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[鍋、ぶらり。]第壱幕:無計画も悪くない。上野から合羽橋へ

こんにちは。大崎です。
今回は「鍋、ぶらり。」のスタートからお昼までの流れをお伝えします。

そもそも「鍋、ぶらり。」ってなに? というかたは、こちらをどうぞ。
[鍋、ぶらり。]第壱幕:合羽橋をぶらり。鍋、鍋、鍋…、ときどきおたま。

計画なしの、ぶらり旅

鍋、つつこ。の新しい企画とあって、さぞ綿密な計画を立てていたのでは……?
と思いきや、この日決まっていたことは実は以下の5点のみ。

  1. 10:30にJR上野駅公園口で待ち合わせ
  2. かっぱ橋道具街までは歩いて行く
  3. お昼は田原町のお好み焼きの老舗「染太郎」さんで食べたい(予約無し)
  4. 合羽橋をぶらぶらする
  5. 18:00に渋谷「ゆるり屋」さんで第伍鍋を開催(予約有り)

あとは行き当たりばったり、のんびり行こうよという感じのぶらり旅。

太陽が輝きつつも、春一番で若干寒さを感じる中、いざ公園口から出発です。

鍋、ぶらり。第壱幕スタート。JR上野駅の公園口で記念写真。

東京文化会館の脇を人の流れに乗ってぶらり開始。

と、5分ぐらい歩いたところで誰ともなく

「道、わかります?」 ・・・・・ 「いや?」

ここでGoogleMapsを見て、そもそも合羽橋方面とは反対方向で待ち合わせていて、かつ反対方向に進んでいたことに初めて気づきます(馮曰く、彼はイチロー・松井クラスの方向音痴。大崎は方向感覚には自信があるものの、そもそもナビゲートする意思がなく他力本願)。

とはいえ別に細かいタイムスケジュールがあるわけでもなし。

せっかくなので不忍池の方まで行ってみようということで、恩賜公園の脇を抜けてそのままぶらりぶらり。

不忍池で八百万神に想いを馳せる

そんなこんなで到着した不忍池。ここで期せずして意外なものたちに出会います。

ふぐ供養碑

スッポン感謝之塔

鳥塚

庖丁塚

めがね之碑

めがねはさておき、食材になる動物たちを祀る碑や、調理器具を祀る碑がメンバー三人を出迎えます。
鍋にまつわるエトセトラを巡る「鍋、ぶらり。」のオープニングに相応しい出会いに、メンバーのテンションが上がります。

一方で周りに目を移すと、ちょうど季節の移り変わりを感じることができ、これまたぶらり感を盛り上げてくれます。

最近の暖かさにつられて咲いた桜。日本の心。

葦の群生

ところで。

不忍池には葦が群生していますが、みなさんは「葦」をなんと読むでしょうか?

正しくは「あし」ですが「よし」という読み方もあります。

「あし」が「悪し」を連想させるいわゆる忌み言葉であることから、逆の意味の「善し」となるように言い換えた読み方です。
先ほど登場したふぐ供養塔の「ふぐ」も「不遇」を連想させるため「福=ふく」と言い換えたりしていますね。

こういった言霊信仰から生まれた言い換えや、さきほど紹介した食材となった動物たちや道具を祀る碑などを見ると、身の回りの全てのものに神が宿るという八百万神の考え方が日本人の奥深いところにあるんだな、改めて感じます。

御徒町を抜けて合羽橋へ

不忍池と桜を満喫したところで、いよいよ合羽橋へ向かいます。

恩賜公園の入口の桜は見事だった

出発時点で逆方向に行ってしまっていたので、京成上野駅方面へ移動して恩賜公園の入口をまわって御徒町方面へ。

アメ横はまだ時間が早いせいもあって活気はイマイチ。

途中で見つけた顔出しパネルで記念撮影をしつつ、春日通りに抜けていきます(今思うと、わりと遠回り)。

妙にハマっている二人

満面の笑みでぶらり、ぶらり。手に持っているのは軽めのアルコール

有名すぎるおじさん。その目はどこを見据えているのか?

ということで合羽橋の入口、有名なコックさんの像に到着。

良い感じの時間(この時点で11:40ぐらい)なので、まずは腹ごしらえを……ということでお昼ご飯を食べに田原町のお好み焼きの老舗「染太郎」さんに向かいました。

田原町のお好み焼きの老舗「染太郎」さん

ぶらり途中で出会った昭和の香り

平成生まれのメンバー日菜子とは一回り半ほど年代の離れたメンバー馮と大崎。昭和生まれ(49-50年)の2人としては懐かしい風景がたくさんありましたので、さらっと紹介。

潔い看板のカレー屋さん

あげぱんで給食と世代間ギャップの話に花が咲く

スナックの看板

ひで吉にコンボイ。音からして昭和感満載

 

10:30に出発し、お店に入ったのがちょうど12:00。のっけから濃い1時間半でした。

お昼ご飯の様子は次回のレポートで!

 

(文責・大崎)

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