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[第弐鍋]ぜんぶ雪のせいだ。ただし、一部を除く。

こんにちは、日菜子です。

今月は、二度もひどい雪がありましたね……。私の家はひどく雪が積もったため、車のワイパーが折れました。

「ドスコイ酒場 西海」さんの玄関。表札が素敵。

第弐鍋は、予報で三度目の大雪が降るとされていた2月19日水曜日に決行しました。お邪魔したのは、武蔵小山駅近くの「ドスコイ酒場 西海」さんです。

「鍋、つつこ。」では、三日前(ぐらい)に振替の日を決め、開催中止を決定するタイミングなどを話し合い、何が起きても大丈夫なように念入りに準備。とはいえ、その日にどうしても食べたいという思いは変わりませんでした。すると雪の予報が木曜日に一日ずれ、最終的には雪が降らなくなり、「ぜんぶ雪のせいだ。」と言わずに済んで良かったです。食い意地が南岸低気圧に勝ちました。

王道の鍋、ちゃんこ

色鮮やかなちゃんこ鍋

第弐鍋は王道鍋といってもいい「ちゃんこ鍋」をつつきました。

「ちゃんこ」とは、本来、相撲部屋において、力士(ちゃんこ番)の作る手料理をすべて指すが、その中でも特に人口に膾炙しているのが、このちゃんこ鍋である。
(Wikipedia「ちゃんこ鍋」概要より引用)

「ちゃんこ」の起源については諸説あるので、ここでは割愛します。

「鍋、つつこ。」の鍋の選び方

味噌味のちゃんこをつつく

「鍋、つつこ。」がどのように鍋を選んでいるか気になる方も多いと思うので、今回、第弐鍋の決定を例に紹介します。本邦初公開!これから鍋宴会を考えている方、初めての幹事で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

予約は忘れない

当初、第弐鍋では「海鮮系の鍋が食べたいね!」ということで話が進み、「鮟鱇(あんこう)鍋」をつつく予定でした。「鮟鱇」から「ちゃんこ」になった理由は、予定していたお店を私が二週間前に予約をするのを忘れたからです。気がついたら予約が三月末までいっぱいだったので、急きょ「ちゃんこ鍋」に変更となりました。幸い「絶対鮟鱇がいいんだ!」という声が出なかったので助かりましたが、予約は忘れてはいけません。
(と思っていたら、どうも本当は鮟鱇鍋をつつきたかったらしい馮さんがその後コッソリ行ったようです。次のコソ鍋を準備中のよう。「鍋、つつこ。」は気を抜くと次の展開が始まっています)

リマインドも忘れない

幹事をしている場合、自分で予約を取ることがほとんどです。最低でも一週間前には予約の確認をして、参加者にもリマインドをすることをお勧めします。この時点で悪天候の予報がある場合には、開催決定の判断の基準や緊急連絡先を伝えるなどできるかぎり不安な要素に対して対策を練っておくことが大切です。

ちなみに、今回のお店がある武蔵小山、私と大崎さんは武蔵小杉と勘違いしていました。リマインドは送って・受けて終わりではありません。きちんと確認することが一番大切ですね。

おいしいならそれでいいじゃないか

「鍋、つつこ。」設立時点では、まずはよく知られている、一般的な鍋から食べていく計画でした。ところが第壱鍋から「マタギ鍋」と、純和風ではあるものの、よく知られている鍋ではありませんでした。さらにコソ鍋も変化球的な鍋が多く。三人とも意識のどこかで「王道の鍋」への思いがあったところ、今回は「ちゃんこ鍋」をつつくことが決まったので、結果としては良かったかなと思っています(笑)

参考までに、三人が揃って食べる鍋の決め方をご紹介します。

決め方には大きく二つのパターンがあります。一つは、個人的に気になった鍋をどんどん共有し、その中から選ぶ方法。現状は、Facebookグループに専用スレッドをつくり、個人個人が思いついたとき気ままに書き込みます。その中から、食べたいと思ったものを選ぶ方法です。もう一つは、こういう味が食べたいという、「味」からアプローチする方法。三人がそれぞれのつてと経験(とおもにGoogle)を使い、その要望に適した鍋を探して食べるというものです。

今回の「ちゃんこ鍋」は後者の方法からスタートし、店選びに至りました。

今後はメンバーがおいしそうな鍋、食べたことのない鍋を見つけてみんなで食べるという風になっていくかなと個人的には感じています。

「○○でごめんね。」の耳たこ感

酔いも回ったころ

鍋の決め方からも分かるように、「鍋、つつこ。」はどんどん意見を出さないと生き残っていけないシビアな団体です。私は「おいしいなら何でもいいかな」、「三人で食べられれば何でもいいかな」と思っているので「二人がOKならOK」というスタンスです。なので、このグループの中で生き残れないタイプとも思っています(笑)

そんな私を心配してか鍋を食べて酔っぱらうたびに、「僕ら二人が面倒くさくてごめんね」と言うのが大崎さんです。僕ら二人というのは、馮さんと大崎さんということみたいです。私はそれを言われるたびに「特に面倒だとは思っていない」「三人でご飯が食べられれば何でもよい」ということを丁寧に説明しているのですが、何度となく聞いてくるのでなかなか大崎さんは理解していないようです(馮注記:単に酔っ払ってるだけ)。

一緒に「鍋、つつこ。」をやり始めた時点で、「面倒」とは思っていないと分かってほしいです(馮注記2:本当に酔っ払ってるだけ)。

「面倒くさい」とはどういうことなのか

たいそう面倒である。いかにも面倒に感じられる。わずらわしい。めんどくさい。
(goo辞書「面倒臭い」より)

辞書の意味を確認しながら、自分に「二人に対して面倒臭いとは思ったことはありますか?」と問いかけても「いや、特に面倒と思ったことはない」という答えしか返ってきません。

人が人に対して面倒だなと思うときは、好きでもないのに世話をしなければならない「義務」が発生する場合だと思います。「鍋、つつこ。」では義務は発生していないので私にとって面倒な要素は一つもありません。

鍋が好きでやっている

私たちは、好きで鍋をつつき、食べています。鍋をつつくこと・食べることが至上の目的なのです。鍋がおいしく食べれるのであれば、傍からみれば煩雑なプロセスも瞬殺できます。

自由度が高い

「鍋に絡む企画であれば、なんでもOK」にしてあるので、各人好きなことができます。鍋の味付けだって好きなものを選ぶことができるし、好きなおかずだって食べることができます。できないことなど、ほとんどありません。好きなことなら、煩雑なプロセスも何とやらです。

いずれは簡略化する

煩雑なプロセスも何とやらですが、さすがに毎回そのステップを踏むとなると疲れてしまいます。三回ぐらいやると簡略化できる部分も明らかになってくると思うので、だんだん力をかけずに鍋を食べられるようになります。

最近はFacebookグループに加えてサイボウズLiveを使って予定を管理するなど面倒な要素を減らしつつも、現状では「遊び」の部分を大切にしようとしています。

遊びとしてのバレンタインチョコ

こうして、今回の第弐鍋でもあらかじめ予定していたテーマはどこかに飛んでいきました。これは、「ぜんぶ雪のせいだ。」。

みんなが楽しいなら、なんでもよいかなと思います。

おいしく楽しく、鍋、つつこ。

今回つついた鍋

種類: ちゃんこ鍋(味噌)
店名: ドスコイ酒場 西海(東京・武蔵小山)
URL: http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13008362/
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