でつついた鍋を紹介します。
まずは、「月あかり」さんの穴子鍋。
広島は瀬戸内海に面しており、さまざまな魚介を楽しめる地域です。瀬戸内穴子もその一つ。広島では、とくに穴子飯が有名です。
今回お邪魔した月あかりさんは、瀬戸内の旬の炙り料理が有名なお店で、さまざまな料理を堪能しました。その中の一つが、この穴子鍋です。
タレをつけて焼いた穴子を、和風の出汁とゴボウで煮込み、さらっといただくというもの。
タレをつけて焼くことで穴子そのものの旨味にタレの味と香ばしさが加わり、そこにゴボウの独特の風味が混ざることで深い味わいが楽しめました。
焼いたものを煮込む。つつく。
今回の穴子鍋、面白かったのが「焼いた」穴子を「煮る」というスタイル。たいていの鍋は、素材をそのまま煮込む、あるいは手を加えるとしてもつくねのように下味をつけたものを煮込むといったスタイルです。
この穴子鍋は、そうではなくて、すでに「焼く」という調理をされた具を、さらに煮込みました。完成品にさらにもう一工夫する、できる。これは、鍋が持っている自由度のなせる技なんじゃないかと思います。料理に求められる香ばしさを上手に表現している鍋のように感じました。
ちなみに、この穴子鍋、鍋、つつこ。として初となる広島の鍋です。こういう鍋に出会うと、日本の鍋の世界はまだまだ広いなーと思います。
これからも日本全国、つつこ。
(文責・馮)
今回つついた鍋
種類: | 穴子鍋 |
店名: | 月あかり(広島) |
URL: | http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34000352/ |