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[コソ鍋・漆]ぜんぶ雪のせいだ。鍋のオノマトペについて考える

昨日は本当にすごい雪でした。

発表によれば東京で27センチの積雪を記録したのは45年ぶりだとか。1969年以来。
1969年と言うと僕はまだ生まれていなく、調べてみたところカネやんこと金田正一氏が400勝を達成した年でした。

そんなこんなで都内はどこもかしこも雪化粧。写真でその様子を。

駐車中の車もすっかり雪化粧。

雪の池上本門寺。神秘的。

「押すなよ、押すなよ」。

ちなみに、微笑みの国タイ・バンコクに出張中だった大崎さんからは「今日も暑い!」なんていうポストが同じタイミングで届くあたりは、インターネットやWebっておもしろいなと改めて思います(無事今朝方羽田空港に到着・帰国した模様)。

で、本題の鍋。本来ならば夜に友人たちと和気あいあいと鍋をつつく予定でした。
しかし、雪の影響で交通機関が乱れ、残念ながら中止に。

ぜんぶ雪のせいだ。」((c)JR東日本)

ちょっと言ってみたかっただけです。

もつ鍋

これで終わってしまったら「鍋、つついてないやんけ!」というツッコミをいただきそうなので、前日のランチに食べた「韓国もつ鍋定食」をご紹介します。前回、一人鍋のことを書きましたが、これも見た目は一人鍋。でも、三人いたから一人ではない!(日菜子女史に提案審議中)。

韓国もつ鍋定食。あらかじめ麺が入っていて、中にはプルプルのもつがいっぱい。

ランチスタイルとして、一人前の形、しかもはじめから〆のラーメンが入った状態で出てきて、「鍋」という名称。ますます「鍋」の定義が難しくなるわけです。もはや「鍋」ってなんなんだ。

食べてるときはそんなことを気にせず、アツアツプルプルのもつを美味しくいただきました。

「ぐつぐつ」「くたくた」――鍋から広がるオノマトペ

今回、このブログ初となる動画をご紹介します。こちらをご覧ください。

映像を見るだけでもアツアツ感が伝わってきますよね。そしてこの状態。「ぐつぐつぐつ」……そんな擬音がピッタリではないでしょうか。

鍋には「ぐつぐつ」、あるいは先日の「[第壱鍋]鍋とは共産主義の一種の発現である」でも書かれていた「くたくた」などさまざまなオノマトペ(擬音語・擬態語)があります。こういうのって気が付かないうちに覚えていて、いつのまにか自然に使っていますよね。

「鍋をつつく」という一つの行為は、目の前にあるものをつつき、よそおい、食べるわけですが、そこにある触覚や味覚、視覚以外に、聴覚も大きな影響を与えていることの裏付けではないかと思います。

今回、僕は鍋の表現として「ぐつぐつ」「くたくた」を使いましたが、探していけばもっといろいろありそう。もしご存知でしたら教えてください。

そういえば、雪のオノマトペとしては「しんしん」という表現がよく使われます。

さっ、ユキニモマケズ、鍋、つつこ。

(文責・馮)

今回つついた鍋

種類: 韓国もつ鍋
店名: TEJI TOKYO modern korean restaurant(渋谷)
URL: http://www.teji-tokyo.com/restaurant/shibuya/
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